青年海外協力隊 マラウイ 理数科教師のブログ

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3月1日

任地から首都リロングウェへ移動。隊員宿泊所にすでにいた隊員からデジタルカメラの不調をもちかけられなんとか直してみる。

3月2日

そのまま隊員宿泊所。他の隊員からPCの不調をもちかけられなんとか直してみる。あいかわらずのPC隊員っぷりを発揮する。

3月3日

男の旅は一人旅。ザンビアへ移動開始。いろいろバスを乗り継ぎ6時間かけてルサカの手前、Nyimbaという村へ到着。訓練所時代に語学班が一緒だったあーさんと一年半ぶりの再会。夜通しでいろいろ語り合う。

3月4日

午前、あーさんの学校で彼女の授業を見学、さらに飛び入りで自分が生物の授業を担当。ザンビアの生徒もマラウイの生徒もあまりかわらないことを実感。午後ルサカへ移動、夜到着。ルサカの隊員宿泊所はだれもおらずドアのロック解除の仕方が分からずいろいろつまずくも、なんとかドアを開錠し泊まる。

3月5日

ルサカ散策。マラウイとは比べ物にならない発展ぶりに驚愕する。ビルがたってる、車が多い、人が多い、店が多い、みるもの全て珍しく、きょろきょろしながら歩く。ほかの人からみたら初めて都会に出てきた田舎者みたいに見えたでしょう。

みらいさんの勤める国立博物館を見つける。なんのアポイントメントも取らず、私がザンビアに来ていることも告げずいきなり入っていく。一年半ぶりの再会ながらみらいさんはあまり驚かず。博物館の中をいろいろ案内してもらう。ザンビアの人々の暮らしを紹介した実物大模型のコーナーが完成に近づきつつあったところを特別に見せてもらう。彼女や同僚たちが頑張って作っているらしい。マラウイとは比較にならない技術力の高さに驚く。

午後、TOEFL試験会場の下見をして場所を確認。隊員宿泊所から結構遠い。

夕方柔道ツアーで巡回していた柔道隊員たちが隊員宿泊所にやってくる。同期のともえさんと再会。夕食を柔道隊員の皆さんにごちそうになる。ザンビアでは柔道が盛んで道場があったりナショナルチームがあるらしい。

3月6日

朝TOEFLの試験を受けに行く。リスニング70問をはじめ全部で160問、5時間の長丁場。15人の受験者の中でなぜか日本人が4人もいた。リスニングではスピーカーが壊れており代わりに小さな小さなテープデッキで再生。小さなプレーヤーで広い会場に音が届くはずもない。別のスピーカーをとりにいくのに30分かかり面倒くさいのでできないと試験管が開き直る。音量を最大にするも音が割れてしまい何を言っているのかまったくわからないまま試験終了。

受験者全員玉砕する。

一緒に受験したザンビア隊員のあいさんと昼食を共にする。ザンビアとマラウイの比較などをして話がはずむ。

夕方、前日お会いしたみらいさんが夕食に招待してくれる。他には、訓練で語学クラスや生活班が一緒だったYoshiさんが任地からわざわざ出てきて参加してくれる、トモちゃんがおいしいスコーン(のようなおかし?)を焼いてもってきてくれる、ジコモ。でも記憶にないタンブラーを見せられ四苦八苦する。久しぶりの再会にいろいろ話が広がる。みらいさん手作りのカレーは絶品、デザートのケーキはさらに絶品。あっという間に平らげる。

みらいさん宅から隊員宿泊所に移動。午前3時ごろまでYoshiさんと理数科教育についていろいろ語り合う。3時ごろ彼女が日本のラーメンを作ってくれる。貴重なラーメンをもったいない、ジコモ。いろいろあってちょっと忘れられない味になる。

3月7日

午前3時に帰国のバスに乗るためバス停へ、上手く座席を取ることができてそのまま乗車。国境を越える際、お世話になったあーさんとYoshiさんに電話してお礼をする。みんな活動の忙しいときに時間を作ってくれて感謝。午後2時マラウイの首都リロングウェ着。長時間移動がこたえて体中の節々が痛くなるも熱いシャワーを浴びて何とか快復。

ともちゃんが焼いてくれたお菓子をバッグから出して、お茶と一緒に食べながらこの日記を書く。

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久しぶりに会った仲間たちと昔とまったく変わらないテンポで話ができたのが何よりの思い出。私の短いザンビア滞在が楽しいものであるようにと、心配りをしてくれたみんなのおかげです。驚きと喜びと感動がギュッと圧縮された日々でした。

まだ彼らの声が耳に残る。これから少しずつ薄れていってしまうのがどうにも切ない。

余韻はつきない。が、生活をするには心に区切りをつけなくてはいけないので、旅日記を書くことで旅を終了させる。

さて、明日からまたいつもの先生家業にもどろう。
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今日先生が一人学校のパソコンをかたかたやりながら困った様子でした。
聞くと、保存したはずのファイルが見つからないとのこと。
いろいろ手伝って探したのですがどうしても見つかりません。

ひろ『そのファイルを作ったのはこのパソコンですか?』
先生『うんにゃ、あっちのパソコンで作った。』
ひろ『!!!』
先生『でもあのパソコン壊れたからこのパソコンを使うことにした』
ひろ『・・・』
先生『でも前のファイルがどうしてもみつからん、何とかしてくれ』

こういう先生達をなだめすかしながら
期末試験を作ってもらっています。
試験まであと3週間、ちゃんとできるかな。
前途多難ですな。

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先週の運動会はなかなかの盛況でした。
プログラムなどもざっくらばんにしかきめてなかったし、
途中でプログラムのいくつかが消滅したり、
突然新しい競技が割って入ったりと
いきあたりばったりの運動会でしたが、
なかなか盛り上がりました。

休日はテレビやゲームなどもなく、校外へは外出禁止のため
することがない生徒達がいつもぷらぷらしています。
そういった彼らにとっては
いきあたりばったりでも何かすることがある、というのは
とても新鮮なようです。

これが日本人の運動会ならプログラムを綿密に組み、
それぞれ担当の先生などを決め、
時間配分もきっちりしているものですが、
その場の思いつき重視でだらだらと進んでいく運動会も
何やらこの国にはあっているようでよかったです。

私はカメラを持ってうろうろしていただけです。
先生も生徒も頑張りました。

夜はプロジェクターを使っての写真上映会、
こちらも盛り上がりました。

写真1農具のクワを使ってのライン引き
  2障害物レース
  3表彰式

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夜の停電の中でこれを書いています。
自宅ではなくて学校です。
生徒を講堂(といっても廃墟のようにボロいけれど)に集めて、
もう一台のPCで野生動物のドキュメンタリーを見せながら、
こちらの一台でこのメッセージを書いています。

停電になってしまうと何もできなくなりますからね、
そんな時バッテリー駆動のPCは大活躍です。

こうやって日夜生徒と寝食を共にしていると、
Fatherとか言われたりします。
この歳でこんな大きな子供たちをもった覚えはありませんよ。

ここでの暮らしもあと7ヶ月、だんだん少なくなっていきます。
残った時間を少しでも生徒達と大切に過ごしていきたいものです。
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理数科分科会の研究授業ワークショップから帰ってきました。

研究授業ワークショップでは隊員のうち数学、物理化学、生物の各教科から一名ずつが代表で授業を行い、それを他の隊員が見学し、授業案の組み立て方や授業の進め方についてみんなで検討します。

研究授業ではいつもの授業に比べて発表会的な要素が強く、代表者は数日前から教材の準備や授業案の作成にかかりきりになります。その分いつも行う授業よりも内容の充実した授業になるのですが、見学者のコメントなどもなかなか鋭いものが多く、発表者は気を抜けません。あとは余った時間や食事のときに互いの授業や生徒の様子などを話し合ったりするので、規模の小さな学会のような感じです。

今までは隊員のみの参加だったので毎回教育関係の隊員10~12名ほどが参加していました。しかし今回はマラウイ人教師にも参加を促そうということで、隊員の活動する各学校からそれぞれ1~3人のマラウイ人教師を招待しました。彼らにも隊員の行う授業を見学してもらい、検討会に加わってもらいます。結果として40名ほどの教師が参加しました。事務作業や食事・宿の手配や連絡などが大変でしたが(といっても私自身はあまり運営作業には関わりませんでしたが)無事終了し、参加者からは参加してよかったとのコメントを頂きました。

参加した生徒やJICAオフィスからの視察などもいれると100名ほどの大イベントとなりました。無事に終了して何よりです。

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分科会の活動のついでに、先月の日記で書いたことのその後です。
意義の不明確な分科会での統一試験を廃止して国家試験対策を作成するよう働きかけていくということを先月に書きましたが、この案が分科会で可決されました。活動案の説明などいろいろ手間はかかりましたが、一歩前進です。

でもこれで仕事が終わるわけでもなく、むしろ大変なのはこれからです。どういったフォーマットにするとか、一部あたりのページ数とか、印刷部数とか、予算とか、配布法とかタイムテーブルの作成とかいろいろ決めることがあります。急がずあせらず一歩一歩前進させていきましょう。

つくづく思うのですが、日本人と仕事をしていると仕事の厳しさが違いますな。
もうすこし正確に言うと、仕事に求められる精度が違います。
イベントの規模が大きくなっても時間や予算のずれなどは許されないので、
常に緊張して物事に取り組まなくてはなりません。
まぁ、仕事は本来そういうものですけれど、
『時間厳守』『連絡の徹底』『経費申請は一円単位で正確に』etc,
マラウイにいるとそういった感覚を忘れそうになる自分がいます。
堕落していくと悲しむべきか、マラウイに適応していると喜ぶべきか、
見方が分かれるところですな。

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明日は私の活動する学校の先生達が発起してスポーツ大会をやります。
そういうイベントを企画したことのない先生たちなので、ちょっと不安はあります。
以前準備の会議に参加したのですが、サッカー、短距離走、ネットボール(バスケットボールのようなゲーム)、綱引き、その他もろもろのスポーツが入った大イベントにすると張り切っていました。さらにチーム分けは学年対抗と住む地域対抗とそれらのミックスと男女別と男女混合と、先生チーム対生徒チームでもやると話がどんどん膨らんでいきます。

それらの運営やチーム分けやプログラム作りや記録付けは大変だけれどどうするの、と聞くと『生徒にやらせればNoProblem』の一言で終わりです。しかも今日はもう前日なのになんの準備もしていません。『準備は明日の朝やる、それも生徒がやるから大丈夫』と胸をはっています。

口だけは達者で行動が伴わないマラウイアンの悪い部分が全開です。

それでも自発的に何かをやろうという姿勢は歓迎したいのでお手伝いしながら見守っていきます。

でも運動会は明日、どうなるか予想もつきません。