こんにちは。

 

ゆうぼ代表の勝田潔です。

 

 

前回のお話は、

 

お子さんの寂しさや甘えを満たしてあげることで、お子さんがひとり遊びを始めるようになる。

 

とお伝えしました。

 

でもそれだけでは解決できない場合があるかもしれません。

 

おそらく、いつでもすぐに

 

「やって、やって!」

 

とせがまれて辟易している、ということが多いのではないでしょうか?

 

 

そんな時のお子さんは、共感や甘えを求める気持ちに加えて、

何かをやりとげる「自信」が無い状態なのかもしれません。

 

 

だから親としても難しいなと感じてしまうのかも。

 

 

「忙しいんだから、ひとりで遊んでよ…」

 

「せっかく買ってあげたんだから、ひとりで遊んでよ…」

 

 

と思われるのかもしれません。

 

 

それでも結論から言えば、お子さんの気がすむまではトコトン付き合うということしかないのですが、いくつかのコツはあります。

 

 

たとえば、お子さんに

 

「積木の階段つくって!」

 

とせがまれた場合、あと1個積めば完成というところまでつくってあげて、

 

「○○ちゃん、あと1個どこに置いたらいいのかな?お母さん、わからなくて困っちゃった。手伝ってくれる?」

 

とお願いしてみてください。

 

 

お子さんは、自分のために頑張ってくれるお母さんの姿を見ていて、次は自分がお母さんの役に立とうという気持ちの準備が整っているかもしれません。

 

そしてお子さんがその願いを聞いてくれて、階段に1個でも積んでくれたなら、

たとえそれが適切な位置でなかったとしても、

 

必ず、

 

「ありがとう、そうやるんだね!お母さん助かっちゃった!」

 

と、大げさなくらい喜んでください。

 

 

こんな風に、まずはお子さんの願いを聞き入れてあげて、そして次にお手伝いをさりげなくお願いしてみる。

 

「誘い水」

 

の言葉がポイントです。

 

「やらせよう」

 

という気持ちを微塵にも出してはいけません。

 

 

手伝ってあげようという気持ちの先に、結果として積木遊びにかかわった。

 

かかわってみたら意外とできた。

 

お母さんも喜んでくれた。

 

まんざらでもないな。

 

 

そういう気分をまさに積み重ねることで、

 

「やればできる」

 

という自信が生まれてきます。

 

そしてはじめて、

 

ひとりで積木遊びに没頭する準備が整います。

 

 

ご参考になりましたか?

 

 

お悩みの方は、

ぜひ試してみてくださいね。

 

 

2歳児特別講座では、

他にも積木遊びのコツをお伝えしています。

http://www.yu-bo.jp/waku2sai.html

 

 

 

次回は、

 

「ミニカーやプラレールに夢中で…」

 

です。