http://ic.mixi.jp/p/9e9e13418141de7f7ad3715fb69a6a2b38e4e26f96/4b925fb9/diary/1115232188_201s.jpg
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また停電です。これで一週間連続です。
私などバッテリー駆動のパソコンが2台あるので、
1台使ってバッテリーが切れたら2台目を使います。
なのであまり不自由することがありません。
DVDも見れるし、こうしてMIXI日記も書けるし、
停電でも電話線は生きているのでインターネットも使えます。
文明の利器ってスゴイなぁ。
昔の協力隊員は電気のない長い夜をどうやって過ごしていたのでしょう?
でも、もしかしたら昔の隊員の方が恵まれているのかもしれない、
なんて思いをはせてみます。
パソコンがあることは、便利だけれども
そのおかげで日本の生活に近い暮らしができてしまいます。
MIXIもできるし、2ちゃんねるもできるし、メールもできます。
昔の隊員はきっと電気のない夜には近所の人たちと夜通しおしゃべりしたり、
星を見ながら宇宙ってスゴイなぁ、とか思っていたのでしょう。
どちらがいい、というわけではなく、
ただなんとなくそんな思いをはせています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
停電すると水道も止まってしまいます。
でも断水も雨季ならへっちゃらです。
外にバケツをおいておけば、数分で一杯になります。
写真は水のたまっていくバケツです。
井戸にいってしんどい思いして水を持ち帰って、
残りを気にしながらチビチビ使うなんてことはしません。
使いたい放題です。天の恵みです。
神様ありがとう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年はマラウイの大統領選挙の年です。
五月に投票が行われます。
なので今の時期は候補者が各地を遊説してまわっているのですが、
今日私の住むマンゴチに前大統領が選挙演説に来ました。
前大統領が演説をする前から、
すでに街中に彼の政党のトレードカラーの黄色の服を着た
人たちがみな固まって集会場に向けて人の流れを作ります。
街中が人で埋まるんじゃないかと思うくらいの人でした。
すごかったよ。
しかもその演説会場は我が家から500メートルほどで
スピーカーの音がウチまで響いてくるので
聞きたくなくても演説の内容が聞こえてきます。
『私が当選したあかつきにはぁ~!』
とここまでは日本の演説と変わりません。
『マンゴチの人たちには一人1000クワチャあげます!』
ここで有権者が熱狂的な拍手を送る
『となりのマリンデの人たちにも1000クワチャあげます!』
で、町や村の名前が延々と続きます。
『だからお金が欲しい人は私に一票入れてください!』
ここで盛り上がりは最高潮に達します。
そしてみんなで立候補者をたたえる歌をうたってお開きです。
政策に関する公約なんか一回も出ませんでした。
ちなみにこの政治集会、参加するだけでお金がもらえます。
いつかこの立候補者が
デモンストレーションの一環として自分の支持者を集めて
首都のスーパーマーケットに連れて行き、
『何でも好きなものを買いなさい』
といって支持者らが大狂喜して品物を買い物籠に片っ端から詰め込んで
幸せそうにレジに並ぶ姿が新聞に載ってました。
別のときは、少女が立候補者に『頑張ってください』と応援をして、
立候補者が『ありがとう』といって少女に50クワチャを渡していました。
二枚目の写真はこの立候補者の政党機関紙です。
全記事が立候補者への支持と賛辞で埋まってる感じです。
この記事のタイトルは『今年のerectionsに勝つのは誰だ』、
erectionsの文字の横には立候補者の笑顔がさんさんと輝いています。
素晴らしい政党機関紙です、もう素敵すぎます。
ちなみにこの立候補者、
携帯電話の私用料金、日本円にして約300万円相当を
支払わずにいたので電話会社から訴えられています。
車の整備会社からも整備代金を払っていないとして訴えられています。
・・・
立候補者も有権者もどっちもどっち、だけれど、
やっぱり有権者が悪いのでしょうね、
立候補者は結局有権者の気に入られることしかしませんから。
教育がいきわたっていないと、
人は全体として短絡的な思考しかできなくなります。
有権者が未熟だと、民主主義は汚職しか生みません。
立候補者が当選すれば彼は公約どおりお金をばら撒くでしょうが、
そのお金は所詮有権者からの税金にすぎないし、
ばらまく以上のお金を当選者が自分のポケットに
ないないしてしまうのは明らかです。
でもこの町の有権者は前回の選挙同様に彼に票を入れるでしょう。
彼らにとっては政策という目に見えないものよりも
現金という目に見えるもののほうが大事なのです。
貧しい農民で、現金収入がほとんどない彼らです。
現金はのどから手が出るほど欲しいのはしかたないかもしれません。
悲しいけれど、それを責めることもできないのです。
・・・
ちなみに、
私の学校では生徒の政治集会参加を厳禁しています。
お金が出るのでみんな参加したがりますが禁止です。
来週は別の政党の集会です。
こちらも生徒には参加させません。
私ができるのはそれくらいですが、
たとえ自己満足に過ぎなくても、
これだけはきっちりやっておきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夜が深まるにつれて、雨も強くなってきます。
どうか天からのこの雨が、
明日の朝まで降り続き、
演説会場に残る熱気も、
たくさんの支持者たちの足跡も、
何もなかったかのように洗い流してくれるように願わずにいられません。
そして朝にはまた明るい光が、この町を照らしますように。
http://ic.mixi.jp/p/e363c932bec0c7144dfe14636c88bee39f6e40e3c0/4b925fcf/diary/1115232188_223s.jpg
また停電です。これで一週間連続です。
私などバッテリー駆動のパソコンが2台あるので、
1台使ってバッテリーが切れたら2台目を使います。
なのであまり不自由することがありません。
DVDも見れるし、こうしてMIXI日記も書けるし、
停電でも電話線は生きているのでインターネットも使えます。
文明の利器ってスゴイなぁ。
昔の協力隊員は電気のない長い夜をどうやって過ごしていたのでしょう?
でも、もしかしたら昔の隊員の方が恵まれているのかもしれない、
なんて思いをはせてみます。
パソコンがあることは、便利だけれども
そのおかげで日本の生活に近い暮らしができてしまいます。
MIXIもできるし、2ちゃんねるもできるし、メールもできます。
昔の隊員はきっと電気のない夜には近所の人たちと夜通しおしゃべりしたり、
星を見ながら宇宙ってスゴイなぁ、とか思っていたのでしょう。
どちらがいい、というわけではなく、
ただなんとなくそんな思いをはせています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
停電すると水道も止まってしまいます。
でも断水も雨季ならへっちゃらです。
外にバケツをおいておけば、数分で一杯になります。
写真は水のたまっていくバケツです。
井戸にいってしんどい思いして水を持ち帰って、
残りを気にしながらチビチビ使うなんてことはしません。
使いたい放題です。天の恵みです。
神様ありがとう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年はマラウイの大統領選挙の年です。
五月に投票が行われます。
なので今の時期は候補者が各地を遊説してまわっているのですが、
今日私の住むマンゴチに前大統領が選挙演説に来ました。
前大統領が演説をする前から、
すでに街中に彼の政党のトレードカラーの黄色の服を着た
人たちがみな固まって集会場に向けて人の流れを作ります。
街中が人で埋まるんじゃないかと思うくらいの人でした。
すごかったよ。
しかもその演説会場は我が家から500メートルほどで
スピーカーの音がウチまで響いてくるので
聞きたくなくても演説の内容が聞こえてきます。
『私が当選したあかつきにはぁ~!』
とここまでは日本の演説と変わりません。
『マンゴチの人たちには一人1000クワチャあげます!』
ここで有権者が熱狂的な拍手を送る
『となりのマリンデの人たちにも1000クワチャあげます!』
で、町や村の名前が延々と続きます。
『だからお金が欲しい人は私に一票入れてください!』
ここで盛り上がりは最高潮に達します。
そしてみんなで立候補者をたたえる歌をうたってお開きです。
政策に関する公約なんか一回も出ませんでした。
ちなみにこの政治集会、参加するだけでお金がもらえます。
いつかこの立候補者が
デモンストレーションの一環として自分の支持者を集めて
首都のスーパーマーケットに連れて行き、
『何でも好きなものを買いなさい』
といって支持者らが大狂喜して品物を買い物籠に片っ端から詰め込んで
幸せそうにレジに並ぶ姿が新聞に載ってました。
別のときは、少女が立候補者に『頑張ってください』と応援をして、
立候補者が『ありがとう』といって少女に50クワチャを渡していました。
二枚目の写真はこの立候補者の政党機関紙です。
全記事が立候補者への支持と賛辞で埋まってる感じです。
この記事のタイトルは『今年のerectionsに勝つのは誰だ』、
erectionsの文字の横には立候補者の笑顔がさんさんと輝いています。
素晴らしい政党機関紙です、もう素敵すぎます。
ちなみにこの立候補者、
携帯電話の私用料金、日本円にして約300万円相当を
支払わずにいたので電話会社から訴えられています。
車の整備会社からも整備代金を払っていないとして訴えられています。
・・・
立候補者も有権者もどっちもどっち、だけれど、
やっぱり有権者が悪いのでしょうね、
立候補者は結局有権者の気に入られることしかしませんから。
教育がいきわたっていないと、
人は全体として短絡的な思考しかできなくなります。
有権者が未熟だと、民主主義は汚職しか生みません。
立候補者が当選すれば彼は公約どおりお金をばら撒くでしょうが、
そのお金は所詮有権者からの税金にすぎないし、
ばらまく以上のお金を当選者が自分のポケットに
ないないしてしまうのは明らかです。
でもこの町の有権者は前回の選挙同様に彼に票を入れるでしょう。
彼らにとっては政策という目に見えないものよりも
現金という目に見えるもののほうが大事なのです。
貧しい農民で、現金収入がほとんどない彼らです。
現金はのどから手が出るほど欲しいのはしかたないかもしれません。
悲しいけれど、それを責めることもできないのです。
・・・
ちなみに、
私の学校では生徒の政治集会参加を厳禁しています。
お金が出るのでみんな参加したがりますが禁止です。
来週は別の政党の集会です。
こちらも生徒には参加させません。
私ができるのはそれくらいですが、
たとえ自己満足に過ぎなくても、
これだけはきっちりやっておきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夜が深まるにつれて、雨も強くなってきます。
どうか天からのこの雨が、
明日の朝まで降り続き、
演説会場に残る熱気も、
たくさんの支持者たちの足跡も、
何もなかったかのように洗い流してくれるように願わずにいられません。
そして朝にはまた明るい光が、この町を照らしますように。