インディアン

アメリカのサドベリーバレー校に行った時
アメリカインディアン(60才ぐらいの男性)に会ったんよ
もちろん通訳の人がいてくれたんで
話が聞けたんだけどその人いわく

「子供たちが学校に行かされだしておかしくなったんだ。ふぬけにされてしまったんだよ」って

インディアンも学校に行くようになってたんだ。
そして、やっぱりおかしくなっていったんだ。ってびっくりした。





となりのおばあちゃん

となりのおばあちゃん(80才すぎ)から聞いた話
「私はね、この小屋おじいさんといっしょに建てたんだわね。何でもやれるよ。
なのにうちの子(50才すぎの人)ときたら何も、なんもやれんのだわ」と嘆く

私は考えた。
おばあちゃんの時代は学校はあっても、まだ農業、食べ物を作る
生きることが1番で、
「学校に行くより家を手伝え」と言われた時代。
親がやる事をずっと見てきたんだ。だからやれて当然。

その後の世代はしっかり学校に行って、ただ覚える勉強ばかりしてきた。
生きる為の知恵を目の前で見てきてないんだよ。
できなくて当然。なのにそれはわからない。





私の青春

私の母(75才)は私を育てる時「勉強だけやったらえい」と言ってきた。
覚えの悪い私は、評価を下げたくないから
ただ ただ、学校で教えられる事のみ覚えてきた。
そして優越感から、

母をバカのように思っていた。

いや内心反抗していたんだろう。
私のそういう態度を見て、大きくなった私に母はこういった

「女はバカな方がいい」 と

超・腹がたった。私の青春返せ!と言いたかった。でも母も学校の成績で、

劣等感をもっていたんだなって思う。

どっちも悲劇だなって思う。

ほめられて、ほめられてきた結果
自分を見失い、母に振りまわされたようになってしまった私の青春。

だから言いたい。

自分の心に聞いて、みんな生きて欲しいって。
等身大の自分で生きれる子、育てたいって。

この経験が生かせたら私の青春
無駄にならないんだから。