夏のある日に、この本に出会いました。


小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました』


とあるところの読み聞かせラインナップに

『一寸法師』とか

『桃太郎』とかに混ざって、その本のタイトルが並んでいて、

それは絵本なの?って

かなりなインパクトでした。


図書館で探してみたらなくて、

探してない時に出会いました。

人生ソウイウモンデスネ凝視


読んで、涙ちょちょぎれましたぐすん


これはこの作者の方の実体験で、

作者さんは本編ではないところで

『親が亡くなったあとに、しっかりと強く生きていけるような子どもを育ててほしい』というようなことを書いていました。

この本の、お母さんの愛が、作者さんに伝わってよかったなぁと思いました。



ここからはわたしの超!個人的な見解と感想ですが



世間では怒らない、叱らない育児っていろいろ書かれてて、

母親であるわたしは、

イライラとか負の感情を持ったり表に出すことに罪悪感を持ってしまってました。


たしかに虐待に通じるような振る舞いはだめだと思います。特に自分勝手な、自分のことばかり考えるような。

だけど、母親もひとりの人間で、

自分を律することもできたほうがいい、とはおもうけども、

感情の起伏があるのって当たり前だと思う。

ロボットじゃないんだから。

そして、世の中、自分を律するひとばっかりじゃないし。理不尽な目にあうなんてザラにあるでしょう。

そしてイー子イー子だけでは男子に通じない。時には声を荒げることもあってしまう。


怒って、

そのあとハッと我に返ったときに

大好きであることは伝えています。


厳しくするときも

その根底に愛情があるかどうか。

そこだけは自分で覚えておきたいところだと思っています。