現在、池袋南口さんがGPSとBPMの報時信号を比較し精力的にデータを収集されています。
私はこのデータを使わせていただき、電離層とBPM電波遅延の関係を眺めていました。

データについては、池袋南口さんのこちらの記事をご参照ください。

光の速度は有限であること
光の速度が有限であること2

また私の記事
電離層の高さ
の中での池袋南口さんのコメントにもあります。


まずはデータをまとめてみました。

細かくて見えないですね^^;
この中には稚内、山川、沖縄の電離層の高さも参考に載せています。

ここから抜粋して



電波の遅延順に並べてみますと、0.1msec遅延すると約20km電離層の高さが違ってくることになります。
ここから逆算すると1msecの誤差におさめるのなら電離層の高さは200kmぐらい違っていても影響がないことになります。

ところがそう簡単にはいかないんですよね、、、
なぜなら電離層の高さが変わると反射回数も変わってくるので、もっと遅延する時間が多くなるんです。

この辺はどうやって求めたら良いのか、いまいちよく分かりません。
電離層の高さが大きく違う場合の測定値があれば計算出来るとは思うんですけど。