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大草原からの贈りもの

大草原の小さな家の大ファンです♡
ローラ・インガルス一家の物語を通して想うことなど綴っています

大草原の小さな家TVシリーズ
シーズン5「勇気を持って」
では

アダムが先生として奮闘する姿が
描かれています。

それにしても
大草原の小さな家の物語の中には
チャールズといい
アダムといい
名カウンセラーがいますねキラキラ

今回は
盲目になった息子と向き合えず
関わることを避けてしまう父親に

アダム先生は
熱くこんな言葉を投げかけます。


勇気を出して
本当の気持ちを
言ってください。

心をさらけ出すことで
初めて
道が拓けるんです。


ほんとそうだわ〜。
すごく核心をついてますね。

でもためらわれてなかなかできない、、、
現実にはそんなことが多いです。


さて
トムの父親も
始めはためらっていましたが

アダム先生に焚き付けられるように
本音を吐露します。

認めたくないほどの
息子への負の感情…
そんな自分と向き合うことで
親として勇気を持って
一歩踏み出せるようになるのでした。



父親の溢れ出る苦悩
それを受け止められるアダム先生。
立派ですキラキラ

自身もいろいろな思いを
何度も乗り越えてきたからこそ
なのかもしれませんね。

それにしても
アルバートのずる賢さは
相変わらず健在です笑





大草原の小さな家のTVシリーズの中で
一番好きなシーズン5を
この連休中にまた観ていますラブラブ

シーズン5は
鉄道会社の圧力で
ウォルナットグローブの町は
経済的に立ち行かなくなり

後にメアリーの結婚相手になる
アダム先生が盲学校を開いている
ダコタのウィノカの街に

インガルス一家が
旅立つところから始まります。

あの町一番のお金持ちだった
オルソン一家でさえも
店を畳んで
よその土地へ行かなければならない事態に

町の人たちにとっても
とうさんとかあさんにとっても
不安でいっぱいの
悲しい旅立ちとなりました。



ダコタのウィノカは
大自然豊かな
ウォルナットグローブとは違って
夜中まで賑やかな繁華街。

とうさんは街のホテルで雇われ支配人
かあさんは同じホテルの調理師として
働くことになりますが…


↑私の「かあさん&調理人」人生は
料理上手なキャロラインへの憧れからだった気がします。

ローラたちは
慣れない都会での
落ち着かない暮らしに
ストレスが溜まりに溜まってしまいます。

でもやっぱりそこは
どんな困難も家族の絆で乗り越えてきた
インガルス一家ビックリマーク

本当にタイトル通り
家族はひとつラブラブ
でした。


メアリーの誕生日を祝うシーンでの
ローラからメアリーへのメッセージや

とうさんの想いを喜びながらも
とうさんの大切なものを守ることを選ぶ
かあさんとメアリー。

目が見えなくなっても変わらず
メアリーをみんなで愛し
大切にする気持ちが溢れていて


気づけば
私の涙も溢れまくってました笑い泣き


この街で
後に
インガルス一家の養子として
ローラの弟になる孤児の少年
アルバート
と出会います。

このアルバートが
たくましくもとてもチャーミングラブラブ


大草原ではなく
都会でのインガルス一家に慣れず
どこか違和感を感じつつの
シーズン5スタートでしたが

アルバートの登場で
また今までにない
ワクワクと見応えがあり

私にとっては
今までで一番好きなシリーズになりました。

ローラ・インガルス・ワイルダーが書いた
大草原の物語の中で
私が子どものころから
夢中になって何度も読んだのは
「大きな森の小さな家」に続く
2冊目にあたる「大草原の小さな家」



でも
テレビシリーズシーズン1は
この本の次…
「プラムクリークの土手で」
あたりからのスタートなんです。

ところが最近Amazonで
私の大好きだった
「大草原の小さな家」の本の内容を描いた
テレビシリーズのパイロット版
「旅立ち」の存在を知りました!


パイロット版
という言葉は知らなかったので調べてみたら
シリーズものに先駆けて作られる
試作、試演、エピソード0
みたいなものらしいですね。

アメリカのテレビドラマは
日本のものに比べて
かける予算が莫大に多いため
まず試作品を公開してみて
手応えを見ることが多いのだとかビックリマーク

さてさてこの「旅立ち」

「大きな森」を後にした
インガルス一家が
広々とした大草原での
新しい土地を求めて
インディアン・テリトリーへ
幌馬車で旅立つところから描かれています。

本の通りに
愛犬ジャックが幌馬車のあとを
歩いているのがかわいいラブラブ

馬車で川の急流を渡ったとき
ジャックとはぐれてしまうシーンも
描かれていました。


そしてようやく辿り着いた大草原に
とうさんとかあさんが力を合わせて
最初の一本の木から
家を作っていく。


後にテレビシリーズに登場する
エドワーズおじさんとも
このとき出会っているんですね!!

大自然に翻弄されながら
家族みんなで
ときにぶつかり合いながらも
力を合わせて生きていく様子が
生き生きと描かれていて

(本を何度も読んできた大草原の小さな家ファンとしては、少々足早に通り過ぎてしまう感はあったものの)

あのワクワクドキドキしたシーンを
実写で観ることができて大満足でした音譜ビックリマーク


さすが!
これから後に大作のシリーズが続くドラマの
初エピソードというだけの見応え!!


中でも特に
私が印象に残ったのは

キャロラインがこれからの生活や
子どもたちの身を案じて
イライラした態度をあらわにするシーン。

そんなキャロラインの不安も
しっかりと受け止めるチャールズ。

この物語で私が好きなところは

ただ明るく元気前向きでいい人の
いいところばかりじゃなくて

それぞれの人たちの喜怒哀楽を
余すところなく描いていて

ときには負の感情で
ぶつかり合うときもあって

それでも
そんなところも許し合えて
家族や大切な人たちと
もっと深く繋がり合えるようになるところ。

かな…照れ


大草原の小さな家シリーズを見ていると私は

自分の中の
どんなところも
許されていいし
大切にしてあげていいんだな

ってどこかホッとできるんですよねラブ


この「旅立ち」は
まだ幼いローラたちの
あどけなさも可愛くてラブラブ



大草原の小さな家の本のファンには
かなりオススメな「特別版」ですキラキラ