『 珍事2…』 | 脇崎智史オフィシャルブログ「Tomと脇あぃあぃ♪」Powered by Ameba

『 珍事2…』

good morning………


























・…目を覚ました僕の目の前には必要以上に厳重装備をしていた僕より全然大きな体格の人だった。

どうしたんですか?と聞いたらそれはこっちの台詞ですよと返してきた。

一本とられた。

誰かが僕の危機的状況を見掛けて何かしらの処置をとってくれたのだと思った。

という事は僕よりも2まわりも3まわりも大きなこの人が僕の味方なのだと思った。

ホッとした。

こんな体格の人相手では命がいくつあっても足りない。

千鳥ってる僕を一瞬で立ち上がらせ事情説明をさせられた。

(当たり前)

お酒を飲み始めてから今までの事を無駄に事細かに説明した。

目の前の大きな男(味方)の僕の無駄に長い説明を『要するに中に入れないんですね?』の一言にまとめた。

彼の聴解力+理解力+噛み砕き力には驚きを隠せなかった。

彼は全てを理解していたようだった。

全てを理解しているような顔をしている彼は片手にオートロックマンションのスペアキーを持っていた。

それで意図も簡単にオートロックマンションの扉を開けた。

ただそんな彼が懸念していたのは個人宅の鍵までは持ち合わせていないから僕と同じようにドアを叩くしかないのだと言った。

さっき僕がこの柵を全運動神経を集約してよじ登った事を彼に自慢したかったがここでは伏せておいた。











友達の部屋のドアをこの大きな男(味方)が…

コンコンコンと…

三回ドアを叩いた。








奇跡が起きた。








あれほど頑なに酔っ払い起きなかった友達が普通にドアを開けて…








『 オウ。』と…

僕に言うんだ。








僕は彼に『オウじゃないわ!!!オウじゃ!!!』

と言う力も残ってなく…

大きな男の人(味方)にお礼をして…




寝た。




寝た。




友達の部屋の…

特設ソファーベットの寝心地は…

コンクリートとは比べものにならないくらい…

……………最高だった。








普段いかに自分がぬるま湯につかってるのかがわかった1日になった。








その日…

昼間に起きた僕は…

いつもと違った面持ちで家路についた。








See you nextom...