こんにちは! こころの花咲か爺さんのハリーです。
あなたの人生を好転させる「幸せを呼ぶ魔法の問いかけ」シリーズです。
自分はついてないなあ、運が悪いなあと思っている方へ、人生を好転させる言葉を贈ります。
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昔、むかし、中国のある村に、塞翁(サイオウ)という名前の男性が住んでいました。
彼には、息子が居ましたが、
ある日、その息子が、乗っていた馬から落ち、足の骨を折り、障害が残ってしまいました。
息子は、つえをついて歩くようになりました。
塞翁は、悲しみました。 これからたくさんの未来があったのに、、、と。
ある日、その国に戦争が起きました。隣の国と戦が始まり、王様は、その村の若者たちも徴兵して戦場に送り込みました。
村にいた健康な若者は、全て戦に行くことになったのです。
塞翁さんの息子さんは、足に障害があったので、兵にはなれないので、村に残されました。
その戦争は熾烈な戦いでした。
たくさんの兵が戦死しました。
戦が終わった時、その村にもどってきた若者はほとんどいませんでした。
その後、塞翁は、息子が生きていることに、感謝する日々を過ごしました。
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これは、中国のことわざの 「人間 万事 塞翁が馬」のストーリーの一部です。
〔※人間(じんかん)= 世間、世の中と言う意味です。〕
この世の中に起きている事、自分に起きている出来事。
その出来事には、良い、悪い、幸せ、不幸、などの意味はありません。
犬や猫には、それを幸せ、不幸、などの意味づけをすることはできません。
ただ、そういう事が起きた、という事実だけですね。
でも、人は違います。 人は、そこに言葉でラベルを貼ります。
これは、不幸な出来事、幸せな出来事、というラベルです。
塞翁さんは、最初、悲しい出来事で、「不幸だ」というラベルを貼りました。
でも、後日、それが「不幸中の幸い」であったことに気づきます。
その出来事のラベルが変わりました。
自分の置かれた状態を、幸せか不幸にするのは、実は、自分自身が選ぶ意味づけと、そのラベルだということに気づきますね。
今まで起きてきたたくさんの出来事や、経験を点とすると、その点と点が、やがて線で繋がります。
「ああ、そういうことだったのか、、」と。
その線をつなぐのもあなた自身の脳活動です。
この時に、あなたの脳、無意識界の潜在意識のあなたに、こんな問いかけをしてみましょう。
「この出来事に、良い意味があるとしたら、どんな意味だろうか?」と。
その問いかけに、潜在意識は、無意識の領域で24時間、その答えを検索し続けてくれます。
やがて、ふとした時に、「あ!そういうことか!」と気づかされます。
探しても見つからなかった財布が、ある日、ふとその置き場所を思い出し、見つかるように。
それは、あなたの潜在意識が、ずーーーーと無意識レベルで、そのことを考え続けていたから答えが見つかったのです。
「全ての事に、意味がある。この世の中に、意味のないことなど一つもない。」(アメリカ・インディアンの格言)
この出来事に、良い意味があるとしたら、それは何だろうか?
その問いかけをし続けてみましょう。
きっと、あなたも塞翁さんのように、やがて何かに気づくでしょう。
ハリー・ヨシダ
こころの花咲か爺さん
YouTube講話「幸せを呼ぶ魔法の問いかけシリーズ」
HMCMメンタル・コンディショナー
一般社団法人 心理セラピー・カウンセリング協会 代表
http://mental-academy.jimdo.com/