三段目付け出し

日本相撲協会は２８日に理事会を開き、現行の幕下付け出しに加え、三段目付け出しの制度を新たに導入することを決めました。
三段目付け出しが施行されれば、昭和以降では初めてです。

協会が導入を検討中の三段目付け出しは、
全日本選手権▽全日本実業団選手権▽国体成年
の３大会のうち、いずれかで８強以上に進んだ場合に２５歳未満であれば新弟子検査の受検が可能。
それで合格すれば、三段目最下位格付け出しで初土俵を踏むことができるというもの。詳細は今後検討するそうです。

現行の幕下付け出し制度は、上記３大会に全国学生選手権を加えた４大会のうち、いずれかで優勝した場合に幕下１５枚目格に付け出すなどと定めています。
通常の新弟子検査は２３歳未満の年齢制限があり、協会広報部の玉ノ井副部長（元大関栃東）は、制度導入の狙いを「門戸を広げるため」と説明しています。