鎌倉でのホピ物語朗読会の感想を書いて下さった方々。
会場でお配りした一筆箋にも、SNSにもたくさんの方が書いて下さいました。
その中からSNSに投稿して下さった感想を、ご快諾を頂き感謝と共に皆様にお届けします。


イチョウハーツイーズさん 
鎌倉でハーブとアロマのお店をされているオーナーさん。朗読会の間、お店を一時閉めて聴きに来てくださいました。頭ではなくハートで聴いて下さったご様子。

ホピ物語の朗読に耳を傾けて参りました。
アメリカ先住民族の長老が語り残した長い長いメッセージ。
sageの葉が焚かれ、満つ中、カジュの和室ではじまりました。

読み聞かせを聞いているときの様に、物語の場面を空想しストーリーを追っていても、だんだん登場人物の関係が誰が誰だか分からなくなり、物語の朗読会から脱落して自分は置いてけぼりになった気持ちになりました。

sageの煙がダンスのように揺れるのに見とれながらがら、近所で鳴き交わすカラスの声や、大樹になった金木犀からの香り、近くでおとなしく遊ぶ子供のガラスのおはじきの光をぼんやり見ながら聴いていたら、呪文かお経のような響きがシャーマン?イタコ?が語っているように思え、ところどころ聴きとることができました。(聴きとるというより、感じとるという方が合っているかもしれません)

夕の陽がガラス戸を通して和室を射したとき、もう見えないほどだったsageの煙が一筋スポットライトのように辰巳玲子さんと周囲の参加者を照らしているなんとも美しい場面を見ました。
またwakakoさんが朗読を終えたとき、辰巳さんが座ったまま掌で、感謝するような仕草をしていたのが綺麗でとても印象的でした。
(辰巳玲子さんはホピ物語をランド・アンド・ライフ社で長く出版されている方です)

地球人類滅亡の危機を唱えるホピの予言にはゾクッとしました。
トランプと金正恩の全世界を巻き込みかねない口喧嘩、これから始まる衆院選。より良い未来を歩むためにはどうすればいいのか。技術の進歩と自然環境の破壊が地球をまる飲みにしようとしている・・・。先祖から受け継いできた自然と精神的な事象に対する認識を生かし続けていかなければ取り返しのつかないことになる。そんなことが脳裏に浮かびました。

朗読会のクロージングにwakakoさんが唄った声もネイティブアメリカンの誰かが歌っているようで、朗読のj時のシャーマンの声音と異なり神秘的でした。

本当に情けないくらい上手く感想が書けないのですが、今回この朗読会に参加できるご縁に感謝です。
後から後からいろんなイメージや映像が浮かんでくるのですが上手くまとめられません。

そんな中で一番はっきりしているイメージはちびまる子ちゃん。普段観ることはないのに今日10月1日(日)は、どうしても観たいと頭の中がちびまる子ちゃんの画像でいっぱいなのでした。



イチョウ写真家 加田務さん

「朗読を聞きたいから、今撮りますね」と早めに来場して下さって撮影して下さった、写真家の加田務さん。会場カジュさんの美しい場を余すことなく感じて頂けるのではないでしょうか。 (実際は朗読の様子も撮って下さいました)札幌から鎌倉に連れてきた木彫りもちゃんと写して下さっていました。

ファインダーを通した世界と、直に耳で聴く両方の世界を体験して下さった務さん。また後日言葉にまとまったら感想を聞かせて下さるとの事ですが、朗読会直後のフレッシュな感覚をお写真と共にシェアして下さっています。(*写真をご覧になりたい方は、イチョウの葉横の加田さんのお名前をクリック!)
 

昨日は、Wakako Oiさんによる「ホピ物語朗読会」を聴きにカジュ・アート・スペースへ。

アメリカ先住民族ホピの長老の口述記録を、約3時間休憩なしで朗読(というより口伝というべきか)。
庭では鳥が囀り、リスが枝を渡り、柔らかい陽が差す古民家の部屋で、Wakakoさんの深く温かみのある声が、時には優しく、時には強く、心に響く。言霊。言葉の持つ力に胸をつかまれる。
1970年に口述された内容が、今でも、いや、まさに今の世界に呼応して、鋭く警鐘をならしていることに驚く。いろいろ感じたことあるけど、まだ頭の中が整理できていません。





イチョウカジュ・アートスペースさん
染織工房、防音ピアノ室、貸しスペースを備えた鎌倉にある小さな文化施設。

2017年、カジュ夏秋ワークショップシリーズのとりを務めていただきました「ホピ物語朗読会」、語り部の大井和佳子さん。
北海道から来てくださいました。
ネイティブ・アメリカンのホピ族の古の智慧。それが英訳→日本語訳された本を朗読する活動を長年続けていらっしゃいます。
2009年にはサンフランシスコからワシントンDCまで5ヶ月かけて行われたネイティブ・アメリカンのピースウォークにも参加した経験もお持ちです。(すごいっ!)

語りは、どこか宮沢賢治の朗読を彷彿とさせる、静かでやさしく、でも、奥歯を少し噛み締めて不条理にぐっと耐えてきたホピの人々の強さがにじみます。
朗読は3時間に及びましたが、時間は心地よく過ぎてゆきました。終了後はシェアタイム。みなさん、さようなら思い思いの受け止めがありました。
大井さん、企画スタッフ加田さん、ありがとうございました。




イチョウランド・アンド・ライフ 辰巳玲子さん

『生命の始まりから浄化の日まで〜ホピ物語』を出版し続けていらっしゃるランド・アンド・ライフの辰巳玲子さん。ご多忙の中、群馬から文字通り駆けつけて下さいました。

今回の朗読会も、ランド・アンド・ライフ製作の映画「ホピの予言」上映会でチラシ配布して下さるなど応援して下さった玲子さん。


最初はお部屋で、途中、お部屋の外の玄関先で、、と時折場所を変えながら朗読を聴いていらっしゃいました。過去数年に渡り、合計10回は聴いて下さっているだろう玲子さんのお声を、皆様からのご感想の最後にお届けします。

出版し続けて下さっているからこそ、この本に出会いました。感謝と敬意を込めて。

 

Wakakoさんによる鎌倉での『ホピ物語』朗読会に参加してきました。

観光客であふれる小町通りを避け、八幡宮の前まで歩き、人と人力車が行き交う横断歩道の真ん中で、杜に軽く会釈しました。それから、人と車の波から外れて歩いて歩いていくと、静かな住宅地の間に、懐かしさを覚えるカジュ・アート・スペースはありました。

朗読にこの佇まいがぴったりと、Wakakoさんのお知り合いが3ヶ月ほど前にセッティングしてくださり、期も満ちて、26名ほどの方が集まられました。ここの守り人で染色家の田中さんは、あちこちとイベントが重なるこの日に、ここに集ってくださった奇跡に感謝します、とお話されました。ほんとにそうです!

さて、『生命の始まりから浄化の日まで〜ホピ物語〜』は14章から成り、朗読は休みを挟まず3時間という、ちょっと構えてしまう長さ。でも、時間の長さを感じさせないのです。
今日はお母さんと一緒に来られた学校前のお子さんもいらっしゃっていて、途中、「長いね」と小声でお母さんに話しかけるのが聞こえてきて、思わず顔がほころびました。でも、部屋から出ていくでもなく、最後までともにいてくださったのは、嬉しかったです。
庭では小鳥がさえずりをはじめてくれてたし、リスもきていたみたい。ときおり、庭に陽が差し込み、あるがままの兄弟姉妹は呼応してくれていたようでした。

「予想以上に来てくださったので、三部屋続きの畳の間になりました」なので、少し喉を痛めているらしかったWakakoさんも、みなさんに届くようにと、少し声を大きくされたようです。でも、それが、聴く者には力強く、声のもつ不思議な力を、よりいっそう感じさせてくてたようです。

後半は鼻水をすする音があちこちから聞こえ、口述者ダン・カチョンバから朗読者Wakakoさんを通して、母なる大地の私たちへの慈愛がハートを、何かしらはわからないけど、たしかに震わせていたのでした。

「だが、あなたがわたしのこの加護のうでを振り解き、自分自身を滅ぼしていくのを見る時、わしのハートは悲しみにくれる。
母親である地球の胸で、あなたたちは養われているというのに、その母親があまりの重病に、もはや混ざりけの一切ないものを、あなたがたに与えることができなくなっているのだ。」

このホピの教えの口述記録は、1987年の初版から版を重ね、現在は11刷目となります。500部ずつなんとか出し続けてきました。「教えに値段をつけて売ってはいけない」という口述者ダンの遺志を尊重して、ご寄付でお分けしてきた冊子です。

この30年の歩みが頭をよぎりましたが、今日は、出し続けてほんとうによかった、そう思えた日でした。
こんな貴重な言葉は引き継いでいかなければ、と。

Wakakoさんという読み手を得て、光が当てられました。頭とハートをひとつにして、メッセージを届けていきたい、ああ、このとこだな、とあらためてまた思えました。

3時間の朗読を、精魂込め、祈りをもって語ってくださっているWakakoさん、ほんとうにありがとう!
私が今日の主催者ではないのですが、縁あってお集まりくださったみなさまに感謝いたします。ありがとうございました!素敵なスペース、そして、お繋ぎくださってありがとう!

みなさん、いちど「ホピ物語」朗読にお出会いください。今度は10月30日横浜です。
母なる地球の子どもたちであること、どうぞ、思い出しにきてください。
そうそう、『ホピの予言』DVDブック制作へのご支援もよろしくお願いします!合掌拝

 



他に、当日お花やプレゼントを持って来て下さった方、後日写真や感想を送って下さった方、また開催までの間にご協力くださったり、心を向けて下さったすべての皆様に感謝申し上げます。

写真は朗読会前日。ふと思い立って江の島神社に朗読会とお集りの皆さんの健やかな時間を願ってお参りに行った帰り。夕陽が沈むとそれまで雲に隠れていた富士山が姿を現してくださいました。朗読会当日は、ご予約の皆さま誰一人欠けることなくお集りになりました。
翌日、ご報告とお礼参りへ。


 

関東にいる間、あと2回朗読をさせていただきます。(クローズドも1回)
◆10月31日(火)10時~14時
横浜住育の家®(相鉄線鶴ヶ峰駅より徒歩8分)申し込みのあった方に詳細お知らせします
お申し込み・お問い合わせ: miho3gou@gmail.com
https://ameblo.jp/yunamiorihonoka/entry-12312161069.html
◆11月3日(金祝)17:45受付 18:00 開始( 約3時間)
横浜Umiのいえ:JR横浜駅みなみ西口より徒歩10分
神奈川県横浜市西区岡野1-5-3 サンワビル4F
お申し込み・お問い合わせ: amo.motherwing♡gmail.com (♡を@に)
件名「11/3朗読会」でお願い致します。
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