しいたけを木づちで打つのはおもしろい。

そんな体験ができるのは、年に一回。

「子どもたちにも体験させてやれたらな」って思ってた。

でも、まったく「興味ない」って感じだったので、こちらも

「ま、いっか」って思ってた。


そうはいっても、やってもないのにもったいない!

そこで考えたのが、『自分のしいたけの木』。

植えるのも自分。お世話も自分。収穫も自分。

そう言うと乗ってきた。

やってみたら、おもしろいのがわかって、「もっとやりたかったあ。」だって!


りずがホームスクールをはじめて2ヵ月半。解放されて、まだほんの少しなんだ。

2才から7才まで、いろんなこと強制されたり、ムリをしたり、比較ばかりされてきたためか、新しいこと・経験したことないことには、あまり興味を示さない。


その気持ち、私にもわかる。

私も何かに挑戦することキライ。

「やってもできない。」という思い込みがある。

「やってできなかったら、わらわれる。」ってのもある。

でも、小学一年で解放されたりずはよかったよ。

もうできんからって、わらわれることもないし、ムリにやらされることもないし、同級生と比較されて落ち込むこともないから。

試験も宿題もないんだから。

少しずつ、自然の中での楽しさ、味わっていこうね。

生きる知恵、身につけていこうね。

ムリのないところで。


【追記】
ふたりともそろって「しいたけキライ!」なのに、どうして「やってみたい!」になったのか?
聞いてみたら、りずは「ママが好きだから」って。
さんたろうは、「トンカチもって・・」ていうのに興味あったみたいだけど、りずが「やらない」っていうと、「さんちゃんもやらない」ってなりがち。
ほんとはやってみたい。子どもはもともと好奇心のかたまりなんだね。大好きな人のこと想う気持ち、もってるんだね。