わたしが髪を丸くするのは。 | 中川樹海のブログ

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こんにちわ。

思い切ったタイトルをつけて書き始めますが、どうなることやら。。

わたしの中で一つこだわってることがあるとしたら、髪型なのですが。

とにかくまるくしたいの。

あと、なるべく手入れに時間をかけたくないのじゃ。

あ、もう終わってしまった、、、
でも、なんか、もうちょい書きたいから書く!

↑最近のわたし


気になる人だけ読んでくださーい。


この間、「どうしてそんなまるくしてるの?」とふと聞かれ、理由を述べてみたくなった。

身近な美容師さんの前で、「今サイコーの髪型だぜ!」とはしゃいでたら、
「、、ほんとに?、、、なぜ??(どこが???)」
って感じだったんだけど、なんの憤りも感じず自信満々の笑顔をふりまくことが出来てしまい、

こりゃとにかく自分の髪型がしっくりきていて、とてもいいことなんだなと感じた。



昔、美術の先生が人の横顔の描き方のポイントを教えてくれた時、
黒板にこんなような図を描いてくれた。
それを見たときなんだか本当にしっくりきた気がした!
頭はいくら大きくてもバランスは悪くならないのだ!
人によるかもしれないけど、頭が小さい方はなんだかこわい感じがする。

去年高校時代の写真が出てきた。
予想以上の毛量だった。(これは丸とはまた違う)

もしかしたら、その美術の先生の影響もあったかもしれない。わからない。


大人になってからは、しばらく風呂無しアパートに住んでいた。
風呂は主に漫画喫茶のシャワー。30分以内に出れば100円。
つまり髪を乾かす時間はなるべく少なくしたい。そこからショートヘアーの道が始まった。

また、19〜23歳頃の間は沖縄民謡の試験を受ける為に髪を伸ばさねばならなかった。
上の写真の通り、わたしは髪を伸ばせば伸ばすほど増えていくタイプだ。
さらさらストレートって感じにはほど遠い。し、もうこの頃には自分はショートヘアーのが似合うなと自覚していたので早く短く切りたかった。

髪が短いと洗うのも乾かすのも楽ちんだ。
これに関しては共感できる人がたくさんいると思う。


それ+まるっこくしたい。
まるっこくしたいのははっきりした理由がみつからない。これまで色々なものを見てきてそれが好きなんだなぁと思う。


去年に高校時代の写真が出てきて、ふとツイッターに載せてみたら意外と反応が多かった。わたしも自分で面白いと思った。

それでちょっとまた目指してみようかと思い、少しずつ髪を伸ばしていた。

だけど、あの頃のようにならない。
どうしてだろう、、、


わたしは何にもしないであの髪型で暮らしていたと思い込んでいた。


ある日、身近な美容師が髪を巻く熱ブラシみたいなのをくれた。
ちょっと試してみたところ、記憶が蘇ったのだ。

あ、わたし髪巻いてたわ!!
学校に行く前に、コテってやつで巻いてた。でもめんどうくさかった。

そうだ、それでいつのまにか髪も切り、忘れ去られていたんだ。。
努力してあの髪型だったんだわ。


そしてその熱ブラシは昔使ってたものより使い勝手が良い。

これだ!!!

ってのがつい一週間も経たないうちの出来事。


わたしの中で、髪の毛の手入れもお化粧もあんまりしたくない。というのがある。
毎日のちょっとした時間かもしれないけど、本当の姿は違うのに、それをどうこうする為に毎日の時間×一生分。自分の中でそれは無駄な時間なのでなるべく少なくしたい。

お化粧はたまに。生活の中でよく顔を触るし、あんまり身体によくなさそうな感じがするから。

ついでに思い出したけど、お洋服はなるべく動きやすくて汚れても平気なものにしたい。
それは外で遊んだりする時、汚れることを気にしたりして100%楽しめないのはもったいないから。

髪型は、いつでもその形状を保てるもの。
それがいい。あぁ、それで丸になったのかもしれない。
ワックスやムースを付けるのも嫌だ。
それは友達の家でも寝っ転がったりしたいから。

"汚れてしまうのを気にしたり、形が崩れてしまうのを気にして、心や身体が動きたいようにできなくなるのを回避したい。"

今ブログ書きながら、まとまりました。(?)


このモットーはあくまでも、日常のことである。

歌う舞台に立つ時、わたしはお化粧してる。服も自分らしいやつを選んでいる。

じゃあ、歌う時は日常じゃないってこと?
そういうことではない。

自分にとって家やその辺の公園で歌う時は日常の一つなんだけど、

舞台に立つのは少し特別でやっぱり緊張する。
だから、心の帯をしめる。

こんな表現をしたのは、沖縄民謡の舞台に立つ時着物を着て帯をしめるとしゃんとする感じがあるから。もしかしたら柔道の選手とかもそうかもしれない。


それでついこの間、髪の毛をうんとまるくして歌う現場に向かったのだ。
そしたら、すごく心の帯がしまった気がした。なんだかみるみる自信がわいてきた。

それでいて、その舞台のあとに打ち上げ会場に流れても日常を楽しむこともできる。

ドレスを脱がなくても、つけまつげを取らなくても、髪の毛の形状を保ったまま人んちでもごろごろすることもできる。

ワックスやムースを使わなくても、しばらく(次に頭を洗うまで)しっくりくる丸い形状を保たせることが出来、なおかつ何度か寝転んだとしてもつぶれない方法を見出したのだ!


わたしは何を堂々と言っているのでしょうか。


高校時代のあの髪の頃は、まだ歌手じゃなかったから髪を巻く時間なんて大切にしなくても別によかった。

だけど今は舞台に立って歌ってお金をもらっているんだ。

いつもよりは少ぅしめんどうくさいことだけど、歌をうたう自分にとってこれだけ良いことづくめなんだから
髪を巻く作業だけは怠らずやっていこう、
そう思いました。


自分にとって一番しっくりくる形を見つけたから、とても機嫌がいい。
そんな今日この頃です。


おしまい。

きみ🧶