ある、休日の日、私は、バスを使って町へ出た。
バスの中は、昼間のせいか乗客が10人ぐらいしか乗っていなく閑散としていた。
すいている!と、思った。私の好きな一番後ろの席が空いているので、迷わずそこに座った。
目的地までには、時間が30分ぐらいかかる。私は、耳にイヤホンをさし音楽に夢中になっていた。
そして、目的地の一つ手前のバス帝まで来た時。
バスの運転手さんは、そこで降りる乗客、乗る乗客をしっかりと確認し終わると、バスのドアをパタント閉めた・・・・・・・・・と同時に私の薬指が、バスが発車する前に
と、降車を知らせるボタンスイッチを押してしまったのである。
当然、親切な運転手さんだろう、バスのドアがまた、大きく開いた。
降りる人を待っている。
そこで、当然、私は「すみません、まちがえました。」・・・・・・・!
と、大きな声で言うべきなのに、喉の奥に飲み込んでしまったかの様に出てこない。
言おうと思うのだが、かたくなに言わない・・・・・言うには、間があきすぎ今更言えない。
バスのドアはいつまでも開いたままである。降りる人を待っている。バスの中はシーンと静まりかえったままである。
何秒たったか、何分たったかバスはようやく発車した。
『gomen-2』
バスが、ようやく動き出してホットし、胸を撫で下ろした私でした。
目的地のバス帝は、一番賑やかな町のバス帝で、降車客も多いし、一番後ろに座っていた私なので、このまま、とぼけてこの場をやり過ごせるだろうと思ったのでした。
ところが、なんと!
ひやあっ~!降りるのは、私だけ!
のみの様に小さな心臓しかない私は、ありのように小さくなり、あの一番後ろの席から、一番前の降車口のある所まで、長い通路を、一人歩くはめになったのです。。
降りるときに、聞こえるか聞こえないか、蚊の鳴く様な声で
「すみません」と、ポチッツと言ったのでした。


