めずらしく講演会というものに行ってきた。
講師は、大阪在住の母娘、よっぴー と まりんちゃん。
大阪弁が心地よく、痛快ですっきりしてて、感動と希望をいっぱいもらってきた♪
彼女たちは、14年前、まりんちゃんが小学一年生のとき、途中から小学校ではない別の道を選び、デモクラティックスクールに通ったり、ふたりで「デモクラティック・フィールドのらねこ」を立ち上げたりしてきた。
デモクラティックスクール・・・。聞きなれない言葉かもしれない。
ざっくり言うと、アメリカにあるサドベリーバレースクールの教育方針に賛同して、日本でつくられたフリースクールのひとつ。
日本国内に現在10校あり、準備段階なのが7校あるという。
ちなみに わくわくぴょこん も、ちょうど10年前にアメリカのサドベリーバレースクールを見学し、創立者のダニエルさんやハンナさんの思いに大いに共感し、参考にさせてもらいながらスタートした。
話をふたりに戻そう!
今年の6月、ふたりは本を出した。
その本のタイトルは、
『小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話』
そう!まりんちゃんは、17歳の夏に、突然、大学に行くことを思い立ち、2ヵ月半で小・中・高校12年間分の勉強内容を終え、高卒認定(旧大検)に合格し、現在、大学生になっているというのだ。
ふたりも講演で話してくれたんだけど、大学に行ったことがすごい!とかいうことではなくて、
これはひとつの例であって、
人間が自分からやりたい!と思ったときの集中力やその成果、そして、まわりの人がその本人を信じることの大切さなどなど・・・。
講演会は参加者からの質問に答える、という形式で進められていった。
印象に残った言葉を少しあげておこう。
ぼくのメモ・解釈なので、都合のいいように変わっちゃってるかもしれないけど・・(笑)。
○受験勉強は過去問題をまずやって、できない教科にしぼって時間をかけた。(国語や現代社会はいきなり合格点だったので、もうやらなかった!)
○これまで、ずっとそうしてきたように、何かのために(恥をかかないように、とか、いつか困るだろうから)という理由で勉強するのでなく、本当に必要性を感じたものだけをその時になって勉強した。
○今、必要性を感じてないことを学ぼうとしても難しいし、覚えられない。
○勉強を押し付けられたことがないから、勉強が嫌いじゃない。
○「学校に行ってないと友だちができないんじゃないかと心配」との質問に
子どもにとって、友だちのことだけは親に心配されたくない!
大きなお世話!
ひとりでいる時間をたくさんとりたい子もいるし、欲しければ、自分で作るでしょ!
○生きてることすべてが「遊び」。がんばったごほうび、としての「遊び」ではない。
○将来の夢・目標という発想はない。今があるだけ。その時「やりたいっ!」て湧いてきたことをしてきた。
○違う価値観の人に責められたり、お説教されたりしたときは・・・
「腹立つなー。でもなんで腹立つんやろ?」
「あー、自分とは違う考えしてるんだな。」
など、自分の心、本当の気持ちに気づかせてくれる人なんだなって思ったら、それはそれでいいかな?ってなった。
だから、多様な価値観があっていい、とも。
○子どもの行動に不安を感じたとき(ゲームばかりする・おかしばかり食べるなど)に、お母さんはどうしてきた?
主導権は本人にあるもの。決めるのも本人。
もし、イライラしてきたら、「なんで心がざわざわするんだろう?」って自分を見つめる。
「なぜ自分はこのことに腹が立つんだろう?」「どこから不安がくるんだろう?」って。
○ちゃんと人は人として育つから心配ない。その時、その時を堪能させてあげる。
信じきる。
○ただ、我慢はせず、自分の気持ち、不安などは話してきた。
自分にとっては、特に、他人の言動にイラっしたときや、モヤモヤしたときのあり方が参考になった。
結構、他人のせいにしてよし!にしてるからね(苦笑)。
実は7年前くらいに、このふたりにお会いしてる。
わくわくぴょこん を始めて3年目ぐらいかな?
香川のフリースペースで、一緒にサドベリー的な学校を考える仲間たちとのキャンプで。
講演会のあと、挨拶に行ったら覚えてくれてて、うれしかったな~♪
一言でフリースクールって言ってもいろいろあって、
こういったサドベリー式の
カリキュラムもクラスも先生さえもいない
人間を完全に信じきったところから始まる新しい場所が
全国に続々とできていて、
確実に人が育ってるというのを目の当たりにして、
心強くって、うれしかったー!
(今回の講演会の主催は、三河サドベリースクール・シードームさんで、予約だけでいっぱい。会場には本当にたくさんの方たちが聴きにきてました)
三河サドベリーのHP http://www.mikawasudbury.com/
↓ よっぴー と まりんちゃん の HP
http://ai-am.net/about

講師は、大阪在住の母娘、よっぴー と まりんちゃん。
大阪弁が心地よく、痛快ですっきりしてて、感動と希望をいっぱいもらってきた♪
彼女たちは、14年前、まりんちゃんが小学一年生のとき、途中から小学校ではない別の道を選び、デモクラティックスクールに通ったり、ふたりで「デモクラティック・フィールドのらねこ」を立ち上げたりしてきた。
デモクラティックスクール・・・。聞きなれない言葉かもしれない。
ざっくり言うと、アメリカにあるサドベリーバレースクールの教育方針に賛同して、日本でつくられたフリースクールのひとつ。
日本国内に現在10校あり、準備段階なのが7校あるという。
ちなみに わくわくぴょこん も、ちょうど10年前にアメリカのサドベリーバレースクールを見学し、創立者のダニエルさんやハンナさんの思いに大いに共感し、参考にさせてもらいながらスタートした。
話をふたりに戻そう!
今年の6月、ふたりは本を出した。
その本のタイトルは、
『小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話』
そう!まりんちゃんは、17歳の夏に、突然、大学に行くことを思い立ち、2ヵ月半で小・中・高校12年間分の勉強内容を終え、高卒認定(旧大検)に合格し、現在、大学生になっているというのだ。
ふたりも講演で話してくれたんだけど、大学に行ったことがすごい!とかいうことではなくて、
これはひとつの例であって、
人間が自分からやりたい!と思ったときの集中力やその成果、そして、まわりの人がその本人を信じることの大切さなどなど・・・。
講演会は参加者からの質問に答える、という形式で進められていった。
印象に残った言葉を少しあげておこう。
ぼくのメモ・解釈なので、都合のいいように変わっちゃってるかもしれないけど・・(笑)。
○受験勉強は過去問題をまずやって、できない教科にしぼって時間をかけた。(国語や現代社会はいきなり合格点だったので、もうやらなかった!)
○これまで、ずっとそうしてきたように、何かのために(恥をかかないように、とか、いつか困るだろうから)という理由で勉強するのでなく、本当に必要性を感じたものだけをその時になって勉強した。
○今、必要性を感じてないことを学ぼうとしても難しいし、覚えられない。
○勉強を押し付けられたことがないから、勉強が嫌いじゃない。
○「学校に行ってないと友だちができないんじゃないかと心配」との質問に
子どもにとって、友だちのことだけは親に心配されたくない!
大きなお世話!
ひとりでいる時間をたくさんとりたい子もいるし、欲しければ、自分で作るでしょ!
○生きてることすべてが「遊び」。がんばったごほうび、としての「遊び」ではない。
○将来の夢・目標という発想はない。今があるだけ。その時「やりたいっ!」て湧いてきたことをしてきた。
○違う価値観の人に責められたり、お説教されたりしたときは・・・
「腹立つなー。でもなんで腹立つんやろ?」
「あー、自分とは違う考えしてるんだな。」
など、自分の心、本当の気持ちに気づかせてくれる人なんだなって思ったら、それはそれでいいかな?ってなった。
だから、多様な価値観があっていい、とも。
○子どもの行動に不安を感じたとき(ゲームばかりする・おかしばかり食べるなど)に、お母さんはどうしてきた?
主導権は本人にあるもの。決めるのも本人。
もし、イライラしてきたら、「なんで心がざわざわするんだろう?」って自分を見つめる。
「なぜ自分はこのことに腹が立つんだろう?」「どこから不安がくるんだろう?」って。
○ちゃんと人は人として育つから心配ない。その時、その時を堪能させてあげる。
信じきる。
○ただ、我慢はせず、自分の気持ち、不安などは話してきた。
自分にとっては、特に、他人の言動にイラっしたときや、モヤモヤしたときのあり方が参考になった。
結構、他人のせいにしてよし!にしてるからね(苦笑)。
実は7年前くらいに、このふたりにお会いしてる。
わくわくぴょこん を始めて3年目ぐらいかな?
香川のフリースペースで、一緒にサドベリー的な学校を考える仲間たちとのキャンプで。
講演会のあと、挨拶に行ったら覚えてくれてて、うれしかったな~♪
一言でフリースクールって言ってもいろいろあって、
こういったサドベリー式の
カリキュラムもクラスも先生さえもいない
人間を完全に信じきったところから始まる新しい場所が
全国に続々とできていて、
確実に人が育ってるというのを目の当たりにして、
心強くって、うれしかったー!
(今回の講演会の主催は、三河サドベリースクール・シードームさんで、予約だけでいっぱい。会場には本当にたくさんの方たちが聴きにきてました)
三河サドベリーのHP http://www.mikawasudbury.com/
↓ よっぴー と まりんちゃん の HP
http://ai-am.net/about
