久しぶりのブログ更新!
読者登録してくださっていた方々、すみませんでした。みんな元気でしたよ。
更新してないにもかかわらず、あそびに来てくださった方々、本当にありがとうございます。
またぼちぼち、綴っていこうと思います。気長によろしくお願いします。
わくわくぴょこんには、夏休み限定で来たいという子もいて、少人数ながらもにぎやかにやってます。
ぼく個人としては、いろいろ本読んだり、廃品回収や粗大ゴミから譲ってもらった自転車に命を吹き込んだりしてあそんでました!
ところで今日は日曜日。さっそくよみがえった自転車でサイクリングに行ってきた。
秘密兵器がふたつある。
一つ目は・・・
尻が痛くならないように、サドルにタオルを巻きつけてます!格好は気にしません!
そういえば中学の時、いっしょにサイクリングに行った仲間で、座布団を巻きつけてたツワモノがいたっけ!!
二つ目は・・・
ハーフクリップというものをペダルにとりつけました。高級自転車では、靴とペダルをカチャリッとはめて一体化するそうだけど、まあ、初心者だし・・・『お金をかけずにあそぶ』がぼくのモットーですからね。
それにしてもこのハーフクリップ、あなどれない!スリッパみたいに足をつっこんでペダルを回すだけなんだけど、ずいぶんラクチンになります。「踏む」、「漕ぐ」のとは違って、『回す』っていうのは引っ張りあげる力もあるんだ。ただ、取り付ける場所がペダルの外側過ぎて、気持ち足を開きながら漕ぐような無様な格好だったみたい。家に着く頃にはヒザが少し痛くなってました・・・。
家から35km離れた町、西尾市に行きました。城跡があるから、昔ながらの街並みも期待しながら・・・。ところが、駅の周りは開発されてしまってて、それらしい史跡や風景にもなかなか出会えず。(ガイドブックも下調べもせず、行き当たりばったりでうろちょろしてました)
そんな時、きれいな道路から一本入った横道に、昭和レトロな居酒屋の並ぶ姿が目に入りました。吸い込まれるように、ペダルを進めていくと、いきなり真正面にでっかい建物が立ちはだかってました。
おおっ!これはっ!
『西尾劇場』とあります。
やたらとでっかい『駄菓子屋』の文字。
ほんとにやってんの?こんな劇場がいまどき、開発されつくした街の中にあっていいの?
そんな?マークを笑い飛ばすように・・・
『これでいいのだ!!』のポスターと手描き看板!
んっ?!これって、まにさんのブログ http://ameblo.jp/manihoujyu22/entry-10906417597.htmlでちょっと前に紹介しとった、わりと最近の映画だよなあ・・・。
受付周りは、モザイクタイル!これですよねえ。
おそるおそる中に入って、さらにびっくり。
虫メガネで新聞を読むおばちゃん。
あたりは静まり返ってます。
銀幕スタアのパネル
1961年(50年前!)の上映予告一覧
時の止まった大きなのっぽの古時計。
ここではじめて、モギリのおばちゃんに声をかけると、気さくにいろいろ話してくれました。
ここは昭和15年に芝居小屋として始まった。当時から西尾劇場という名前だった。舞台はひろく、回転する仕掛けもあるそう(もちろん手動)。華やかなお芝居全盛期は、戦後、進駐軍による「映画をやれ」という指示により、廃れていく。
いつもなら夏休みは仮面ライダーシリーズを上映して、子どもたちで賑わうんだけど、今夏は映画『オールウェイズ・・』シリーズのロケ地として選ばれた。そのため、ドル箱(千両箱?)の上映をやめてスタンバってたんだけど、脚本の変更により、映画撮影の話はなくなった。それで今日もこんな状態なんだと・・・。
おばちゃん、劇場の歴史を話をしてくれてる時はいきいきしてたけど、だんだん顔が暗くなる。
9月末には手塚治虫の『ブッダ』をやるそうだ。なにがなんでも観にくるよ!おばちゃん!
一隅に芝居一座が来てた頃に使ってた道具の展示コーナーがありました。
おばちゃんに許可をもらって、さあいよいよ場内へ・・・。
う~ん。この雰囲気なんだよなあ。
↑尻もち注意!
二階席もありますよ。
ここが当時のままの舞台。かつては西尾市の少年剣道大会もなんとこの舞台の上で行われたそうです!
ちょっとおもしろいですね。
ありがとうございました。おばちゃん。
うちの地元、半田市にも30年くらい前にはこんな映画館いくつもあったねえ。20年前、学生時代にチケットモギリのバイトしてた高知東映も舞台(奥行きも)が広かった。まんが祭りになるとわんぱくな子どもたちが舞台に登っちゃってね。ぜんぜん観にくいのにね(笑)。(自分もやったことあるからよくわかる!)
高知ロケをした『寒椿』の初日には、西田敏行・高島政宏・南野陽子が舞台挨拶に来てて、こっそり入ってのぞかしてもらったんだよなあ。ああ、あの広い舞台はこうやって使うんだって妙に感心したりして。
そうそう、ここの自慢のひとつとして、今も真空管から音を出してるそうです。
古い映画もちょくちょくやるそうで、『二十四の瞳』なんかをここの音で聴いたら、お客さんたちが喜んでくれるんだそうです。
9月にここで観れるのが楽しみです。いつまでも残していきたい建物です。そのためには、お客さんを呼んでこないとね。
友だちにもいっぱい宣伝しよっと。
それにしてもほんと、奇妙な一致です。
ちょっと前に、図書館でこんな本を借りて読んだところだったんだから!
『懐かしの昭和30年代 』 町田忍
昭和時代に建てられた駅、喫茶店、映画館、酒屋や交番の写真、それからおもちゃなんかが載ってる懐かしくて楽しい本でした。
読者登録してくださっていた方々、すみませんでした。みんな元気でしたよ。
更新してないにもかかわらず、あそびに来てくださった方々、本当にありがとうございます。
またぼちぼち、綴っていこうと思います。気長によろしくお願いします。
わくわくぴょこんには、夏休み限定で来たいという子もいて、少人数ながらもにぎやかにやってます。
ぼく個人としては、いろいろ本読んだり、廃品回収や粗大ゴミから譲ってもらった自転車に命を吹き込んだりしてあそんでました!
ところで今日は日曜日。さっそくよみがえった自転車でサイクリングに行ってきた。
秘密兵器がふたつある。
一つ目は・・・
尻が痛くならないように、サドルにタオルを巻きつけてます!格好は気にしません!
そういえば中学の時、いっしょにサイクリングに行った仲間で、座布団を巻きつけてたツワモノがいたっけ!!
二つ目は・・・
ハーフクリップというものをペダルにとりつけました。高級自転車では、靴とペダルをカチャリッとはめて一体化するそうだけど、まあ、初心者だし・・・『お金をかけずにあそぶ』がぼくのモットーですからね。
それにしてもこのハーフクリップ、あなどれない!スリッパみたいに足をつっこんでペダルを回すだけなんだけど、ずいぶんラクチンになります。「踏む」、「漕ぐ」のとは違って、『回す』っていうのは引っ張りあげる力もあるんだ。ただ、取り付ける場所がペダルの外側過ぎて、気持ち足を開きながら漕ぐような無様な格好だったみたい。家に着く頃にはヒザが少し痛くなってました・・・。
家から35km離れた町、西尾市に行きました。城跡があるから、昔ながらの街並みも期待しながら・・・。ところが、駅の周りは開発されてしまってて、それらしい史跡や風景にもなかなか出会えず。(ガイドブックも下調べもせず、行き当たりばったりでうろちょろしてました)
そんな時、きれいな道路から一本入った横道に、昭和レトロな居酒屋の並ぶ姿が目に入りました。吸い込まれるように、ペダルを進めていくと、いきなり真正面にでっかい建物が立ちはだかってました。
おおっ!これはっ!
『西尾劇場』とあります。
やたらとでっかい『駄菓子屋』の文字。
ほんとにやってんの?こんな劇場がいまどき、開発されつくした街の中にあっていいの?
そんな?マークを笑い飛ばすように・・・
『これでいいのだ!!』のポスターと手描き看板!
んっ?!これって、まにさんのブログ http://ameblo.jp/manihoujyu22/entry-10906417597.htmlでちょっと前に紹介しとった、わりと最近の映画だよなあ・・・。
受付周りは、モザイクタイル!これですよねえ。
おそるおそる中に入って、さらにびっくり。
虫メガネで新聞を読むおばちゃん。
あたりは静まり返ってます。
銀幕スタアのパネル
1961年(50年前!)の上映予告一覧
時の止まった大きなのっぽの古時計。
ここではじめて、モギリのおばちゃんに声をかけると、気さくにいろいろ話してくれました。
ここは昭和15年に芝居小屋として始まった。当時から西尾劇場という名前だった。舞台はひろく、回転する仕掛けもあるそう(もちろん手動)。華やかなお芝居全盛期は、戦後、進駐軍による「映画をやれ」という指示により、廃れていく。
いつもなら夏休みは仮面ライダーシリーズを上映して、子どもたちで賑わうんだけど、今夏は映画『オールウェイズ・・』シリーズのロケ地として選ばれた。そのため、ドル箱(千両箱?)の上映をやめてスタンバってたんだけど、脚本の変更により、映画撮影の話はなくなった。それで今日もこんな状態なんだと・・・。
おばちゃん、劇場の歴史を話をしてくれてる時はいきいきしてたけど、だんだん顔が暗くなる。
9月末には手塚治虫の『ブッダ』をやるそうだ。なにがなんでも観にくるよ!おばちゃん!
一隅に芝居一座が来てた頃に使ってた道具の展示コーナーがありました。
おばちゃんに許可をもらって、さあいよいよ場内へ・・・。
う~ん。この雰囲気なんだよなあ。
↑尻もち注意!
二階席もありますよ。
ここが当時のままの舞台。かつては西尾市の少年剣道大会もなんとこの舞台の上で行われたそうです!
ちょっとおもしろいですね。
ありがとうございました。おばちゃん。
うちの地元、半田市にも30年くらい前にはこんな映画館いくつもあったねえ。20年前、学生時代にチケットモギリのバイトしてた高知東映も舞台(奥行きも)が広かった。まんが祭りになるとわんぱくな子どもたちが舞台に登っちゃってね。ぜんぜん観にくいのにね(笑)。(自分もやったことあるからよくわかる!)
高知ロケをした『寒椿』の初日には、西田敏行・高島政宏・南野陽子が舞台挨拶に来てて、こっそり入ってのぞかしてもらったんだよなあ。ああ、あの広い舞台はこうやって使うんだって妙に感心したりして。
そうそう、ここの自慢のひとつとして、今も真空管から音を出してるそうです。
古い映画もちょくちょくやるそうで、『二十四の瞳』なんかをここの音で聴いたら、お客さんたちが喜んでくれるんだそうです。
9月にここで観れるのが楽しみです。いつまでも残していきたい建物です。そのためには、お客さんを呼んでこないとね。
友だちにもいっぱい宣伝しよっと。
それにしてもほんと、奇妙な一致です。
ちょっと前に、図書館でこんな本を借りて読んだところだったんだから!
『懐かしの昭和30年代 』 町田忍
昭和時代に建てられた駅、喫茶店、映画館、酒屋や交番の写真、それからおもちゃなんかが載ってる懐かしくて楽しい本でした。