5日、厚生労働省の発表によると、
2011年の国民年金保険料の納付率が58.6%と、過去最低を更新したとのこと!納付率の低下は6年連続です。
1996年までは80%を超えていたのですが・・・・・・
ここまで低下すると、「国民皆年金」とは言えないのでは・・・
納付率低下の要因・背景として、
・若い世代での非正規労働者の増加
→月額約15,000円の保険料支払いが困難
・年金制度及び行政組織に対する不信感・不安感
などが考えられます。
同じ日に、2010年「世帯所得」の調査報告も発表されています。
2010年の1世帯当たりの平均所得は538万円と1987年以来の低水準。
1997年以後一貫して減少が続いています。(ピークは1994年の664万円)
ここでも、所得低下の要因として、非正規労働者の増加を挙げる向きが多いことでしょう。
消費税議論も必要でしょうが、
デフレ脱却・経済活性化に道筋をつけてほしいものです。
「失われた20年」が「失われた30年」とならないように
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