最近思うことは・・・



うちのような少人数の「自由な学校」ってのは、


     ただ楽しいだけで、困難を乗り越えることや、ガマンすることがない

                   ↓
                   ↓
              
               社会に出てから、困る    


って思われがちなんだなってこと。 




でもね・・・


人数少なくても、たった二人の時でも、毎日問題があって、ぶつかりあってる!




その解決方法は、どちらかがガマンするんじゃなく、大人や年上の子に諭されて受け入れる(ケンカ両成敗!や、とにかく握手!)とかでもなく、自分の正直な気持ちをちゃんと伝え合うってこと。

そして、どうやったらお互いの気持ちが完全にすっきりするのか、よい方法を考えていく。(『第3の方法』〔A君が勝つ、B君が勝つといった勝ち負けでなく、お互いが納得できる解決方法〕)



文章で書いたら、簡単そうだけど、これが結構難しい!

そしてこれは、時間のたっぷりある、自由な場でないと、多分できないんじゃないかな。


誰かに言われたことを聞くのではない。

ちゃんと自分を見つめてないと、自分の気持ちは分からないし、ましてや相手に伝えるなんてできないから。




こんなことがあった。


りずが、「最近、『わくわく』イヤなんだけど・・・。」って言って来た。

どうしてか尋ねると、「としきが『やめて!』って言うのにやめてくれない。」と。


それで話し合いになった。

すると、さつきからも、としきに対する不満が・・・。


                

              わくわくぴょこんのブログ-ぶらんこ1

            二人からの意見を深刻に受け止める、としき

            いつでもどこでも、話し合いは始まる



しばらくして、としきから「たいがも『やめて欲しい』って言っても、おもしろがってやめてくれないんだよなあ。」と。
  
それで今度は、としきとたいがとの話し合いが始まった。


              わくわくぴょこんのブログ-ぶらんこ2

              左 たいが  右 としき  
           
           砂いじりしながらも、気持ちの表現はつづく・・・





普段スタッフは遠くから見ているので、子どもたちだけで問題解決しているけど、どうしてもムリな時は、言って来るようにしている。

サドベリーバレースクールでは、4才から18才までの子たちがいて、子どもたちだけでやってるようだけど、うちはまだ、3才から10才までが7人。今のところ、子どもの一人として、私たちスタッフが入るしかないかな?と感じている。




毎日いろいろある。ブロックの取り合いもある。

まだまだ『第3の方法』もやりきれてないし、ちゃんと自分を見つめるっていうことも、やりきれてないと思う。

でもそれは、自由な場での、私たちを含めての練習なんだと思っている。


  


              わくわくぴょこんのブログ-ローマ字1

           「わたしの名前、ローマ字でどう書くの?」

            『お勉強』も、いきなり始まる




              わくわくぴょこんのブログ-ローマ字2

            



新しい地球は、

比較や競争によって、優越感や劣等感を植え付けさせられるのではなく、

みんなが自分らしく、のびやかに、自分の才能を活かし合って生きていける世界

だと思っている。



それにはまず、『自分が自分らしく』の追求なんだと思う。



明美の最近わかった、大きな一つのクセは、

いつでも「早くしなくちゃ!」って思い込んでたこと。

そこから簡単に抜け出せなくて、今も一瞬一瞬、

 「今どうしたいの?」  「本当にそうしたいの?」

って自問自答を繰り返してる。


知らず知らずに植えつけさせられてきたことは、本当にはずしにくいよ。






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