大丈夫か、次男( ̄□ ̄Ⅲ) | 和久井の部屋

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日々の出来事、お皿や雑貨の紹介などを書いています。

我が家の次男は中3だ。

 

 

そう、受験生である。

 

 

追い込み時期だけあって勉強への集中力も凄いのだが、平行して面接の練習もしている。

 

 

中学校から渡された”面接でよく聞かれること”という内容のプリントを参考に、次男が答えを書いていく。

 

 

一人で考えるのは不安らしく、パパに助けを求めている。

 

 

「本校を選んだ理由?えっと・・・、私が〇〇高校を選んだ理由は・・・」

 

 

「そこは〇〇高校じゃなくて、貴校のがいいね」

 

 

「キ・・・・キ・・コ????」

 

 

「それは秋篠宮妃」

 

 

「キコウ???」

 

 

「それは天気。紀子でも気候でもなく”貴校”ね」

 

 

またある日。

 

 

「時事問題がでるかもなんだって。これって最近気になったニュースとかでいいんだよね?考えたから質問して!」

 

 

「はいよ。最近の気になったニュースは何ですか?」

 

 

「はい!フィリピン人が殺人をおかしたニュースです!!」

 

 

「・・・・・・・・・は?∑( ̄□ ̄;)」

 

 

「え?ママ知らないの?フィリピン人が殺人をおかしたニュース」

 

 

「う、うん。知らんし、そもそもそのニュースよりも・・・」

 

 

「いや、だいたいの人が大谷翔平のドジャース入りか、能登半島地震って言うと思うんだよ。だからあえてそこは外して奇をてらってみた。メジャーなニュースではなく小さいニュースにする事で”こいつ、隅々まで新聞を読んでるな”って思わせる作戦だよ!!!!」

 

 

鼻穴を膨らませ、自信満々に熱く語る次男。

 

 

「うん・・・。いや、フィリピン人殺人事件でもいいんだよ。ただなんでそのニュースに興味を持ったのか、事件の背景の何に心が揺さぶられたのか答えられないとダメだと思うよ」

 

 

「じゃあじゃあ、ママは何のニュースに1番興味がある?」

 

 

「能登半島地震に決まってるじゃん。映像見てるだけで心が痛くなる」

 

 

「能登半島地震・・・・・」

 

 

「奇をてらう事よりも次男が何かを感じて、次男の言葉で話せるニュースのがいいと思うよ。綺麗な言葉じゃなくていいんだよ、敬語であった方がいいとは思うけど」

 

 

「能登半島地震か・・・」

 

 

「うん。輪島市の中学生が集団避難したじゃん。どう思う?同じ中学生として。しかも受験を目の前にして」

 

 

「キツイと思う。俺だったらどうするだろう・・・」

 

 

「そうそう、それでいいんだよ。自分ならどうするか、自分ならどう考えるのかって考えられる事のがいいと思うよ」

 

 

「わかった」

 

 

そう言って次男はプリントに言葉を書き始めた。

 

 

・・・・・となかなか心配な次男じゃが、根が真面目なのでコツコツと頑張っている。

 

 

次男の志望している高校に受かりますように。

 

 

受験生のお子様を持つお母さん方。

 

 

あと少し。

 

 

一緒に頑張りましょう!!!!