来週で上半期が終わりますね。10月からは労務に関して変更になる点がいくつかあります。特に影響のない企業もおありのことと思いますが・・・・。
◆育児介護休業法の改正施行◆
改正内容は割愛しますが、弊所でも作成(依頼)ラッシュ!
◆社会保険被保険者の段階的拡大◆
年金事務所から案内文書が届いていると思いますので、対応
準備はお済みかと思いますが・・・
被保険者が101人以上いる企業は、以下のすべてに当てはま
る短時間労働者について加入義務が生じます。
★週の所定労働時間が20時間以上
★報酬の月額が88,000円以上
★継続して2か月以上雇用見込み
★学生でないこと
さらに2年後のR6.10からは被保険者数51人以上の企業に対象が拡大されます。
◆最低賃金の改定◆
北海道の最低賃金はR4.10/2から31円アップの920円
となります。(派遣労働者は実際に就業している派遣先の都道
府県の最低賃金が適用されます)
◆雇用保険料率の変更(UP)◆・・・・お間違えなきように!
<一般の事業>
★労働者負担率 3/1000 ⇒ 5/1000
★事業主負担率 6.5/1000 ⇒ 8.5/1000
また、先日厚労省のサイトに来年度に適用される派遣の“労使協定方式”による場合の賃金水準が公開されました。
「同種の業務に従事する一般労働者の賃金水準(令和5年度適用)」
最低賃金が上昇していますので、当たり前かと思いますが、ほとんどの職種で軒並み上がっている印象です。
派遣事業を行っていない企業ですと何のことかわかりませんよね?でも、掲載されている統計から職種別・経験年数に応じた賃金相場を知ることができますよ。
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