日本むかしばなし 6巻

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日本むかしばなし5巻

 

覚悟を決めた 1996年が明け

 

鈴鹿選手権第1戦は、1月に開幕する。

 

鈴鹿選手権は、鈴鹿フルコースと

 

フルコースを半分に区切った東コース、西コース、

 

フルコースに隣設する南コースの4コースを使用した

 

全7戦で行われる。

 

参加するクラスやその年によって

 

コースの組み合わせは、違ってくる。

 

今年のSP400クラスは、

 

第一戦 西コース

第二戦 西コース

第三戦 南コース

第四戦 フルコース

第五戦 フルコース(4耐)

第六戦 フルコース

第七戦 フルコース

 

序盤は、ハイスピードレイアウトの西コースが続き

 

カートの世界選手権に使用される

 

テクニカルコースの南コースを挟んだ後

 

最終戦までフルコースがメインとなる組み合わせ。

 

覚悟を持って挑むとはいえ

 

正直 僕自身に変化があったり、

 

加えたりしたわけじゃなかった。

 

どちらかと言うと いつもと変わりなく

 

毎年恒例のレジャーシーズンが始まった・・・そんな感じだし

 

勿論 そんな自分が昨年以上の事を

 

成し得るなどとは、思えるはずもない。

 

やった事といえばレースをするうえで

 

不足していたハード面を充実させたぐらいで

 

肝心なソフトはと言うと、  ・・・な感じだろう。

 

そんなだから期待もなければ

 

不安もない、そりゃそうだ 

 

当時の自分は、知ってか知らずか

 

単にレースを止める「口実」を用意しただけなんだから。

 

いつも通りやってれば 勝手に月日は過ぎて

 

レーススケジュールを全て消化し終わった後

 

少し後ろ髪を引かれる想いをしながら

 

鈴鹿の街を去る・・・

 

その時の僕が描けたビジョンは

 

きっと その程度だったはずだ。

 

 

 

そして迎えた 鈴鹿選手権第一戦 西コース

 

天候 晴れ 路面ドライ

 

SP400の参加台数は、約70台

 

予選で篩にかけ決勝に進めるのは、30台強

 

2グループに分けて 計時予選が行われる。

 

僕は、2グループ目の出走

 

特に予選のボーダーラインも

 

1グループ目のトップタイムも気にすることなくコースインする。

 

予選時間は、10分程、

 

周回にすると 6周か7周だ。

 

アウトラップからコントロールタワー前を通過し

 

計測が開始される。

 

数周クリアしたが いつもと変わらぬ

 

パっとしないタイムがサインボードに提示されている。

 

あれは、何周目だったろうか・・・

 

ホームストレートを6速全開で走行中

 

真横を真っ赤なマシンが抜きさっていく。

 

カワサキのZXR400がトップグループを占める中

 

ただ一人 ホンダRVF400で気を吐き

 

その牙城に挑み続けるチームFDのF選手だ

 

F選手とは、同じ歳で同じホンダには、乗っているが

 

彼と僕とでは、正に雲泥の差

 

どちらかと言うと 僕にとって憧れの人だった。

 

サイドスリップも使う事無く 彼は、僕の真横を通り過ぎる

 

速い人が遅い僕を抜いていく

 

なんてことない見慣れたいつもの光景。

 

抗うこともなく それを 横目で追う

 

その時 ふっ、と 思った

 

いつもなら 絶対 思わない・・・

 

思い付きすらしない 言葉が頭をよぎった。

 

「駄目もとで 彼に着いてってみようか・・・」と。

 

僕がそう思うより少し早く僕の身体は、反応していた

 

まるで僕の目じゃないように

 

まるで僕の手足じゃないように・・・

 

身体が勝手に素早く反応し 

 

僕を抜き去ったRVFの真後ろにCBRをつけ

 

僕の眼球は、彼とRVFを瞬きする間もなくロックした。

 

まもなく130Rが迫ってくる

 

F選手に引っ張られるように僕も無理なく

 

130Rを脱出し5速全開のまま折り返しの

 

ショートカットへレイトブレーキをかます。

 

一気に2速までシフトダウンしながらフルブレーキング

 

車体が暴れつつも 上手く抑え込んで

 

コーナーへカットインする。

 

絶妙な間合いで上手く彼に引っ張られている!

 

そのままデグナーをクリアし110R、ヘアピンへ。

 

ここまでは、僕は、僕自身だった

 

リスペクトするF選手に着いていけてる

 

それだけで光栄極まりない・・・

 

そして ただ嬉しかった。

 

しかし そんな謙虚な自分は、次のコーナーでいなくなっていた。

 

行けてる・・全然着いて行けてる

 

いや むしろ 差が縮まっているんじゃないか!

 

もうFの背中に手が届きそうじゃないか・・・

 

いや・・もう 俺のほうが速いよ

 

200Rを過ぎ マッチャンコーナーを6速全開でフルバンクしながら

 

F選手の真後ろで 僕は、違う僕に支配されていた。

 

ほんの半周前まで 憧れだった彼とRVF、

 

今は、もう そんな彼らの首根っこに

 

よだれを垂れ流しながら噛みつかんばかりの自分がいた。

 

マッチャンを過ぎその先は、スプーンカーブが待ち構える

 

その時 僕は、スプーンカーブの存在など忘れていた

 

いや、今自分が予選を走っている事すら

 

忘れていたに違いない。

 

僕の目に映っていたのは、赤いバイクだけ

 

景色も音も無く 目の前を走る

 

その赤いバイクだけが僕の視界と思考を支配していた。

 

そしてRVFの横に重なり合おうと仕掛けた その時

 

彼のバイクがスッ・・と左へリーンし曲がっていく

 

そして視界が開けた瞬間 我に返った

 

完全にブレーキをする事を忘れていた僕は、

 

慌てて全身を使いオートバイを止めにかかった

 

暴れ狂うフロントを抑え込み 何とかコースアウトは、せず

 

多少ロスしたものの レコードラインに復帰した。

 

その間 F選手は、少し離れてしまったが

 

彼に続いて予選終了のチェッカーを受けた。

 

クールダウンラップ後 パドックへ戻ると

 

チームの仲間が興奮していた

 

「凄いタイムが出たぞ!これなら一列目か2列目や!」

 

「一体どうしたんや~!?」とびっくりしていた。

 

僕は、さっきまでの余韻が深く残っており

 

軽い放心状態のようになっていた。

 

そして間もなく予選結果が出た

 

F選手は、2番手 そして・・・

 

僕は、予選3番だった。

 

仲間は、凄い!と祝福してくれた

 

僕が3番?予選一列目?

 

僕が?この僕が・・・・

 

ほんの数十分前と今じゃ

 

まるで世界が変わってしまったかのように感じる。

 

僕にこんな速さが・・

 

自分でも気付かなかったけど

 

走り続けた5年間無駄じゃなかった

 

全て僕の血となり肉となり骨となって

 

ちゃんと速くなっていたんだ・・・

 

そう思うと感慨深く

 

5年の重みがグッと胸に込み上げる。

 

あれは本能みたいなものだったのか

 

あそこで彼を追いかけたのは・・・

 

 

 

まだ さっき走った感触が熱く全身に残っていた。

 

つづく

 

日本むかしばなし 5巻 

テーマ:

お店を始めた当時、仕事が無くて

 

暇潰しに書いた僕のレース物語です。

 

途中で放置していたんですが

 

一部のコアなファン様から要望を頂き

 

続きを書く事にしました。

 

お時間がございましたら

 

暇潰しにお読み下さい。

 

過去記事 日本むかしばなし 1巻

       日本むかしばなし 2巻

       日本むかしばなし 3巻

       日本むかしななし 4巻

 

加熱していく 車両のパワーアップ競争に見切りをつけ

 

僕は、CBR400RRをHRC推奨の仕様に戻した。

 

その仕様とは以下の通り

 

(車両)1994年式CBR400RR(最終モデル)

 

(ミッション) ノーマル

 

(キャブレター) ノーマル(セッティング変更のみ)

 

(エアボックス) HRCラムエアダクト追加

 

(サスペンション)前後スプリングノーマル

 

(ラジエター) HRCビッグラジエター

 

(外装)FRPカウル

 

(ブレーキ)ブレーキパッド/ホース交換

 

(ステップ)バックステップ

 

(水温計)デジタル化

 

(タイヤ)ブリヂストンSPタイヤ

 

(電装系)HRCレース用ハーネス/レース用ECU

 

      セルモーター、スターターコイル取り外し

 

一見 それなりに改造しているように見えるが

 

これは、市販されている車両をレース用にする

 

ごくベーシックな改造であり

 

うどんで言うと正に「素うどん」

 

麺と汁だけ 当然具無しである。

 

セルモーター、スターターコイル取り外しとあるでしょ?

 

今でこそ 禁止にされているけど

 

当時は、エンジンの回転を少しでも軽くするため

 

クランクの回転に負荷を与える物は、取り外していたんだ。

 

セルモーターが無いから 当然 押しがけ、

 

発電/充電機構が無いから 

 

いつもバッテリーを走行毎に充電していた。

 

この「素うどん」仕様のCBR400RRで戦うと決めた

 

1995年の鈴鹿選手権。

 

練習走行の段階から

 

オートバイの感触は、決して悪くなかった

 

以前の仕様と同じくらいのタイムは、直ぐに出たし、

 

何より キャブレターのセッティングに頭を悩ます事がなくなった。

 

だけど この時点で僕は、解っていなかった

 

今の僕は、単に「パワーアップ競争」から離脱しただけで

 

この仕様に必要な「僕のやらなきゃいけないこと」が

 

すっかりと抜け落ちていたんだ。

 

ただ車両の仕様変更をしただけで

 

僕自身が前と何一つ変わっていない

 

自分では、覚悟したつもりだったかもしれないが

 

深層心理の底を見れば そんな覚悟なんてありゃしない。

 

心理の上辺を覗いてみりゃ そこには、安っぽく

 

「覚悟」がプカプカと浮いているだけだった。

 

もちろん当時の当人は、気付きもしないだろう

 

その浅はかさを露呈するように

 

その年の結果も散々たるものだった。

 

相変わらず15位から20位あたりを浮いたり、沈んだりの

 

糞リザルトは、自分の愚かさをそのまま

 

プリントアウトしていくように枚数を重ねていった。

 

ロードレースを始めて 5年経ったが

 

鳴かず飛ばずとは、よく言ったものだ

 

これ以上 続けてみて 何かあるのか?

 

もう いいんじゃないか・・・・

 

適当なところで幕引きするのも大切だろ、

 

充分やったし

 

レースだけが人生じゃない。

 

言い訳は、しないが 自分を肯定する台詞は、

 

いくらでも 用意できる。

 

僕は、結局 こういったルーティンを繰り返す事に慣れて、

 

そこから抜け出す思考もち合わせていなかったのだろう。

 

チームの仲間たちも一緒だ

 

レースにエントリーする

 

レース日に集まり、パドックで大風呂敷を広げ

 

予選が始まり 予選を走り

 

予選に落ちれば手伝いか観戦

 

予選を通過した者も 特別 自分自身に期待する事なく

 

決勝レースを走り 真ん中より下の順位でレースを終える。

 

適当に打ち上げをして お開き。

 

そして、また ゾロゾロと集まり 同じ事を繰り返す。

 

彼らも僕も そうすることが普通で

 

あえて そこから鼻息荒く 抜け出すような事もしない

 

時が経てば 何かしら変化が起き、

 

今と違う人生が待っているんじゃないかと期待もせず

 

漠然と走り続けていたにすぎない。

 

そんな日々も5年過ごしゃ いいかげん飽きてくる

 

チームの仲間達は、嫌いじゃない

 

一緒にいたら それなりに楽しいしね。

 

ただただ 今のレース活動も今の自分にも飽きた。

 

そして

 

翌年 結果が残せないなら レースを止めて

 

三重を去る そう 決めた。

 

それが 唯一 僕が出来る自身への

 

慰めと追い込みだったのだろう。

 

もちろん そんな安っぽい追い込みで

 

結果が残せるほど レースの世界は、甘くない。

 

つづく

 

スズキRGV-Γ(ガンマ)2巻

テーマ:

ガンマの続きです。

 

予想を超える 痛み具合に

 

部品の追加発注でなかなか

 

思うように作業が進まず・・です。

 

 

フロントブレーキキャリパーのオーバーホール

 

割って、洗浄して

 

シール溝の結晶を除去。

 

キャリパーボディ以外 

 

全部 新品!?

 

 

組み立て完了。

 

 

ホイールに新しいベアリングを打ち込み

 

 

とりあえずフロント周り組んでみた。

 

ブレーキマスターもオーバーホールなんだけど

 

強烈な固着で

 

また部品の追加発注。

 

恐るべし固着・・・

 

 

お次は、リア周り

 

リアホイール、ハブのベアリング、シールを新品に。

 

 

ハブダンパーは、千切れ、ひび割れ

 

ガタツキなしなので

 

そのまま続投。

 

 

リアスプロケットは、超久々の「isa」(アイエスエー)製

 

もちろんmade in japan

 

昔に比べると かなり変わりましたね。

 

フロントは、サンスター製

 

 

チェーンは、お馴染みエヌマ製SRX2

 

ブラック&ゴールドで。

 

当時じゃありえない渋い色合い

 

昔は、とりあえず ゴールド!だったしね。

 

 

リアブレーキホースは、フィッティング根本から

 

フルードの漏れがあったので新品に。

 

マスターもオーバーホールなんだけど

 

こちらも部品待ち~

 

 

清掃したエンジンカバーを取り付けて

 

シフト側のステップを分解、洗浄

 

稼働部グリスアップ。

 

あー何か進まなぁ~い、

 

でも、NSRみたいに部品廃盤、

 

在庫無しじゃないから良いですけど。

 

まぁ、ボチボチ進めます。

 

8月12日(日)は、お休みさせて頂きます。

 

バイク・オートバイの一般整備、車検、点検、修理
 
タイヤ交換、各種カスタマイズ、オーバーホール
 
サーキット走行アドバイス、その他諸々 ご要望は、
 
三重県鈴鹿市庄野町でひっそり、こっそりやってる
 
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スズキ RGV-Γ(ガンマ) 1巻

テーマ:

常連のお客さん Oさん

 

増車しました・・・

 

念願のRGV-Γを入手

 

それも 拘りの2型後期

 

そのまま ウチで納車整備?です。

 

1993年式なので

 

それは、それは・・たたけば

 

いくらでも 埃出てきます。

 

オイル漏れしてた

 

フロントフォークは、

 

信用のRSPさんで

 

オーバーホールされて 早めのご帰還。

 

 

スプロケットカバーを外して

 

いつものお掃除

 

前後スプロケット、チェーンは、交換・・なんですが・・

 

 

エンジンオイルタンクから

 

オイルが漏れている為

 

べちょべちょだった

 

スイングアームもお掃除。

 

 

リアキャリパーオーバーホール

 

シール溝に結晶化したフルードてんこ盛り!

 

ひたすら カリカリと除去作業に没頭します。

 

ピストンは、何とか使える範囲なので

 

そのまま続投。

 

 

トキコキャリパーは、

 

仕組み上 注意が必要です。

 

金属といえど

 

浸食されるので

 

舐めては、いけません。

 

前後ホイールのベアリングは、全て交換、

 

交換履歴が解らず

 

且つ、壊れた場合 

 

危険を及ぼす部品は、

 

必ず交換すべきです。

 

 

ベアリング抜きまして

 

 

ベアリング抜きまして・・・

 

新しいベアリング来ない!

 

他の部品も来ない!

 

昨日一日中 店にいたのに・・

 

不在通知書も勿論ないのに・・

 

追跡したら 営業所に戻されてる!

 

さー!がー!わー!

 

また あの爺ちゃん やりやがったか~

 

まぁ、いいや

 

そのうち 来るだろう トホホ・・・

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2004年鈴鹿4時間耐久レース 18巻 最終話

テーマ:

優勝の本命馬が消えても

 

一組のキャストを減らしただけで

 

レースは、淡々と進み

 

次は、誰が「運命」という名の

 

魔物に首根っこを噛みつかれ

 

この舞台から引き釣り降ろされるのか・・

 

M君達に代わり

 

M君と同チームのK君とY君がトップに立つ。

 

彼らも優勝候補の一角

 

セカンドグループから虎視眈々と

 

自分達の仕事を着実にこなし

 

トラブルやアクシデントで沈んでいく僕達を尻目に

 

その座へ登りつめた。

 

レースは、折り返しを迎える、

 

この辺りからタイヤマネージメントが難しくなっていく。

 

グリップは、低下し始め、サイドだけ減らされていく

 

タイヤは、形状を変え 微妙に操作安定性を欠く。

 

特にライダー交代した際

 

そのライダーは、約1時間程タイヤの減りに

 

空白の時間があるので疑心暗鬼になる。

 

その不安から多くのライダーがおのずと

 

必要以上にペースを落とす

 

逆にそのような不安に囚われずペースを変えない者は、

 

あっという間にコースの外へはじき出され

 

レースから姿を消す。

 

無事完走を狙うなら 迷わずペースを落とせばいい、

 

しかし 勝ちを狙うなら

 

タイヤの状態を把握し ギリギリのところで

 

速さをキープして走り続けなくてはいけない。

 

それが正解なのか、破滅への道なのか・・・

 

気温は、どんどん上昇し

 

路面温度は、60℃付近まで上がっている。

 

一本のタイヤで走り切る4耐では、

 

我慢大会では、なく 正に綱渡り

 

それを象徴するかのように

 

トップ6内を走っていた

 

2チームが転倒により戦列から去る。

 

相方のTは、ハイペースで周回を重ね

 

自力で2台をパスし ようやく2位まで浮上する。

 

トップとの差は、約1分弱

 

スプリントじゃ絶望的なギャップだけど

 

お互いタイヤが終わりかけている状態だと

 

リスク承知でラップタイムを大幅に上げる事も、

 

リスク回避で大幅に落とす事も出来る。

 

最後のスティントを任される自分は、どちらを・・・・

 

緊張からか、軽い熱中症にかかったのか

 

両腕が痙攣しだした。

 

なんで こんな時に!

 

僕は、迷っていた 

 

一か八かの転倒を恐れない走りでトップを追いかけるのか、

 

タイヤを冷静に扱い やれる範囲で着実に追いかけるか・・・

 

その迷いが この痙攣を起こしているのか?

 

答えが出ないまま Tがピットイン

 

Tは、僕に「後は、任せた・・」と言って倒れこんだ。

 

ガソリンをチャージしている間 リアタイヤを見ると

 

スリップサインどころか

 

右側の溝は、もう無くなりかけている。

 

まだ僅かながら左側のほうがマシに見えた

 

ガスチャージが終わると同時に車両にまたがり

 

ピットを後にする。

 

何かに安心したように腕の痙攣が止まる

 

こんな灼熱のアスファルトの上を

 

沸騰したヤカンのような車両に乗ってるだけで

 

頭イカれてる

 

何時間も走り、タイヤもサイドがちびって三角になってる。

 

それでも やっぱり走り出すと

 

興奮するとかじゃなく

 

ただただ安心するんだ

 

この場所、このチーム、ペアライダー

 

この展開、このポジション、この緊張感

 

この背景があってこそ

 

このCBRのシートが僕にとって最高に心地いい。

 

 

アウトラップもギャップを埋める大切な要素

 

ペースを乗せて タイヤの左右のグリップを探る

 

やはり右側は、かなり か細いグリップ力しか残っていない

 

対して左側は、まだしっかりしている。

 

まだ多少の無理は、効くな・・・

 

右コーナーは、現状維持

 

左コーナーだけペースを上げて追いかける!

 

基本 僕のほうが2秒から3秒速い

 

それでも レース後半だけあって 全体のペースが遅く

 

周回遅れの数が半端じゃない。

 

ギャップを縮める周もあれば ゼロの周もある

 

同じタイヤで同じ周回数でも

 

テストの時に比べてラップタイムの落ち込みは、

 

予想より大きく最高で4秒程ロスしている。

 

この混沌とした中でもイエローフラッグには、

 

注意を払わなくてはいけない。

 

周回遅れをパスすることに気を取られ

 

フラッグ無視などしたら それこそ そこでレースが終わる。

 

何度も足元をすくわれそうになりながらも

 

見えない トップの#30を追いかけるが

 

結局 その姿を捉えることなく

 

ゴールのチェッカーは、振られた。

 

トップとの差は、32秒

 

4時間のレース後 欲しかった一番は、

 

32秒先にいたんだよ。

 

32秒・・ロードレースなら大差の大敗だ

 

それが1時間でも1分でも0,1秒でも・・・

 

 

パレードランの後

 

決勝レースを走った68台の中でグランドスタンド前で(当時)

 

多くの観客に祝福されるのは、3台 3組 6人だけ

 

チームの社長、チームスタッフ達に「お疲れ様」と

 

お互いを労う握手をする。

 

スタンドアップされたCBRのタイヤを見ると

 

見事なまでに 溝は、無くなっていた、

 

ありがとね 最後まで壊れず走ってくれて。

 

Tは、大泣きしていた 

 

安堵か悔しさか自責の念か・・

 

僕には、わからないけど もう終わった事

 

もしかしたら 立場が逆になっていたかもしれないし。 

 

そしてお互いを称え合った。

 

テストの段階からお世話になっていた

 

HRCアドバイザーのOさんや朝霞研究所のOさん

 

ブリヂストンサービスのSさん 多くの人から労いの言葉を頂き

 

多くのスポンサーキャップと共に2位の表彰台に上がる。

 

長かった

 

ST600 4耐になって 4回出場

 

予選ポールポジション2回、2位1回

 

自らの転倒や他車との接触で決勝レース最上位は、12位

 

最後の4耐で ようやく結果らしい結果が残せた。

 

僕にとって4耐優勝がレース人生の

 

終着駅と位置付けていたんだ

 

それは、かなわなかったけど

 

後悔は、一片も無いよ。

 

 

大人になっても 多くの人と出逢い

 

叱られ、褒められ、感化され

 

時には、喜び 時には人前でも大泣きし

 

いつも全力で挑んでいた。

 

こんな濃い時間を過ごす事が出来て幸せだった

 

色々な感情を吐き出すように

 

思いっきりシャンパンファイトをしてやった。

 

 

 

表彰式、プレス会見が終わり

 

チームのテントに戻ると 心身共疲れ切っていたのか

 

死んだように眠りました。

 

翌日

 

8耐が終わった後

 

ホンダのパーティーがあり

 

そこで8耐、4耐の表彰台に上がったライダーが

 

皆さんの前で紹介されます。

 

とても光栄な事で 自分の人生に

 

こんな瞬間があるなんて 想像も出来ませんでした

 

そのパーティーの帰り グランドスタンドへ行きました

 

静かな夜のコースを眺めていると

 

ふ、と頭上から視線を感じ 見上げると

 

そこには、ガラス張りのアナウンサールームがあり

 

そこにいた人が誰かわからないけど

 

僕に向かって親指を立ててグッグッド!としてくれました。

 

たぶん チームシャツを着ていたし

 

パーティーで貰った花束を持っていたので

 

きっと僕だと解ったんだと思います。

 

僕は、その人に花束を掲げた後 一礼し

 

その場を去りました。

 

 

 

僕に関わった全ての人達

 

鈴鹿サーキット

 

本当にありがとうございました。

 

 

2004年鈴鹿4時間耐久レース 17巻

テーマ:

転倒した車両も撤去され

 

オフィシャルの動きと言うか、

 

コースを包む雰囲気から

 

まもなく ペースカーが退去するのが感じとれる。

 

メインストレートでペースカーの点滅灯が消え

 

僕達の集団は、デグナーカーブでSC解除、

 

1コーナー、2コーナー S字 逆バンク・・・

 

一個づつコーナーをクリアし、デグナーに近づくにつれ

 

緊張感が高まる。

 

前の車両と間を空け スピードを乗せる

 

デグナー2個目をレーシングスピードで立ち上がり

 

同時にSCが解除された。

 

ヘアピン手前110Rで2台、ヘアピンで2台

 

スプーンカーブまでに前にいた車両を抜きさり

 

周回遅れにした。

 

もちろん接触のリスクは、ある

 

それでも ここは、後続を引き離す勝負所と判断して

 

躊躇せず行った。

 

後続は、完全に遅れを取り 作戦は、上手くいったと

 

思ったが・・・

 

やはりというべきか・・ライパル筆頭のT君だけは、

 

集団から抜け出していた。

 

きっと考えていた事は、一緒のようだ。

 

後続を置き去り 僕達2台のマッチレースとなる

 

僕を先頭に完全なテールtoノーズ

 

耐久だからと決してペースを抑えているわけじゃない

 

後1秒、後1秒が上げれない

 

車両は、予選の転倒から修復され普通に走れるものの

 

大掛かりに部品交換された為か

 

微妙にフィーリングが違っている。

 

僅かな違いが あと一歩攻めきれずにいる

 

逆にT君は、その一秒を速く走れるようで

 

完全に僕を射程に置き

 

抜きどころを 探っている状態だ。

 

そして 間もなく 130R進入でT君にインを刺され

 

トップを奪われる。

 

そのうえ、シケイン進入で周回遅れに行く手を奪われ

 

T君とは、大きな差をつけられてしまった。

 

T君は、僕より0.5秒から1秒速くラップしているので

 

その差は、開くばかり

 

T君は、僕と同じで気合や根性で走るタイプじゃない

 

車両、タイヤを充分理解したうえで

 

冷静にマシンを走らせ 決して派手では、ないが

 

淡々と速いラップタイムを刻み 一切ミスをしない

 

スタートから前に出て 余計なバトルもせず

 

気が付くと2位以下を引き離して優勝

 

それが 絶対王者の彼のレースパターン、

 

彼の背中を見てゴールするのすら難しい。

 

現状、今の自分の状態を冷静に分析するならば

 

もう打つ手無し。

 

通常のスプリントレースなら絶望的だが

 

このレース、彼には、一つ穴があった。

 

T君の相方 M君は、直前の急なタイヤメーカー変更に

 

上手く順応できておらず いつもの速さを発揮できないでいる。

 

4耐は、チーム戦

 

M君に比べ 僕の相方Tのほうが2秒は、速い

 

しかし Tは、昨日の転倒で小指を骨折している

 

痛み止めを打っているとは、いえ

 

実際、Tがどれほど走れるのか・・・・

 

ピットサインに従いT君より早く 一回目のピットイン。

 

素早くガソリンを補給し、Tに車両、タイヤ、コースの

 

状態を簡潔に伝え 後は、Tに託す。

 

怪我をしているTの走行量を出来るだけ抑え

 

その分僕が多く走る、ガソリンの問題があるが

 

僕は、同じペースで走っても他より 驚くほど

 

燃費がいいらしい。

 

体力には、問題なかった

 

1時間ぐらい走っても まだまだいける

 

その為に人一倍 トレーニングしてきた。

 

10分程体を冷やしたら 直ぐに皮ツナギを着、

 

ピットに戻ると必要な水分とカロリーを摂取しながら

 

モニターごしにレースの展開を見る。

 

予想通り Tは、順調に前との差を詰めている

 

何も言わずとも Tは、自分の役割を理解していたと思う、

 

自分のほうが彼よりも速いという事も。

 

しかし、信じられない事にモニターに映し出されたのは、

 

スプーンカーブでコースアウトしているTの姿だった。

 

転倒は、していない

 

ランオフエリア外脇を通り 何とかコースに復帰

 

ピットインせず そのまま走り続けているので

 

車両には、ダメージは、なさそうだ。

 

ただ、コースアウトからコース復帰まで

 

1分ぐらいは、ロスしただろう、

 

完全に中盤に沈んでしまった。

 

後で聞くと 周回遅れを抜こうとした際

 

ラインを塞がれて接触を避ける為にコースアウトしたようだ。

 

やってしまった事は、仕方ない

 

自分にもいつ そのような事が起こるかわからないし

 

他チームにも何があるかわからないのだから。

 

僕らのすべき事は、一本のタイヤを

 

上手くマネージメントし 環境や感情に流されず

 

淡々と走り続けるだけ

 

まだレースは、折り返しにも入っていない。

 

そして僕の2回目の走行が始まる

 

Tは、僕に「すまない」と謝り

 

コースアウトした際 水温が大きく上がった事だけ

 

伝え、ピットへ倒れ込むように下がった。

 

やっぱり 相当キツイんだな・・・

 

でも やるしかないだろ?

 

このレースは、僕達にとって一生に一回だけ

 

2回目は、無いんだもん

 

後、50分 その痛み 我慢してくれ。

 

耐久の難しいところは、 一旦バラけてしまうと

 

前に負うべき対象がいなくなる。

 

ひたすら 降りかかってくる周回遅れをパスしながら

 

ラップタイムを落とさず 炎天下の中

 

走りつづける・・・

 

Tに交代する前に 何とか一桁順位に戻せたと思う。

 

僕だけの力じゃ何とも出来ない

 

Tにも順位を上げてもらわなくては。

 

たぶん 走行前にモニターで

 

前に何台いて、それぞれの差を確認しているはず

 

そのうえで自分が抜き去るべき

 

ノルマを把握して走る。

 

ただがむしゃらに走らせてもタイヤが終わってしまうし

 

焦りからミスが出てしまうから。

 

相変わらず トップは、T君 

 

この時点で誰もが彼らの優勝を確信していたと思う。

 

走行後、一通りのルーティーンを終え モニターを凝視していると

 

T君の相方M君が映し出されている

 

ちょうど130Rをクリアするところだ

 

僕は、見逃さなかった

 

確かにM君の車両下部から白煙が一瞬出た事を。

 

ほんの僅かな白煙・・・一瞬だけ

 

たぶん その時点では、誰も気付いていなだろう

 

その後 白煙の出る量が多くなり

 

モニター越しに誰もが確認できるぐらいになった。

 

「あー!何てことだぁー!

 

トップを走る Mのマシンから白煙が出てるぞ~!!」

 

そうレースアナウンスも叫ぶ

 

M君本人は、まだ気付いていない

 

皆、息を呑み モニターで その行方を追う

 

130R立ち上がりで M君のリアが一瞬スライドする

 

そのスライドの仕方に違和感を感じたのか

 

M君は、車両下部に目をやり白煙に気付いたようだ、

 

そのままM君は、ピットイン。

 

ピット前でカウルが外され、スタッフが原因を探す

 

簡単なトラブルじゃないようで

 

車両は、ピットに入れられた。

 

ホンダ車、カワサキ車が純正で採用している

 

水冷式オイルクーラー部にクラックが入ったようだと

 

アナウンサーが言っていた。

 

修復すれば また走れるだろう

 

けど・・・これでT君とM君のレースは、終わった

 

まさか、の展開だった。

 

あの部分が壊れるなんて 誰が予想出来ただろうか・・・

 

 

凄い依頼が!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

テーマ:

今日 18時59分

 

当店閉店まで一分前という時に・・

 

・・・と言っても閉店時間を気にしてくれた人を

 

今まで見たことがないのですが・・・

 

おっと、話を戻します

 

電話主は、もの静かな感じの方で

 

「あのぉ・・静岡の者なんですが・・」と切り出した。

 

お~とうとう そのような遠方の方から

 

仕事の依頼が来る程になりましたか~僕ちんも!

 

いやいや、さすがに静岡は、遠いでしょー!

 

まぁ、いいや まずお話を聞かないと始まらない

 

車種は、なんでしょうか?と聞こうとした僕に

 

電話主の方は、こうおっしゃいました。

 

「あの・・ブログいつも拝見させてもらっています」

 

うん!うん!皆 そう おっしゃいますともー!

 

「それでですね、以前 お書きになっていた

 

*「日本昔ばなし」というのが

 

とても 面白くて その続きを書かないのかなぁ~って」

 

*「日本昔ばなし」というのは、

僕の過去のレースを題材に物語風に描いた

暇つぶしブログのタイトルである。

何かを理由に途中で止めたような気がするが

はっきりと憶えては、いない。

 

「ほんとうに面白くて

 

小説や漫画にしたら絶対売れますよ。

 

ブログの購読料払ってもいいくらいです!」

 

はぁ・・確か暇つぶしに書いた記憶は、あるのですが・・・

 

「そうですか・・是非 あの続編を

 

書いて頂きたいと思い電話しました」

 

そこー!!

 

あ・ありがとうございます・・

 

そこまで言って頂きますと

 

是非 続編を書かせて頂きます!

 

直木賞か!

 

 

「お忙しいところ

 

このようなお願いで申し訳ありません・・・」

 

 

本当だよ!

 

・・と言うのは冗談で

 

なんか複雑ですが・・ 

 

いや・・かなり複雑ですけど

 

嬉しかったです!

 

ですが・・・・

 

その「日本昔ばなし」が

 

ブログテーマが何で

 

最後が何時だったのか

 

わからないんです!

 

ザァーっと探したんですが無いんです。

 

今日電話下さった方

 

情報を頂けませんでしょうか?

 

コメント欄開いておきますので

 

情報求む!

 

です。

 

ちょっと ほっこりした

 

蒸し暑い夕時でございました。

 

 

鈴鹿8時間耐久レース 見に行きました。

 

鈴鹿に上京して早 30年弱

 

何故か初めての8耐観戦。

 

今年の8耐は、多くの話題がありました

 

ホンダのワークス復活参戦

 

ヤマハの4連覇

 

現ワールドスーパーバイクチャンピン

 

ジョナサン・レイの参戦・・など。

 

でも、僕にとって一番の目的は、

 

藤井正和総監督率いる

 

F.C.C TSRホンダフランスがEWC(世界耐久選手権)で

 

チャンピンを獲る瞬間が見たかったからです。

 

日本の夏のビッグイベントレースだった

 

鈴鹿8時間耐久レースは、今や

 

EWCの一戦として組み込まれ

 

最終戦として、ここ鈴鹿でシリーズチャンピンが決まります。

 

ランキング2位のGMT94(ヤマハ)に10ポイントの差をつけ

 

F.C.C TSRホンダフランスは、ランキングトップのまま

 

チームの地元 三重県鈴鹿市に帰ってきました。

 

誰もが成しえなかった日本チームによるEWCチャンピオン

 

それも それを決めるのが

 

地元である日本の鈴鹿サーキット。

 

どれほどのプレッシャーがあったのか・・

 

僕達 凡人には、想像すら出来ません。

 

 

メディアや一般うけする有名で速いライター゙を使わず

 

藤井監督が耐久職人として育てあげた

 

3人のライダー。

 

マシンに装着されているパーツは、全て日本製

 

サスペンションはショーワ、ブレーキキャリパーは、ニッシン

 

ブレーキディスクはユタカ技研(たぶん)

 

タイヤは、ブリヂストン

 

マシンは、ホンダ技研工業

 

他に外装から駆動系まで

 

きっと 全部 日本製な気がします。

 

この拘り 藤井監督らしいと思います。

 

ホンダフランスとの合同チーム

 

ライダーは、3人共 外人さん

 

藤井監督の掲げる「オールジャパンで勝つ!」の

 

理念から 一見外れているように見えますが

 

僕は、やっぱり 「オールジャパン」なんだと思います、

 

物造りの国「日本」を象徴したチームなんだと。

 

以前は、ホンダ系トップコンストラクターの1チームだったTSR、

 

でも今は、もう違います

 

藤井正和総監督が率いるEWCチャンピオンチーム!として

 

F.C.C TSR

 

世界にその名を轟かしたのです。

 

夢を見るのも、海外に進出するのも諦め

 

日本の有名コンストラクターがこじんまりと

 

レース活動する昨今。

 

藤井監督は、いつも

 

カッコ良くて、夢を語って

 

ついには、それを実現してしまった。

 

悪い言い方したら

 

ただの「かっこつけ」かもしれない、

 

でも、藤井監督には、いつまでも

 

夢を語る最高の「かっこつけ」でいてほしいと思います。

 

8耐表彰式の前に行われたEWCランキング表彰式

 

喜びを爆発させていたライダーやスタッフの中に

 

藤井監督がいなくて残念でした。

 

かっこいい「藤井節」 聞きたかった~

 

 

余談なんですけど

 

僕が藤井監督と一度だけ

 

ライダーとしてご一緒させて頂いた

 

1997年鈴鹿4時間耐久レース

 

「unoゼネラルレーシングチーム」

 

(チーム母体はTSR スポンサーがゼネラル石油)

 

レースが さぁ、始まるぞって時に

 

藤井監督が僕の肩をグッともって

 

「謙吾!かっこいい レースしろよ!」って

 

いってくれた事 今でも大事な宝物です。

 

僕も当時まだ27歳と微妙に若くて

 

なんか嬉しくて「ハイ!」って返事したのが

 

つい昨日のように思えます。

 

もちろん ご本人は、絶対憶えていらっしゃらないと

 

思いますが、それでいいんです。

 

藤井監督は、そうやって知らず知らず、いろんな人に

 

影響を与えていっている、そう思うんです。

 

F.C.C TSR ホンダフランス

 

藤井正和総監督 ライダーの皆さま、スタッフの皆様

 

本当におめでとうございました!

 

しんどかったけど 行って 良かった~!

 

スズキ GIXXER(ジクサー)150SF 3巻

テーマ:

ジクサーの続き~

 

スプロケットカバーを外して

 

新車だけど 変な油でギトギトな

 

スプロケット周りを洗浄。

 

周辺もギトギトなので拭き、拭き。

 

 

スイングアームもギトギトなので

 

ひたすら拭き拭き~

 

 

ニードルベアリングの

 

ニードルを取って洗浄。

 

 

取り外したニードル

 

無くしたら大変~

 

この棒をグリスとともにアウターに

 

並べていきます。

 

 

スプロケットカバー内や

 

 

リアフェンダーの油もふき取って

 

表側は、艶出し~

 

 

ホイールに飛び散った油も

 

ふき取って

 

一応ベアリングも点検。

 

 

ハブダンパーに

 

ラバーグリスを塗りつけて

 

 

洗浄したスプロケットハブをセット

 

 

チェーンは、

 

お馴染み

 

エヌマ製428ZVX

 

クロムシルバー

 

この排気量だと

 

高級品ですけど

 

安心は、お金で買いましょう。

 

 

で、装着

 

もちろん カシメジョイント。

 

クリッフジョイント゚は、使いませーん。

 

シルバーメッキなんで

 

塗れても錆びないよ~

 

 

リアブレーキ側ステップホルダーを外して

 

洗浄、ペダル稼働部には、

 

ちゃんとしたグリスを塗りつけます。

 

 

さて、シフト側

 

上が純正のロッド・・ただの曲げた棒

 

下側が新たに装着するロッド

 

ピロボール式でもちろん

 

ペダル位置アジャスト可能。

 

まぁ・・普通にしただけなんですけど。

 

 

なんか

 

バックステップにしたぐらいの感動!

 

某バックステップのパーツで構成されているので

 

質感が良いですね。

 

普通なんですけど・・・

 

ダイレクトな操作感が気持ちいい。

 

 

原付スクーターのブレーキみたいな

 

クラッチレバーホルダーを・・・

 

 

某社純正品に交換します。

 

いい感じ~

 

もちろん前もって

 

テストフィッティングしているので

 

ピッタリ装着。

 

操作感がお上品になりました!

 

まぁ・・普通なんですけど。

 

 

プラグも交換します。

 

普段見る事があまりない

 

「チャンンピオンプラグ」

 

信頼の「NGK」製に問答無用で交換。

 

 

メイドイン インドの

 

見たことのないバッテリー

 

GSX150の標準サイズは、7Lなのに

 

何故かついているのは、4L

 

なんで、台湾ユアサの7Lに交換します。

 

 

 

続いて ヘッドライトのLED化

 

もちろん 信頼のPIAA製

 

 

 

更にETCも装着です

 

定番の「ミツバサンコーワ」製

 

アンテナ分離式

 

このバイク 収納スペースがSS並に無い!

 

なんとか 納める事ができました~

 

後は、USB電源取り付けて

 

外装取り付けて 完成です。

 

 

見違えたジクサー

 

 

ぶらっと10キロ程乗ってきた

 

 

慣らし中なので あんまり

 

エンジン回せなかったし

 

ブレーキの当たりもついてないが・・

 

 

このバイクめちゃくちゃ 乗りやすい!

 

で、楽しい!

 

僕の気に入ったバイクランキングに

 

FZ-1を押しのけて

 

3位にランクイン!

 

めちゃくちゃ 欲しくなった~

 

このバイク、先にも書きましたが

 

フロントフォークが本当にいい

 

ZRX1100の純正カヤバフォークより絶対いい!

 

普通にしたクラッチとシフトの操作感も気持ちいい

 

ワンランク上の上質な操作感!

 

ずっ~と一緒に走りたくなってしまう

 

この暑さも気にならないくらい

 

久しぶりにバイクを楽しませてもらいました。

 

やっぱり時代は、スズキだね!

 

バイク・オートバイの一般整備、車検、点検、修理
 
タイヤ交換、各種カスタマイズ、オーバーホール
 
サーキット走行アドバイス、その他諸々 ご要望は、
 
三重県鈴鹿市庄野町でひっそり、こっそりやってる
 
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(対象車両メーカー)
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(対象外車両)
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カワサキ ZRX400

テーマ:

ZRX400のハンドルをもう少し楽にしたいと

 

オーナー〇倉さん。

 

既にEZフィットバーでちょい高めなんですが

 

「もっとだー!」と。

 

ただ ひたすら高くすると

 

ひたすらカッコ悪くなるので

 

 

ハリケーン製セットバックスペーサーを取り付けましょう。

 

ちょい高く、ちょい手前に

 

ハンドルが来ます。

 

 

取り付け自体は、簡単なんですが

 

ブレーキホースやスロットルワイヤーなど

 

取り回しを変更しながら

 

無理がかからない位置を探します。

 

こういう事もあろうかと

 

余裕を作っておいたので良かった~

 

もちろん

 

水温系やシフトインジケーター

 

ナビのホルダーなど全て位置、取り付け方を

 

換えなきゃいけません。

 

 

全てが確認出来る位置!と言いたいですが

 

左ウインカーインジケーターだけ

 

隠れてしまいましたー!すみません・・・

 

で、とりあえず完成。

 

この違い解ります~?

 

 

もう一つの依頼は、

 

ステアリングダンパーの取り付け。

 

〇板さん こないだ悪路の轍でフロントが振られ

 

転びは、しなかったものの

 

相当怖い想いをされたそうで・・・

 

ステダンの取り付けを決意したそうです。

 

車種別キット設定のある

 

「RCエンジニアリング」製にしました。

 

 

しかし!

 

よぉ~く見ると・・・

 

The オーリンズ様!

偽物じゃねぇーか!

 

ステッカーが余っていたんですけど

 

なかなか使い道がなくて・・・

 

何はともあれ・・・

オメェのせいだよ!

 

 

完成で~す。

 

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