小、中学と地元公立で進んでいたわたし、
高校はちょっと遠い私立へ進学しました。
小、中の友人は皆無。
学費高めの私立で、帰国子女OKの学校なこともあり、私服で自由で変わった子の多い学校でした。
一般の高校とは違っていて、プレ大学という感じで、三年のときは小論文という形のテストもありました。
わたしの中に残っている先生は二人です。
一人は教育実習でもお世話になった恩師でした。
もう一人は、英語の先生で、その当時でも割とご高齢だったのでは、と思います。
一言で言うと、振り切った不思議ちゃんでした。
owlという単語が出てきて、生徒を当て
その子は「フクロウ」と答えたのに、
「そうね、オウムね」と。
みんなが「えっ」と思ったけど、ツッコまずに授業を進められ、意味が通らなくなってきたところで「さっき何て答えました?」と先ほどの生徒に聞いて
「フクロウ」て言ってんのに
「そうよね、オウムって言ったわよね」
とのたまったり
後ろの黒板見て「タロットダヒョーォ」と発音してわたしたちには何のことだかさっぱりだったり、
ある時は
アオヤマくんという生徒を名前呼びしたいところ
「タナカくん」と呼び、
アオヤマくんはその先生に またかー という顔で
「ハイ」と返事をし、その反応でちがうことがわかった先生は
「スズキくん」と呼び、
アオヤマくんは「ハイ」と返事をし、
「タケヤマくん」と呼び、「ハイ」と返事をし、
「アナタねぇ、何でもハイハイ返事をしないの」と先生。
いやいやいや、言わせてるのアナタですからね!?
というエピソードには事欠かない方がいらっしゃいました。
ほんと高校時代楽しかったー!中学校時代の暗黒な塾まみれな時代が報われたような晴れやか時間でした