ご存じだと思われますが

 

同じレースでも2輪と4輪では、

 

その人気、観客動員数は、

 

4輪に対し2輪は、全くお話にならない状況です。

 

それは、漫画やアニメでも変わらず

 

4輪の漫画などは、

 

一般人から馴染みのない

 

フォーミュラーを題材にしながらも

 

人気があるのです。

 

それも 昭和風な いきなり天才が現れて

 

いきなり「F1」で大活躍という

 

シンデレラストーリーでは、なく

 

現実的なレースの世界を描きつつ

 

人間ドラマも織り交ぜながら

 

下位クラスから泥臭く上を目指す、

 

おまけに 日本人が大好きな

 

その先の大活躍は、見せずに終了・・・

 

なのに 人気がある。

 

レース漫画の金字塔 「カペタ」でも

 

レーシングカート、全日本F3、ユーロF3など

 

僕なんかが全く知らない世界でも

 

恐ろしく その世界に引き込まれしまう。

 

 

同じく 昨年放送されたアニメ 「オーバーテイク」

 

こちらは、更にマイナーな「F4」を題材にしながらも

 

高い評価を受けた作品であります。

 

作中の台詞にもあったんですが F4なんて

 

「若手の育成か金持ち親父が趣味でやってるレース」なんですよ

 

それでも あれだけ引き込まれ

 

時には、涙してしまうのは、

 

やはり しっかりしたストーリー、制作陣の質でしょうね。

 

後、カペタもそうだけど

 

全てのキャラクターがいい!

 

 

そして あるのは、知ってるけど

 

敢えて 興味を示さなかった

 

現在 唯一の2輪レース漫画

 

「トップウGP」

 

友達が貸してくれたので 一通り読みました。

 

まさに・・・

 

宇宙人レベルの天才少年が展開する

 

シンデレラストーリー

 

ミニバイクレースから あっという間にmoto3ライダー(現在)

 

そして 直ぐに勝ちます。

 

一回は、とりあえず負けます

 

そして 2回目には、弱点を克服して勝ちます。

 

泥臭さ0です

 

ライダーとしての苦悩を描いているような描写は、無いです。

 

まぁ motogpは、こんな感じで

 

レース進行されてるっていうのは、

 

わかりやすい。

 

motogpをわかりやすく漫画で紹介的な作品かな。

 

今後の展開は、わかりませんけどね。

 

1話は、レプソルホンダからmotogpのグリッドに

 

並んでいるシーンから始まり

 

それ以降は、そこまでの記憶ですから

 

もう 成功することすら 約束されているという・・・

 

ただ

 

車両の描写は、素晴らしいです!

 

 

そして・・・・

 

何故 見てるのか自分でもわからない作品

 

「ハイスピードエトワール」

 

 

わかりやすくいうと

 

未来の次世代フォーミュラーレースみたいなもので

 

まぁ~オタクが好きそうな

 

萌え萌え巨乳美少女やロリ顔美少女、エロい美人姉さんがドライバー

 

一応男のドライバーもいますけどね。

 

もう レース内容は、ペラペラのすっからかん

 

ただのオタク向けレースアニメというのが僕の評価です。

 

ただ

 

ただね

 

どうしても見落とせない点があるんですよ このアニメ。

 

それは、スーパーフォーミュラーをはじめ

 

有名な一般企業が多く協力しているのです。

 

スーパーフォーミュラーは、たぶんレースシーンの監修、

 

一般企業は、各チーム、マシンのスポンサーとしてです。

 

ちゃんと企業ロゴがマシンに貼られています。

 

凄くねぇ~?

 

 

そこなんですよ!

 

アニメであれ

 

これだけの 企業が多く協力参入している点が

 

アニメだけにとどまらず

 

4輪と2輪の違いなんじゃないかと。

 

先の「トップウGP」も

 

強力企業は、あります

 

アライヘルメット、ダイネーゼジャパン、ホンダ 他・・・

 

漫画に製品やロゴを使用しても良いですよという

 

協力なんでしょうけど

 

その業界の企業だけなのと

 

一般企業では、その差は、大きいです。

 

これを 本当のレースのスポンサーとして考えれば

 

ご理解いただけるはずです。

 

僕がこのアニメを見ているのは、

 

どのポジションにいるキャラクターが駆る車両のどこに

 

どこのスポンサーのロゴが入っているかだけを見ています。

 

だから ほぼ 内容は、頭に残っていません。

 

仮にですけど

 

「初音ミク」のように

 

この作品がラッピングされたマシンが

 

スーパーGTやスーパーフォーミュラーに出てきても

 

全く不思議じゃありません。

 

2輪のレースを盛り上げたいって、

 

新しい客層、若者をサーキットへ!

 

業界の人間なら誰でも 思うことです。

 

でも 一般メディア協力無くしては絶対無理!

 

こないだ 古いレース仲間と呑んでいたんですけど

 

その時 そいつが こう言うんですよ、

 

「俺らがレースやってた頃ってさ

 

卓球なんて 誰からも「ピンポン」って認識で

 

自分がやってても 恥ずかしくて

 

胸張って言えないスポーツだったじゃない?」

 

「それがさ 今じゃ メディアに凄く取り上げられるし

 

誰それ 有名な選手もいるやん

 

試合会場もかっこよくなってるし

 

僕 「卓球」やってますって 

 

言える世の中になったよね~」

 

「それに比べて え?何?今のレース界って・・・」

 

「鈴鹿でも予選落ち無し? へぇ・・・・」

 

「何でこうなっちゃったんだろうねぇ・・・・・・・・・」と。

 

まぁ 結局のところ

 

卓球って球技をここまでに 押し上げたのは、

 

一般メディアです

 

「福原 愛」ちゃんで お茶の間に浸透させ

 

後は、日本人お得意の勝ったら馬鹿騒ぎ。

 

野球、将棋、ラグビー、ゴルフ 何かようわからんけど

 

勝った、打った、名人になったら

 

喜び騒ぐ民族 日本人。

 

僕は、レースの事をよくもわからずに

 

ただ騒ぎたいだけで観てもらいたくは、ないですね

 

しかし 観てもらわなくては、その良さもわからない

 

モータースポーツというのは、

 

誰がどういおうと 一番カッコイイ スポーツに決まってる

 

そんなの子供達に見せたら一目瞭然

 

なのに 未だバイク=暴走族なんて

 

チンパンジーもびっくりな思想に

 

2輪のレースが盛り上がるなんて期待は、

 

1mmも出来ないのであります。

 

だから 諦めましょう。

 

今 レース観てる、やってる おじさん、おばさんが

 

死んだら この世から2輪レースは、無くなると思います。