ある日、東京の母から福岡の私に電話が掛かってきた。
「ワッコ、最近、私の耳の聞こえが悪いので、補聴器を作りたいと思うのだけど、病院に先に行って、診てもらった方が良いだろうか?それとも、直接補聴器屋さんに行った方がいい?どうしたら良いと思う?」と、言ってきた。
私は、これは大変と思い母に言った。
「先に、一度病院で検査をして。私はその間に補聴器の方を調べておくから!」
と、言って電話を切った。
そこで早速、補聴器を調べて見ると、ノイズが少なくて性能のいい補聴器は、
たっ、たっ、たっか~~~い!・・・・70万円
どうするかね~と、お金の算段していたら、2~3日してまた母から電話が掛かってきた。
「ワッコ!心配かけてごめんなさい。こっちの皆から、地獄耳と言われたから、まだ必要ない見たい。」
「ええっ!お母さんどうしたの。私と漫才でもしたいの」と言うと
「ごめん!ごめん!年寄りは暇なものだから。心配かけてすまなかったわ。」
と言う。
いいわよ!いいわよ!お母さんが元気でいてくれるなら。
それよりも、なかなかお母さんの顔を見に行けないで、ごめんなさいね。


