ハリーの不思議な体験(その1)ルーレットの結果が予言できた時 | ハリー・ヨシダの楽しい終活日記(ハリー爺ちゃん随想集)

ハリー・ヨシダの楽しい終活日記(ハリー爺ちゃん随想集)

もういくつ寝るとあの世かな。
☆剣道 教士7段 、剣道コーチ
☆Harry's フォトスタジオ枚方 代表
☆催眠誘導心理カウンセラー
☆貿易アカデミー 講師
☆財務分析セミナー講師
☆元 関西外語専門学校 講師
☆元 JETRO認定貿易アドバイザー

120816 ハリーの不思議な体験(その1)

ルーレットの結果が予言できた時



小学生の何年生くらいだったか覚えていないのですが、不思議な体験をしました。



母の実家へ夏休みの里帰りをしていたときのことでした。



親戚の子供たちが集まって、夕食後のひと時を楽しんでいました。



そんなある夏の夜、私が、お風呂からでてほんわかとした気分で湯気を出しながら縁側をとおり、居間を通りかかると、居間で、親戚に子供たち数人が、ルーレットをして遊んでいました。


ただ、ボールを入れてカラカラと回して、赤か黒か?と当てっこしているだけでしたが、子供にはそれが面白くて、ルーレットが止まるのをじっと見ていました。




ボールがカラカラカラとまわっているのを見たとき、私は、そのボールが、ある数字の穴に入る映像が見えました。まだ、起きていないことなのですが、すでに、起きたことのように映像で見えたのです。



7やね。と私が言うと、皆は、「なにをいっているの?」と私を無視してルーレットの盤を見ています。



やがて、ボールがコロン、と7に止まりました。



「あっ!!」皆が驚きました。



私も、あ??と驚きました。



子供たちは、「偶然だよ、まぐれあたりや。さあ、もう一回やろう!」といって、また、ルーレットを回し、ボールを放り込みました。



そのボールを凝視する私。



すると、また、ある映像が私の脳裏に現れました。まだ、起きていないことなのですが、すでに、起きたことのように映像で見えたのです。



そして、私がその数字を言いますと、みな、「どうかな~?♪」と興味津々で盤に体を乗り出すように見つめます。


やがて、回転が遅くなり、ボールが、コロンと入りました。



なんと、私の予言通りでした。



「ワーーーー!」と歓声が上がりました。



もういっかい、やってみよう!ともう一回やって、また同じようにズバリ的中したのでした。3回もつづけて当てたことで、居間は、子供たちの歓声で大騒ぎになりました。


その歓声におどろいた大人たちが、隣の部屋からやってきました。


子供たちは口々に「ハリーは、すごいよ、3回も当てたんだ!」と大人たちに言いましたので、 


ある叔父が、「ほんまか~? もう一回やって見せてみろよ。うそやろ~♪」と言いました。



「嘘じゃない、ほんとだ、見えたんだ!」と私はちょっとムッとして、もういっかいトライすることにしました。



でも、もう、あの不思議な心境、心理状態はなくなってしまっていました。


まったく、なにも感じられなくなっているいつもの自分になっていました。




こんな不思議な体験をされたことはありませんか?



子供の頃に見えたのに、大人になったら見えなくなったもの。


きっと、あるのではありませんか?



今から思うと、

まったく私利私欲のない無の境地に近い状態、一種のトランス状態にあったのだろうと思います。 無意識の世界、深層心理の世界に入っていた状態だったのだと思います。



ところが、「よし、あててやろう!」という欲、我欲が出たとき、それは、顕在意識の自分の意思の世界へ引き戻されてしまい、無意識界の自分が見えなくなった状態になったのだと思います。



顕在意識の自分は、「そんなこと、科学的に見てありえないじゃないか」という経験と知識がべっとりと貼りついていますので、無意識界の潜在意識の自分が、やろう、としてもできなくなってしまうのです。



鉄棒で、逆上がりが出来ない子供に、催眠術を掛けて、逆上がりができるようにして上げる方法があります。催眠暗示による能力開発です。


どうするのかといいますと、原理はこういうことです。



逆上がりができなくなっている子供の心を覗いてみましょう。


「私は逆上がりが出来ない」という経験、知識でこりかたまっている顕在意識の自分が、無意識界の自分に、「できるわけなさ、これだけ練習してもダメなんだから、僕は才能がないんだ」とつよい信念で語っている状態です。


できないのがあたりまえという信念が出来つつある状態です。


そんな信念を、催眠で、ちょっと横へどけてしまい、 無意識界にある潜在意識の自分に、「君は、できるよ。」とダイレクトに働きか目覚めさせる方法です。



たとえていうならば、硬い鉄の蓋(フタ)がついていつビンです。 


鉄の蓋(フタ)が、顕在意識です。これは、生まれたあとの教育、躾、経験から得たもので、常識的な判断をする自分です。脳の上皮部分に生まれたあと、教育や経験で蓄積された知識、記憶です。


その鉄の蓋をポンと外して横へずらし、ビンのなかにある生まれた時のあなた、素のあなた(無意識界のあなた、無限の可能性をもつあなた)に、「さあ、でておいで、あなたは何だってできるんだよね。さあ、もう、君の邪魔をするものはいないよ、でておいで、羽ばたいてごらん♪」と働きかけるのが催眠暗示法なのです。



脳の上皮の下にある、動物本来の脳にあたる部分に、あなたが生来もってうまれた能力をつかさどる部分があり、そこに無意識界の自分があります。その本来の自分を解き放つというプロセスなんです。



鳥は、木の枝を集めて巣を作りますね。


だれが教えたのでしょうか?

学校で巣の作り方を学んだでしょうか?

あの高度な建築工学を鳥はどこで学んだのでしょうか?



そう、鳥の脳に、すでにある生来の知識なんですね。「DNAの記憶」と呼ばれるものです。



人にも、実は、それがあるんです。


でも、顕在意識に邪魔されて、それがいつしか、まったく見えない状態になってしまうのです。子供には見えて、大人には見えないもの。ってありますよね、それです。



禅では、座禅を組み、その常識や、既成概念を雑念として追い払い、無になることで、ことばにならない悟りを得ます。これも、無意識界にある、生来の子供のこころを取り戻すことにつながっているのではないでしょうか。



伊藤忠商事の社長さんが社員の能力開発、人材育成教育に関して、「ノミの天井」というお話をされました。


「ノミを捕まえて、ガラス瓶の中に入れると、ノミはジャンプして、そのビンの外へでてしまいますので、ガラスの蓋をします。すると、ノミは、その蓋にぶつかって下に落ちます。そうして、しばらくして、蓋を取ると、ノミは瓶を飛び越えられないのです。 ジャンプする高さが、ビンの蓋より低くなっているのです。 」と。



NLPセミナーで有名な木下山多(サンタ)先生が、タイの象使いのお話をされました。


「象使いは、小象の後ろ足を鎖で杭に繋ぎます。 そうして育てると、大人になった象は、その鎖の範囲でしか動き回らなくなります。 大人になった象の足には、細いロープがつけられて杭にくくられています。 大人の象のちからですと、すぐに切れてしまうロープですが、象はそれを切ることができないのです。 」と。



これが、「こころのブレーキ」なんですね。



あなたも、こころのブレーキを外してみませんか?


ハリーが、心理学、NLP, 催眠暗示、そして禅のエッセンスをあなたにお教えします。



一度、ハリーのところへ遊びに来ませんか?


楽しく、リラックスしたハリーの禅リラクゼーションで瞑想を体験し、自分の潜在能力を殺してしまっている顕在意識の鎖を、とっ外してみませんか?


あなたには、もっと、もっと、潜在能力があります。



その能力、可能性を、もっともっと引き出してみたくありませんか?



ハリーの総合メンタル・サポートを受けてみたい方、試してみたい方、

気楽にご連絡を頂ければ嬉しいです。


あなたにお会いできることを楽しみにしています。



ハリー・ヨシダ

総合メンタル・サポーター

(心理セラピー、カウンセリング、コーチング、こころのブレーキを外す自己暗示催眠術、椅子に座って出来る禅リラクゼーション瞑想法インストラクター)


ハリー・ヨシダ ワクワク人生開発ナビゲーターのブログ