Boys, Be Ambitious , like this old man.
青年よ、大志を抱け、この老人のように。
ウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark、1826年7月31日 - 1886年3月9日 北海道大学初代教頭)は、この一言を残し、日本を離れたクラーク博士。
あの有名なフレーズの後ろに、"...like this old man."が続いていたことを知り、さらに、その言葉の意味を深く感じたのである。
遠く極東のアジアの小国日本のために、はるばるアメリカからやってきて、
どうしようもない問題児たちだった生徒に道を教えるため、がんじがらめの校則を破り捨て、
自ら飲酒を絶って、
"Be Gentlemen !"
ただそれだけを生徒に守らせ、
すべてを変えたクラーク博士。
生徒たちは、クラーク氏が学校を去ったあとも、
こころから実の兄のように慕い続けたのである。
我が人生も、かくありたいと思う、58歳の前期高齢者のわたくしでもある。