今日の朝、天気がいいので、散歩に出かけました。
青空と緑、鳥のさえずり。すばらしい朝でした。
しかし。。。。。
あるマンションビルのまえを通りかかると、道の前方に、なにやら起きています。 人が数人立ってヒソヒソと話しているようです。
その人たちを押しのけて、
二人の警察官が、黄色いテープで立ち入り禁止の囲いを作っていました。
何事かと見ると、その囲われた場所の真ん中が真っ赤です。
人の血がべっとりと赤黒く塊のようになって、道路のアスファルトに広がっています。
大量の血液でした。
聞くと、そのマンションビルの10数階のあたりから、非常階段を乗り越えて、誰かが飛び降りたとのことでした。
自殺でした。
その現実を目の当たりにし、しばし、私はその場に立ち尽くしてしまいました。
その時、私はこう思いました。
「ここまで、思い込んでしまって、つらかったんだろうなあ。 もっと早くに、心理カウンセラーに出会えたら、彼はこうならなかったかもしれない。
私なら救えたかもしれない。
もし、彼の家族や、友人の誰かが、心理学の基礎的な知識を持っているだけで、かれはすくわれたろうに。
かれの周りに、心理学の基礎的な知識を持った人がいなかったのだろう。」
「だから、もっと多くの人に、心理学の基礎的な知識を広める必要がある。
そうすれば、だれもが、友人や、家族のだれかが、精神的に追い込まれ、疲れきった時に、適切な対応をしてあげれる、
そういう世の中にしなくては、いけないんだ。」
「僕がいま始めようとしている 心理セラピー・カウンセリング協会の活動の目的はそこにある。」
「ハリー、急げ、早くその活動をもっと本格的にしろ!」
そういう気づかせだったのではないか?
「すべての経験に意味がある。その経験に意味があるたとしたら、それは何だろうか?」
そう、自分に問いかけたとき、偶然、この現場に遭遇した私の経験は、そういう意味だったのだと、感じました。
私の始めるその社団法人は、今月中に登記が完了します。
優秀なセラピスト、コーチ、インストラクターの方に参画をおねがいしたいと願っています。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
ハリー・ヨシダ
(総合メンタル・サポーター)