2年前にぼくたちは、竹炭を焼くための炭小屋を布土の小高い山に建てました。


あ1







ここは30年以上も前に、田んぼをやっていたところ。

そして、2年前は感じのいい雑木林となっていました。

(たどり着くための道は雑草、笹で完全封鎖されてましたが・・・)


い1





ぼくたちは、この気持ちいい場所を炭山(すみやま)と呼ぶことにしました。





でもここは、竹炭を焼くだけでなく、


あいう

遊びの宝庫であることがわかりました♪







自分たちのわくわくセンサーに従って、日々、毎瞬を生きてる子どもたちにとっては、



あ2

どこでもが、楽園であり・・・








あ3

学びの場でもあるようです。









あ4





あ5

このベーゴマも、ヤスリをかけたりして、ずいぶん研究・改良が施されてます。








現地で見つけたものでリースをつくって飾ってくれました。

あい








かつて、田んぼをしていたので、上のため池から水を引いていたのです。

ぼくらが来た2年前は泥や落ち葉でつまっていたのですが、掃除をして無事開通しました。

い2

簡単な浄化槽が4つあり、ここも泥で埋まっていたのですが、








みんなで泥くみ出しをして・・・

い3







きれいな水を確保できるようになりました!

い4







古い鍬をひろたけが折ってしまったんですが、



としきが「直したいっ!」といって

い5

元通りに直してくれました。








布土炭焼きクラブのおじさんたちから習った、竹煙突による「竹酢液とり装置」。

う1






竹煙突が乾いて縦に裂けてしまっていたので、こちらも としき がテープで補修してくれました。

う2

おかげで、煙の引きがよくなり、先っぽから「シューーー」っと抜けるようになりました。









さあ、炭出しです。

まずは発掘作業♪

う3

かぶせた土をのけて、さらに土が炭窯の中に入らないように・・

といってたら、ほうきを見つけてきて掃いてくれました。




こちらの窯は、煙があんまり出ず、竹酢液も出なかったので、できあがりには期待せず・・・。


う4

ジャーン♪

水滴がついてますねえ・・・。






出来栄えはどうですか?


う5

ちょびヒゲ チャップリンくん!(笑)

炭を触ってるので、山を下りて人に会うときは、鏡を見てからにしないととんでもない顔になってることがあるのです♪






う~む。

え1

難しい顔してますねえ。

生焼けのものが大半でした。





そして、原因がわかりましたよ。

窯の下にあるドレーン(下から竹酢液を排出する穴)が詰まってて、底いっぱいに溜まってしまい、煙突の穴までふさいでしまってたのです。

そりゃ、いくら焚きつけても、出口がないから燃えなかったはずです!





底に溜まった竹酢液を汲み出すことにしました。

え2


ヒシャク代わりの片手鍋ですくっては








入れるという単調作業なんだけど

え3




え4









なぜか、この汲み出し作業が3人で取り合い(!)になり・・・
くむ

しあわせだな~と微笑ましくもありました(笑)。








一方、生焼けになってしまった竹は、正常な炭窯にセットし直して、ふたをして・・・




また、土をかぶせてから焼きなおすことにしました。

え5

剣スコですくって・・・






自分の目線ほどの高さまで土をあげるのです。

お1

多少、こぼれてはいますが・・・(笑)






一気に上げるのはキツイので、一度、途中の段に置いてから担ぎ直すという工夫をしてました。

お2






すべて、やらされることではなく、やりたいからやってる。

お3


人のやり方を見たり、自分なりに考えて工夫したりしながら。




わくわくから始まり、いろんなことを体感して、身につけていってるんだな~って思います。