生き残った人がいる。
死んだ人がいる。

生き残ったことがよかったことで、
死ぬのは残念なこと。

ふつうにそう思ってた。

死んで肉体が焼かれてしまっても、魂は生き続けるんだよ。
必要ならば、別の肉体に生まれ変わって、次の人生を始めるんだよ。

どこかでそう聞いた。
少しだけ安心した気になる。

でも、ぼくたちは人が死んでいくのが悲しい。
それが自分の大切な人ならなおさら。

今ここで、地震・津波がきたら、ぼくも逃げる。
まだ死にたくない。大切な家族とともに逃げる。
山に向かって逃げる。

4日ほどブログを書かなかった。
読者登録してくれたふたりの方のこと、ちょっと忘れてた。
すみません。気楽に、気ままに綴っていこうと思います。
よろしくおねがいします。

福島原発のニュース、気になるけど、知ると気分が滅入る。

自分の身は自分で守るしかない。
大切な人とともに。

この2,3日、裏山の畑でシェルターを作ってた。
シェルターなんていうと、ごっつそうだけど、簡単なもの。
むかし、鶏小屋だったとこに、壁つけて、床張って。
備蓄の食糧、衣服、炭、鍋なんか運んで。

避難所として使われなれければその方がいい。
畑の休憩所でいいんだ。それも寝泊りできるね。

シェルター作りのことブログに書くことがためらわれた。

自分たちだけが助かればいいの?

そんな非難が聞こえてきそう。いやもうひとりの自分の声だ。

昨日、フリーマーケットをやってきた。
もちろんマスクをつけてたんだけど。

不織布製で4重構造の、鳥インフルにも対応したドナルドダック
のくちばしみたいな形のやつ。http://www.morningbell.jp/mask/n99.html

わくわくぴょこんのブログ-くちばしマスク

白いヒゲをきれいにたくわえた一見知識人っぽい老紳士が、
ぼくのマスク姿をみて、冷ややかに言った。

「自分一人たすかってもねえ。」

何言ってんの?と少しカチン!

でも次の瞬間

「みんなでいっしょに生き残りましょうよ」

とこたえてた。紳士は何も言わずに立ち去ってしまった。

しばらくたって、じわじわとなんかやだなと思った。

死ぬときは死ぬんだからみんないっしょに死んじゃえばいいやん!
お前ひとり助かろうなんて往生際がわるいぞ!

そんなメッセージが伝わってくるようだった。


こんなたとえ話を聞いたことがある。

大きな穴に大勢の人が落っこちた時、

○這い上がろうとする人の足をひっぱる(物理的にも精神的にも)グループ

○みんなで体力のある人間をとにかく押し上げて、先に穴からでた人が上から
 手をさしだすか、ロープを垂らすかして救い上げるグループ


     みんないっしょ。

ちょっと間違えばおそろしい。
どうせみんないっしょなら生き残ろうや!
だけど、ホント言えば、

むだな努力せんと、いさぎよくみんなで死んだらええやん。

なんてウソぶく人からはちょっと離れてたいね。


今、生きている自分の使命はなんなんだろう?
もうじき40になる、子どものいない自分が、生き残っている意味は?

世の中で起こるすべてのことがらに肯定的な意味がある、という。
なんとなくそう思える。その方が楽しいし、幸せだし、乗り越えられる。

だとすれば、
今回の地震も、起こるべくして起こったことであり、地球が吹っ飛んで
しまうくらいの最悪の状態を回避するための地球の浄化なのかもしれな
い。

チェコ人のミルカ・パヴェルコヴァさんのメッセージ
(http://www.axis-mundi.cz/drupal/node/14)
読んだら勇気づけられた。

・・・よりよい世界の存在を信じ続け、自然界と善への愛を抱き続ける
なら、あなたがたは生き残り、何よりもよりよい暮らしを得ることがで
きるでしょう。・・おかげであなたがたは勝利し、今までよりずっと大
きな力と、互いの絆を手にすることができるのです。・・あなたがたの
国は再びその足で立ち上がり、以前よりも美しさを増すでしょう。自分
たちの歩みを止めてしまうようなことはせず、宇宙からの公平性が戻る
ことを必ず信じていてください。


おれ、シェルター作ってるよ。

いざとなったら、すっとんで逃げるよ。

しばらく暮らせるだけの食糧も置いてるよ。(家でとれた米、畑の野菜、缶詰・・)

困ったときはおいでんね。



おまけ

くちばしマスクつながりです。
間違いなく笑えます。
目を疑うかもしれませんが衝撃の事実です。↓

http://27.media.tumblr.com/tumblr_li17e5oXv01qzh6r6o1_500.jpg

神さまは粋なことしてくれますね。