隣組がドリフ大爆笑テーマ曲の元歌 | ひとり暮らしDAISUKI!

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先日テレビを見ていたら、中年女性が自宅のピアノで戦時歌謡「隣組」を弾きました。

すると訪問していたリポーターは「ドリフ大爆笑のテーマ曲だ」と叫んだではありませんか。

 

♪ド・ド・ドリフの大爆笑 チャンネル回せば顔なじみ 

笑ってちょうだい今日もまた 誰にも遠慮はいりません 

 

ド・ド・ドリフの大爆笑 5人はますます元気です 

今日のテーマは何だろな 力いっぱいぶつかるぞ 

≪間奏≫ 

ド・ド・ドリフの大爆笑 ゲストも楽しい人ばかり 

てぐすね引いて待ってます これを見なけりゃ損をする 

 

ド・ド・ドリフの大爆笑 兄さん姉さんパパにママ 

じいちゃんばあちゃんお孫さん 

揃ったところではじめよう 

揃ったところではじめよう ♪

 

確かにそうですがこれは替え歌で、元歌は「隣組」なのを知らないようでした。

そこで今回は「隣組」をちょっと解説します。

 

 

そもそも隣組とは戦時中の日本の町内会の組織。

江戸時代の隣保組織である五人組・十人組にならい、生活必需物資の配給や防空消火などの相互扶助が行われたほか、思想統制や住民同士の相互監視の役目も担っていたのです。

隣に誰が住んでいるかも知らない、プライバシー重視の現在では論外ですよね。

 

なぜこんな古い歌を知っているかというと、

小学生だった昭和40年代にニッポン放送で早朝に放送していた「村上正行ショー」を聴いていたからです。

NHKから移籍してきた、アナウンス部長の村上アナは、自らきつい5時から7時の番組を担当し、懐かしい曲を流していたのです。古くてためになる話をたくさん聞き、今でも覚えています。

5時から6時は浪曲や落語を放送。

6時からはトークが楽しい「おはよう6時です」で、名曲「花の街」がコーナー開始テーマ曲でした。

 

「花の街」 作詞 江間章子 作曲 團伊玖磨 1947年

1 七色の谷を越えて 流れて行く 風のリボン 

  輪になって 輪になって かけていったよ

    春よ春よと かけていったよ 

2 美しい海を見たよ あふれていた 花の街よ 

  輪になって 輪になって 踊っていたよ   

  春よ春よと 踊っていたよ 

3 すみれ色してた窓で 泣いていたよ 街の角で 

  輪になって 輪になって 春の夕暮れ   

  ひとりさびしく 泣いていたよ 

 

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