【要約】また今日から冷たいものが持てない飲めない抗がん剤のスタート。明日からは温かいコーヒーです。血液検査では肝機能障害が分かり白血球数も低下していました。次回は抗がん剤の量を減らすかもしれません。腫瘍マーカー値は低かったのですが、ぬか喜びはせず、これからもアホなことをしつつ楽しく生きるつもりです。

【本文】今朝も駅に行く途中でキンキンに冷えている缶コーヒーを購入。この自販機、ちょっと冷えすぎなんだよね。以前なら素晴らしい自販機という評価になるのだが今日からcapox(xelox)3クール目なので副作用のため冷え冷えの缶コーヒーは持てないし飲めないし。明日からは温かいコーヒーだな。


今ケモの順番待ちなのですが、いよいよ肝機能障害が出てきました。ALTも上がってきて基準値を超えました。ただ基準値の3倍くらいまでなら抗がん剤治療は可能とのことで今回は大丈夫。白血球数も基準値の下限まで下がってきました。下にあるneutroが今2.1なのですが1.5を切ると抗がん剤治療もできなくなるとのこと。前回は3あったんですけどね。

手足のチリチリとした感じはオキサリプラチンよりもカペシタビンの手足症候群だろうと。主治医は私に説明をしながらカルテに肝機能障害grade1、手足症候群grade1と記入していました。

今回は抗がん剤を規定量で行いますが次回は血液検査の結果によっては抗がん剤の量を減らすかもしれないとのこと。まぁ規定量にこだわっても、その次がスキップになるだけでしょうし。

腫瘍マーカーCEA、CA19-9は共に基準値内です。

副作用は抗がん剤が効いている証拠でもあるのかなと思っています。基本的に抗がん剤は身体の中でマシンガンをダダダダダって周りに打ちまくっているようなもんです。

腫瘍マーカーの値は低いのですが、低い腫瘍マーカー値から再発して、しかも予後が悪い例だってあるので、ぬか喜びはしません。腫瘍マーカーが低くても安心できない理由は、がん幹細胞について書く時に触れるつもりです。がん幹細胞は、もう仮説ではなく、間違いなく存在すると私は思います。

貯金の残額も凄い勢いで減っているので、いつまでも遊べるわけじゃないですが、予後が悪くて早く死んだ場合に貯金を天国で使う訳にはいきませんから、これからもアホなことをしつつ(=私にとって有意義に)毎日を楽しく生きるつもりです。

ただ働く事も、また生き甲斐だとも思います。働くという事は誰かに必要とされているという事ですからね。誰かに必要とされていることは、本当に幸せなことです。抗がん剤治療が一段落したら、また働きたいな。