抗がん剤治療3クール目を打つ日がやってきました。でも、私は身も心もボロボロの状態で、それを主治医に訴えました。そして、抗がん剤投与を1週間休止しようということになり、むくみを取るための利尿剤や痛み止めが処方されました。むくみからくる筋肉痛の痛み止めは、カロナール、ロキソニンなど飲みましたが、どれも効かず、ボルタレンでようやく少しマシになりました。

 ネットで「むくみを取る方法」を調べ尽くし、リンパ・マッサージもしましたが、私が1番効果を実感したのは、次の二つでした。

 

 

 

まずは、脚のむくみを軽減するために、いろいろな着圧ソックスを買い、結局1番良かったのがこれです。日中用も買ってみましたが、あまり使い勝手が良くなくて、就寝時のみこれをはいて寝ていました。(後に、洗い替えとして、色違いのラベンダー色も買いました)

 

 

 

腕のむくみに対しては、これが1番良かったです。翌朝になると、本当に腕がすっきりしていて嬉しかったです。(←昼を過ぎると、次第にむくんでくるのですが・・・汗汗こちらは昼間も使用することが多く、やはりもう一つ買いました。

 

 肉体的な痛みは、利尿剤や痛み止めのお薬と、これらの着圧グッズでずいぶんと楽になりました。でも、やはり精神面では、常に母の介護に追われ続ける緊迫感でストレスがいっぱいたまっていました。そんな私を支えてくれたのは

 

 温かい言葉

 

 

 言葉の力って、本当に大きいです。よくネット上で問題視されているような「人を傷つける言葉」もあれば、「人を救ってくれる言葉」もあります。

 

 私は結婚していないので、こんな時に支えてくれるパートナーはいませんショボーン 父は早くに亡くなりましたし、母はトンデモな状態です。弟はいろいろ助けてくれましたが、姉弟という気恥ずかしさもあって、温かい言葉を面と向かって言うことはありません。現実の友人たちは、私の容態を気遣ってか、何と言えばいいのか解らないのか、電話もメールも殆どありませんでした。

 そんな私を常に支えて、温かい言葉をかけ続けてくれたのは、猫ブログを通して知り合った友人たちでした。

 

 「大丈夫! きっと治るから!」

 

 「毎日、祈ってるよ!」

 

 「虹の橋にいる猫たちが守ってくれているよ!」

 

 彼女たちはいつも私に温かい言葉をかけてくれていました。会ったこともなく、顔も知らない私なのに・・・。私はいつも、彼女たちがくれたメールやコメントをプリントし、お手紙やカードと一緒にデスク横の壁に貼ってそれを見て自分を鼓舞していました。

 

 彼女たちの言葉にどれほど支えられていたことか照れ 

 

 言葉の力って、本当に凄いです。私のストレスを見事に吹き飛ばしてくれました。私は徐々に元気を取り戻していきました。以来、私も誰かのために「温かい言葉」を捧げることにしています。病気を治すのは、手術や薬だけじゃなく、心のこもった言葉も大切なのではないかと思うのです。

 

 そうしているうちに、母に変化が起こりました・・・。