どうも和久井です。
みなさま、こんにちは。
なんとなーくほぼ毎日更新していたブログを一週間ほど更新していない自分に驚きと戸惑いを隠しきれなかったり隠しきれたりする今日この頃です。
毎日なんだかんだでこのブログを楽しみにしていてくださっていた方々、本当にもうしわけないです。
さて、今の僕はというと、もう、滾っています。滾っているんです。
去年からずーーーーーっと滾りっぱなしでどなたか冷ましにきてください。物理的にフーフーとかしてほしいくらいに、です。
明後日から舞台「Happy Spell」が開幕するからです。
この作品のために、クリスマスも大晦日も元旦も、全てをこの作品に捧げました。
プレゼント交換もフライドチキンもお雑煮も初詣もお年玉も羽根つきも、年末年始に巻き起こる全てのワクワクドキドキな欲望を全てかき消し、この作品のため生きてきました。
いやそもそもプレゼント交換もフライドチキンもお年玉も羽根つきも、最近めっっっっきりもらってもいないしやってもないです。それはすいません。
でもそれでも、この作品に
「大成功」
の三文字がもらえるならば、僕は他に何にもいりません。本当です。
この三文字がもらえるのならば、お家のガスも水も光も止まっていいです。嫌です。それは嫌なんです。
3年前の初演。23歳で役者をやりだして初めて単独初主演をさせてもらった作品。
僕はこれからいつまでこの仕事を続けていけるかは全くわかりません。
どんなに長く長く続いていこうとも、どんな素晴らしい作品に出会おうとも、
この作品が僕にとって純粋に一点の曇りもなく
「大切な作品」
であることは一生変わらないんだと思います。
それはこのハッピースペルが、「大好きだから」とか、「面白いから」とか
そんな小ちゃい理由とかじゃなく、
初めて、の作品だからです。これからの自分にとってターニングポイントをくれる作品だからです。
これからもそんな作品にいっぱいたくさん山ほど出会いたいですが、この作品が自分にとって唯一無二な作品であることに変わりはありません。
自分のことばっかり話してごめんなさいね。熱くなっちゃって恥ずかしいですぼく。
この作品には44人もの素敵なキャストさんがいます。
44人全員に魅せ場があって、44人全員それぞれに「言いたいこと」があるんです。
こんなにも「言いたいこと」がある作品って僕はみたことないです。
44人全員の言いたいことや主張の全部をかき集めてはじけて混ざってミキサーでペースト状にしたものが、ハッピースペルという作品だと思っています。
こんなこと言うと角が立つかもしれませんが、
44個全部を受け止めてほしい。なんて僕は思いません。
どれか1つでもいいです。
どれか1つだけでもいいので、その言葉に共感とか感動とか関心とかを少しでも抱いてくれたりしたら、僕は、この作品はそれでいいと思っています。
むしろどれかを否定もしてほしいくらいです。
交わらない主張ばっかりが激突する作品だからこそ、
お客様の中に好きと嫌いを両立出来てこそ、この作品の力だなと。
僕はこの作品でセイという役を演じて、ずーーーっと誰かのために動いています。
主演とは歌っていますが、自分以外の43人がいなければ何にも進まないし始まらない。ただの棒立ちで終わりです。
詳しいことはあれですが、自分のためじゃなく、自分以外の誰かが少しでも良い未来に向かえるようにと頑張っている役なんです。
同じように客席に座ってくださる皆様が、この作品をみてほんのちょっとでも何かを良い方向に変えられたらと思って。
僕らはこの作品を、心を込めて作りました
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=56054&
明後日7日から開幕します。