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また停電です。これで一週間連続です。
私などバッテリー駆動のパソコンが2台あるので、
1台使ってバッテリーが切れたら2台目を使います。
なのであまり不自由することがありません。
DVDも見れるし、こうしてMIXI日記も書けるし、
停電でも電話線は生きているのでインターネットも使えます。
文明の利器ってスゴイなぁ。

昔の協力隊員は電気のない長い夜をどうやって過ごしていたのでしょう?
でも、もしかしたら昔の隊員の方が恵まれているのかもしれない、
なんて思いをはせてみます。

パソコンがあることは、便利だけれども
そのおかげで日本の生活に近い暮らしができてしまいます。
MIXIもできるし、2ちゃんねるもできるし、メールもできます。

昔の隊員はきっと電気のない夜には近所の人たちと夜通しおしゃべりしたり、
星を見ながら宇宙ってスゴイなぁ、とか思っていたのでしょう。

どちらがいい、というわけではなく、
ただなんとなくそんな思いをはせています。


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停電すると水道も止まってしまいます。
でも断水も雨季ならへっちゃらです。
外にバケツをおいておけば、数分で一杯になります。
写真は水のたまっていくバケツです。

井戸にいってしんどい思いして水を持ち帰って、
残りを気にしながらチビチビ使うなんてことはしません。
使いたい放題です。天の恵みです。
神様ありがとう!


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今年はマラウイの大統領選挙の年です。
五月に投票が行われます。
なので今の時期は候補者が各地を遊説してまわっているのですが、
今日私の住むマンゴチに前大統領が選挙演説に来ました。

前大統領が演説をする前から、
すでに街中に彼の政党のトレードカラーの黄色の服を着た
人たちがみな固まって集会場に向けて人の流れを作ります。
街中が人で埋まるんじゃないかと思うくらいの人でした。
すごかったよ。

しかもその演説会場は我が家から500メートルほどで
スピーカーの音がウチまで響いてくるので
聞きたくなくても演説の内容が聞こえてきます。

『私が当選したあかつきにはぁ~!』
とここまでは日本の演説と変わりません。
『マンゴチの人たちには一人1000クワチャあげます!』
ここで有権者が熱狂的な拍手を送る
『となりのマリンデの人たちにも1000クワチャあげます!』
で、町や村の名前が延々と続きます。
『だからお金が欲しい人は私に一票入れてください!』
ここで盛り上がりは最高潮に達します。
そしてみんなで立候補者をたたえる歌をうたってお開きです。
政策に関する公約なんか一回も出ませんでした。

ちなみにこの政治集会、参加するだけでお金がもらえます。

いつかこの立候補者が
デモンストレーションの一環として自分の支持者を集めて
首都のスーパーマーケットに連れて行き、
『何でも好きなものを買いなさい』
といって支持者らが大狂喜して品物を買い物籠に片っ端から詰め込んで
幸せそうにレジに並ぶ姿が新聞に載ってました。

別のときは、少女が立候補者に『頑張ってください』と応援をして、
立候補者が『ありがとう』といって少女に50クワチャを渡していました。

二枚目の写真はこの立候補者の政党機関紙です。
全記事が立候補者への支持と賛辞で埋まってる感じです。
この記事のタイトルは『今年のerectionsに勝つのは誰だ』、
erectionsの文字の横には立候補者の笑顔がさんさんと輝いています。
素晴らしい政党機関紙です、もう素敵すぎます。

ちなみにこの立候補者、
携帯電話の私用料金、日本円にして約300万円相当を
支払わずにいたので電話会社から訴えられています。
車の整備会社からも整備代金を払っていないとして訴えられています。

・・・

立候補者も有権者もどっちもどっち、だけれど、
やっぱり有権者が悪いのでしょうね、
立候補者は結局有権者の気に入られることしかしませんから。

教育がいきわたっていないと、
人は全体として短絡的な思考しかできなくなります。
有権者が未熟だと、民主主義は汚職しか生みません。
立候補者が当選すれば彼は公約どおりお金をばら撒くでしょうが、
そのお金は所詮有権者からの税金にすぎないし、
ばらまく以上のお金を当選者が自分のポケットに
ないないしてしまうのは明らかです。

でもこの町の有権者は前回の選挙同様に彼に票を入れるでしょう。
彼らにとっては政策という目に見えないものよりも
現金という目に見えるもののほうが大事なのです。
貧しい農民で、現金収入がほとんどない彼らです。
現金はのどから手が出るほど欲しいのはしかたないかもしれません。
悲しいけれど、それを責めることもできないのです。


・・・


ちなみに、

私の学校では生徒の政治集会参加を厳禁しています。
お金が出るのでみんな参加したがりますが禁止です。
来週は別の政党の集会です。
こちらも生徒には参加させません。
私ができるのはそれくらいですが、
たとえ自己満足に過ぎなくても、
これだけはきっちりやっておきたいです。


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夜が深まるにつれて、雨も強くなってきます。

どうか天からのこの雨が、
明日の朝まで降り続き、
演説会場に残る熱気も、
たくさんの支持者たちの足跡も、
何もなかったかのように洗い流してくれるように願わずにいられません。
そして朝にはまた明るい光が、この町を照らしますように。
青年海外協力隊 マラウイ 理数科教師のブログ

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最近、ちょっと自分大丈夫かなと思うことがあります。

1.
寝室からキッチンにモノをとりに行く、キッチンに行くと『あれ何取りに来たんだっけ?』と、しばらく思い出せない。

2.
学校で忘れ物に気づいて家に取りに行く。家についてから『何を忘れたんだっけ?』

3.
つい1分前まで手に持ってたもの(鍵とか携帯とか)が手からなくなっていて、そこいら探しても見つからない。いつも意外なところから出てくる。

4.
頭をシャンプーで洗ったのに忘れてもう一度洗う。

5.
授業中、黒板に書く言葉が頭に出てこない。『なんだっけ、あの言葉、ほらあれだよあれ』と独り言を言う。

前からもそうだったけれど、最近とくにひどくなった気がします。自分大丈夫かなぁ。

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さて、1月から続いた学期もそろそろ期末試験に突入します。

期末試験は生徒の学習達成度を測ると同時に、先生の教えたことがどれだけ生徒に伝わったかを計る物差しでもあるので、こちらとしても身構えるものがあります。なのでこの時期は生徒も先生もピリピリしてきます。

最後の週に、一週間半ほど時間があまったので学期の復習を行うことにしました。ただ、黒板に復習内容を書くだけだと生徒が飽きてしまうのでそこはちょっと工夫します。

復習内容を毎日小テストで生徒に答えさせます。生徒がどれだけ理解しているかは小テストの点数で分かります。さらに2回小テストをやったら小テストの復習の時間を作ってこれでもって1学期の学習内容の復習にします。その後また2回の小テスト&復習と続きます。

ただ、真剣味を増すためにちょこっと工夫をしています。

まず第一に小テストの結果は全て公開します。みんなに見えるところに貼り出して誰が何点取ったか分かるようにします。プライバシーも個人情報もないですが、この国ではあまりそういうことを言う人はいません。とにかく強行します。

毎朝前日の小テスト結果を貼り出すとその前に人だかりが出ます。高得点者同士が喜び抱き合ったり、低得点者が『Oh, my God!』といって頭を抱えていたりしてなかなか反応がよいです。娯楽や刺激が少ない毎日なので、こういうことにもみんな大興奮します。一枚目の写真は結果を貼り出した瞬間のものです。

みんなに見られることが、成績上位者にとってはそれだけでご褒美であり、下位者にとっては罰になります。『下位者にとっての罰』はちょっとどうかとも思うのですが、彼らに行動変容を促すためには、というか勉強を始めるきっかけにしてもらうのには必要かなと思っています。今のところ苦情はきていません。



もう一つは、特別課題です。


なんでもいいので課題をだします。特定の数学の図形を描いてこい、この問題50問解け、この大学生レベルの問題解いてみろ、etc.これは自由課題なので一部の生徒しかやりません。成績上位で数学が好きな生徒達がやります。毎回その中から最優秀者にノート(15円くらい)1冊をご褒美としてあげます。

最初はノート欲しさにやるのだけれど、いつの間にか課題をやった生徒間での順位を気にするようになります。順意表を貼り出すたびに『4位にあがった!』『10位まで転落した!』とかいってワイワイやっています。もう少し経てば、彼らの興味がノートをもらうことや順位を上げることから、『問題を解くこと』そのものになるでしょうか。

これまでに生徒の成績の2極化が進んでおり、できる生徒とできない生徒の差が開きつつあります。二枚目の画像は去年の1学期の成績分布図です。80点台を中心に左右にいくにつれ減っていきます。このころは80点台の生徒をクラスのレベルとして考えて、そこに焦点をあてて教えていくようにしていました。

そして三枚目が今年・昨日の小テストの得点分布表です。一番多いグループが0点、次に多いのが10点満点で真ん中が少なくなっています。去年の今頃に比べて思いっきり2極化しています。教える内容がだんだん高度になってくるのでできる生徒とできない生徒の差がだんだん開いていく、ということでしょうか。

教える側としてはこういう状況は困りものです。例えていうなら0点の生徒は50ccの原付、10点の生徒は750ccのバイクに乗って競争しているようなもので、同じレースでは勝負になりません。だから両方のグループのためになる授業というのは難しく、というか不可能です。

こういうとき、授業のレベルの設定を上にあわせるか、下にあわせるか、それとも真ん中か、というのは難しい判断です。が、私は下にあわせます。でもそうすると上の生徒達にとって授業がつまらなくなるばかりか、彼らの学力向上の機会を奪ってしまうことにもなります。

なので最初に書いた特別課題です。

上の生徒達はご褒美や順位を目指して毎週出る特別課題をこなしていきます。指示さえ出せば、やり方を教えなくても彼らは膨大な数の問題に勝手に挑戦して正解を見つけていくので、私は採点と順位付けだけしてればいいです。あとは自分達で学力向上していってくれます。これで上位グループでの学力向上を目指します。

以前書いた日記で、PCを上手く使って生徒の勉強を促す、ということをやっていたのですが、PCが盗難に遭ってしまいあえなく断念。それに代わる制度として今回のことをはじめました。

今まで一元的な教え方をしていたのを、これからハッキリと2通りの教え方を両立させていきます。

これからは情報公開と制度改革で勝負していきます。

上手くいくかな。
青年海外協力隊 マラウイ 理数科教師のブログ

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ザンビアから帰国後の任地では三日間インターネットが使えませんでした。
今後またすぐに使えなくなるかもしれないので今のうちに何か書いておきましょう。

インターネットがつながらないとパソコンの能力も5割減くらいになってしまいます。
ネットにつながっていると自分の意識が世界につながっている気になるけれど、
ネットがないと箱の中に閉じ込められているような感覚になります。
こんなのはPC隊員と人から揶揄される僕だけですかね?

マラウイでは自宅に電話線がある隊員は限られています。
ネットができるのは恵みです、感謝感謝。

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以前日記に書いたモリンガ、順調に育っています。
もうすぐ先生達を交えての第一回試食会をやりたいと思っています。
で、賛同をえたら鉢植えのモリンガたちを学校へ移植したいです。
でも、だんだん期末試験が近づいてきてみんな殺伐な雰囲気になりつつあるので
次学期まで待ったほうがいいもしれません。
モリンガももうちょっと育ててから移植したい。
どっちみち上手くいくかどうか、気になるところです。


栄養教育というのは大事なもので、
マラウイアンはいつもシマというトウモロコシの粉をねって作った
モチのような食べ物を食べています。

私が米中心の食事をしていると、
『お前がやせていたり病気に罹りやすいのはシマを食べないからだ』と非難されます。
しかも『シマを食べればどんな病気も治る』とかいっています。

成長期にある生徒などは栄養バランスのとれた食事が欠かせないのですが、
なんといっても貧困国のマラウイなので食事はシマばかりです。
彼らはおいしいといっているけれど、本当は肉や魚が食べたいのでしょう。
栄養学的にもそうしたほうがいいに決まっているけれど、
お金がないのだけはどうしようもありません。

モリンガが何かの役に立つでしょうかね?
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1054404199&owner_id=6056398

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いろいろ考えたけれど、TOEFL試験については正式に苦情申し立てを行うことにしました。これで点数を増やしてもらったり、料金を返してもらうことはできないとは思うけれど、次回の試験でも同じようになけなしの受験料を払った人たちが、不利益をこうむるのかと思うと、やっぱり見過ごせません。

苦情文をはってみます。

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Dear madam/sir,

This is to inform you that the TOEFL examination conducted on March 6th in Lusaka presented serious problems to the examinees and thus their results should be considered invalid.

Before the test, the supervisor informed that he had failed to obtain a proper audio device and instead prepared an alternative device, whose product name is Rising RS510. The dimension of this device was, to the best of my knowledge, no more than 30 cm X 15 cm X 10 cm, the size considered highly inappropriate under the given situation.

The speaker of the device was so small that no matter how much the volume was raised the sound was almost incomprehensible to the examnees. Two examinees, including myself, complained that the quality of the sound was not clear enough for the given test. The supervisor proposed to put the speaker closer to the examinees by putting it on a chair, but still claimed use of a better device was not feasible.

I believe that performance of all examinees was highly compromised due to the use of the inproper audio device, which should become apparent once our results come out: results of the listening section will be unnaturally lower than those of other sections.

Under the circumstances presented above I have come to conclude that the testing center clearly failed to provide an appropriate testing environment for the examinees and therefore the TOEFL test conducted on March 6th in Lusaka is invalid.

I believe I do not have to stress to you here how critically results of this test can influence future of the examinees. It is my sincere request that the conditions of this testing center is improved immediately so examinees in future should not have to face the unfair difficulties.

Sincerely,

Hiroshi Yamaura