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京都・精華町

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マヌけ

よぉ使います




関西では 

気を許しあった者同士の戯れ言葉


そやけど

よそでこれ言うたら

たぶんムッムキーハッとされますなぁ







この

間抜け

指導では侮辱とは違う意味で使う



昨夜もタラータラータラー




由来・語源辞典より拝借

」は邦楽・舞踊・芝居などで、音と音、動作と動作、台詞と台詞の間に入れる休止のことで、その長短がリズムを生み、一連の流れの中で重要な役割をはたす。

間が抜ける」ことは、
拍子抜けする
調子が崩れる
ことであり、
テンポが合わないことを意味した。




普通に使ったら、

人を愚弄する善くない言葉





そやけど、

音楽には必要な言葉






音楽って、

が全く無くても

が変にあっても

調子を崩す





メトロノームにきちんと合う演奏をするのは大変です真顔


でも、
メトロノームに完璧に合わせたら、
そんなんしたら、、、


おいでちーっとも面白くあらへんガーン




そやから言うて
好き勝手にリズムを崩すのはアカン




楽譜を最初に読むとき
メトロノームに合うような
きちんと拍子を考えた練習をする 
最初はきちんと!!デス



全体が見れたら


曲想を把握して
その作曲家・時代も考えて
息遣い・歌い方を考える




このときに、
「間」のとり方とか
(逆に取らんという曲も)
感性とか理解力とかが問われる


頭で考えてとるのは
さじ加減の難しい







真顔こうしなさいびっくりマーク
とも押し付けられん



真顔こうあるべきびっくりマークびっくりマーク
なんて 絶対的な答えはない



そこが芸術は全般的に難しい





真面目でカウント完璧な子
と、
感性? なんのことでっしゃろ?
と割り切っている子


うちにもこの両極端がおります




間抜け言うねんで
って何度も言っとりますが


こればかりは
数字ではかれるもんちゃう

こうしなさいなんて
決めつけて教えたら
あかんもんやん?

だから
余計
「間」が理解できひんと
なかなか改善されん





うまいこと指導できひんのよ、
呼吸ていうか
自然に湧き出るもんていうか
そういうのって
ほんまに、
うまいこと伝えられへんの





見て盗め
なんてよぉ言います



見てるだけでは難しいのがピアノやけど、
極端な話、
そういうことやね




間をとるのに
「これだけ間をとりなさい」
と、例えば具体的に伝えたとて、
前後の音の流れが変わったら都度変えないかんし、感情が高ぶったら勝手に変わるやろしな






コラッムカムカ!!
と怒るとする

ちょっと注意する時と
イラッとして口から飛び出た時と
我慢してから怒鳴った時と
ふざけて言う時と

コラッ!!
を口にするタイミング息遣いは全然ちゃうやん?


そういうもんやねん
「間」って。





「間」をどう設定するんかは、
奏者がどう旋律を考えているか




間《ま》

これを
《あいだ》《かん》
って読むと意味合いが変わる。
他に、
あわいやけんなどもあるけれど

演奏は、あくまで
《ま》


見えへんけれど
決まってないけれど
無かったり 
あり過ぎたり すると
拍子抜けする 
大切な間





間抜けな演奏にならんよう
いっつも気にして欲しいなぁ

なぁ?ゲラゲラダッシュ





有難うございました