大相撲一月場所七日目 | 昭和・足立区DAISUKI!

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土曜日は13時から相撲中継を見られるのでうれしいです。
幕下の相撲や、場内がパッと明るくなる十両の土俵入りがとても楽しみです。

さて横綱白鵬は最後に土俵際でもつれ、物言いがついたものの、小結高安を寄り切りで下して7連勝。
日馬富士は、鋭い立ち合いから自分らしい良い相撲で前頭4枚目の常幸龍を追い詰めましたが、土俵際の突き落としでまさかの敗退により今場所初黒星。常幸龍はうれしい初金星となりました。
鶴竜は、前頭3枚目遠藤の突っ張りで押し込まれる場面もありましたが、最後は突き倒しで下し5勝目。遠藤は5敗目となっています。

大関稀勢の里は、過去0勝2敗の関脇逸ノ城をようやく寄り切りで下し6勝目、1敗を守りました。逸ノ城は4敗目となりました。
かど番の大関豪栄道は前頭筆頭の宝富士に土俵際まで押し込まれましたが、逆転の首投げで4勝目、ようやく白星を先行させました。まだ自分の相撲を取り戻せていません。
もう1人のかど番大関琴奨菊は関脇碧山を寄り切りで下し、5勝目を挙げました。やれやれという感じです。

この結果、横綱白鵬がただ1人全勝、1敗は日馬富士、稀勢の里、隠岐の海となりました。


さて余談ですが、十両や幕内は塩をまいて仕切りを数回やりますね。どうやって仕切制限時間が管理されているのかご存知でしょうか。
土俵下に五人の勝負審判がいますが、交代で赤房下、つまり向正面東側に座った審判がストップウオッチで仕切りや勝負の時間(長い相撲になると水入り)をはかり、行司に知らせるのです。これを見た水桶管理の呼び出しが力士に伝え、力士は汗を拭いて本気で土俵に入ります。
制限時間は十両3分、幕内4分が目安ですが、水が入ったり取り直しが多いと時間が押すので短かくなります。下位でもつれて時間が押した場合には十両や中入りで調整し、何としてもテレビ中継が終わる18時までに打ち出せるように進行するのです。

ちなみに行司は仕切りの際、両者に声をかけます。
「油断なく」「向かい合って」「互いに見合って」などといい、仕切りに気合いを入れろ、時間前に立つこともあるぞと暗に伝えるのです。昔の時葉山や陸奥嵐、富士桜あたりは時間前でも立っていきました。
最近、時間いっぱいになっても合わずに待ったするのをよく見かけますが、みっともないし下手ですね。時間前から息を合わせ、合ったらどんどん立つつもりで仕切ればこんなことにはならないと思うのです。仕切りはパフォーマンスではありません。真剣勝負の入口なのです。


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