術後1年 リンパ浮腫と血栓症 | 健康第一!アラ還おばちゃんの日々

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2023.4に健康診断で偶然卵巣腫瘍が見つかり、6月末に手術。早期の卵巣がん(明細胞癌Ⅰa期)で、追加治療無く経過観察となりました。退院後、深部静脈血栓症が悪化し再入院。退院後は服薬にて治療、経過観察中です。


    

術後1年経過


今現在の体調や気になることなど

備忘録としてまとめていきます


 本日は、リンパ浮腫と血栓症について



昨年の6月末に、卵巣がんの根治を目的とした広汎子宮全摘出術を受けました。

子宮、両卵巣、卵管及び大網切除。加えて、骨盤内及び傍大動脈リンパ節を郭清しました。


リンパ節を郭清すると、将来リンパ浮腫になるリスクが一気に高まります。早い人では術後直ぐに発症することもあり、中には10年以上経って発症する人もいるとのこと。

実際リンパ浮腫を発症する患者さんの割合は、郭清を受けた患者全体の5〜25%(2021年のデータ)。女性特有のがん(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)の中では、足の付根に最も近い部分の治療となる子宮頸がん術後の割合が比較的高くなるそうです。


私の場合、術後に深部静脈血栓症を発症してしまいました。

実は血栓症の症状って、リンパ浮腫とすごく似てるんです…素人にはおそらく区別がつかないと思います💦



術後1日目、歩行訓練をしようと足をベッドから下ろした途端、全身の血がサーッと下半身に落ちていくような感覚を覚えました。

いざ歩き始めると、足先に重りをつけているような重だるい感じで、足を前に踏み出すことがものすごくしんどかったと記憶しています。


その後あれよあれよと足が腫れ上がってきて、特に左足の腫れが顕著でした。

腫れは収まるどころか日を追うごとにひどくなり、ふくらはぎから太ももへ、足の付根から下腹部へと上がってきて、痛みも出てきました。

これは絶対にリンパ浮腫に違いない…と思い、退院前の内診の際に診て頂いたけれど、リンパ浮腫ではなく、術後一過性のものと診断され、その後婦人科退院となりました。

(退院後症状がさらに悪化して、1週間後に受診したら血栓症が判明し、循環器内科に緊急入院となりました💦)





今までの経緯説明が非常に長くなりました💦



術後1年を経た今の状態ですが、


・下肢の浮腫は治まっており、普通に歩けています。

・下腹部(恥骨辺りから鼠径部)はポッコリした感じ。婦人科の受診時に診て頂いたら、ただの脂肪じゃないの?と言われた💢

・入浴時など血行が良くなった時に、足先がチクチクする感じがします(しもやけのようなか感じ?)

・時々、足の付根がチクチクすることがあります。


これらの症状が、血栓症の名残なのか、はたまたリンパ浮腫発症の兆しなのか🤔?

わからない…

でもどちらにしてもハイリスク群に属するのは間違いないので、これからも自分なりにリンパ浮腫発症や血栓症再発の予防対策はずっと続けていかなければなりません。


術後から現在まで、私が毎日続けている対策です👇


・24時間、着圧ソックスを着用(夏場は暑くて辟易しています😵‍💫💦)

・入浴後の足のマッサージとスキンケア

・足の付根や下腹部を締め付けない下着の着用(いわゆるBBAパンツ笑い泣き

・適度な運動


これだけ対策していても、なる時にはなってしまうえーん

気になる症状があれば直ぐに受診して、治療に繋げて行きたいと思います。