http://ic.mixi.jp/p/9717dbb6c1fbc189279ba70587d48c0060e6b13867/4b9ccfc8/diary/1183960690_188s.jpg
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さて、何事もなく首都から帰ってきました。
暴動や騒乱などの気配をみじんも感じさせることなく
いつもどおりの平和の中で選挙が行われ、現職大統領が再選しました。
任地に帰ってみると生徒たちがとびきりの笑顔で出迎えてくれました。
いつもは鬼しごきの数学も2週間も授業がないと寂しくなるようです。
よしよし、挨拶がてらにたっぷりしごいてやるか。
職員室に顔をだして先生方に挨拶、
職員室の奥のほうに書類が山になってる机がありました。
『書類をためちゃって、だらしない先生だなぁ、誰だろう?』
と思って近づいてみたら自分の机でした。
私が休みの間に生徒に出した課題が私の机の上に積まれていました。
お前の机はキリマンジャロ山になったと同僚教員たちがからかいます。
全部採点しないといけません。
校長先生や教頭先生、草の根資金援助の書類作りをきちんと進めていました。
必要な手続きなどがほとんどできていて、
私が書類を最終チェック、細かい数字や英語の表現などを少し手直しして
校長先生に手渡しました。
彼は次の日、勇むようにして私と入れ違いに首都へ上京、
大使館へ出向いて大使館の職員に直接応募書類を提出しました。
本当は郵送でもいいのですけれどね、
『意気込みが伝わるから手渡しにしよう』と私がいったのを忠実に実行してくれました。
提出するだけで首都まで往復2日がかりです。
有言不実行が当たり前のマラウイにおいて、なかなか見られない光景です。
われながらいい校長や教頭に恵まれました。感謝感謝。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大使館の草の根援助の申し込みが一息ついたところで新しい仕事です。
南部の大都市、ブランタイヤのテレビ制作会社から
理科の教育番組の製作以来があったので昨日そちらまで行ってきました。
片道250kmを1泊2日で往復です。結構きつかった。
制作会社の社長さんが言うには、
理科の教育番組を作ってみたのでスポンサーに持ち込んでみたけれど、
いまひとつ反応が鈍かった、どうしたらいいんだろう、というものでした。
早速社長さんと製作スタッフと一緒に彼らの作った番組を見てみます。
始まると男の人が画面に出てきます。
『今日はみなさんと理科の授業をします。
これから理科の授業で大切なことをいうのでよく聞いて下さい。
大切なことその1、授業に出よう。
そうですまず授業にでることが大切です。
なぜかというと理科の大切なことは授業中に先生が話すからです。
大切なことその2、先生の話を聞こう。』
とこんな感じで延々と続きます。カメラの前でしゃべるだけです。
実験も写真も図も出てきません。
その日は朝早くに家を出たので睡眠不足です。気がついたら寝ていました。
目が覚めたら社長さんやスタッフが心配そうに私を見てました。
・・・すいません。
社長が『どうでしたか?』と恐る恐る聞いてきます。
どうでしたかも何もありません、見てませんでした。
睡眠導入剤としてはよくできたテレビ番組です。
不眠症に悩む人たちも、これを観ればぐっすり眠れそうです。
番組つくりの根本的な改革が必要です。
こういう仕事は引き受けないほうがいいのですが、
人助けというか、『頼まれ事は試され事』と
以前友人が言っていたのを思い出して引き受けることにしました。
まずその日のうちに実験が得意で人前に出ることが好きな理数科隊員に電話して
協力を取り付けます。彼に主役をお願いして番組を作り直します。
来週の週末から早速収録です。
私はずっと昔にテレビ関係の仕事を3年くらいしていたので、
未熟な腕ですがマラウイなら十分通用するでしょう。
少なくとも、この社長さんよりは上手く作れそうです。
さらにスポンサーも決まっていないのでスポンサー探しもしなくてはなりません。
いくつかアテがあるので来週の収録が終わったら最初の一話くらいは
その場で編集してスポンサー候補に届ける算段をつけます。
この国では番組の制作会社が自分でスポンサーを探して、
制作会社の番組とスポンサーのCMをあわせて放送局に持っていて、
お金を払って放送させてもらうことになっています。
番組を作るほうは、たぶんそれなりに上手くいきそうなのですが、
そうするとお金を出してくれるスポンサーが見つかるかどうかが
成功の分かれ目になりそうです。上手くいくかなぁ。
こういった新しい企画もなかなかおもしろそうですな。
写真左・番組制作会社のラジオ番組のスタジオで
編集装置をいじらしてもらう。
写真右・最近作った納豆、友人から長ネギをいただいたので、きざんで入れました。
やっぱり納豆にはネギですな、おいしかった。
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さて、何事もなく首都から帰ってきました。
暴動や騒乱などの気配をみじんも感じさせることなく
いつもどおりの平和の中で選挙が行われ、現職大統領が再選しました。
任地に帰ってみると生徒たちがとびきりの笑顔で出迎えてくれました。
いつもは鬼しごきの数学も2週間も授業がないと寂しくなるようです。
よしよし、挨拶がてらにたっぷりしごいてやるか。
職員室に顔をだして先生方に挨拶、
職員室の奥のほうに書類が山になってる机がありました。
『書類をためちゃって、だらしない先生だなぁ、誰だろう?』
と思って近づいてみたら自分の机でした。
私が休みの間に生徒に出した課題が私の机の上に積まれていました。
お前の机はキリマンジャロ山になったと同僚教員たちがからかいます。
全部採点しないといけません。
校長先生や教頭先生、草の根資金援助の書類作りをきちんと進めていました。
必要な手続きなどがほとんどできていて、
私が書類を最終チェック、細かい数字や英語の表現などを少し手直しして
校長先生に手渡しました。
彼は次の日、勇むようにして私と入れ違いに首都へ上京、
大使館へ出向いて大使館の職員に直接応募書類を提出しました。
本当は郵送でもいいのですけれどね、
『意気込みが伝わるから手渡しにしよう』と私がいったのを忠実に実行してくれました。
提出するだけで首都まで往復2日がかりです。
有言不実行が当たり前のマラウイにおいて、なかなか見られない光景です。
われながらいい校長や教頭に恵まれました。感謝感謝。
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大使館の草の根援助の申し込みが一息ついたところで新しい仕事です。
南部の大都市、ブランタイヤのテレビ制作会社から
理科の教育番組の製作以来があったので昨日そちらまで行ってきました。
片道250kmを1泊2日で往復です。結構きつかった。
制作会社の社長さんが言うには、
理科の教育番組を作ってみたのでスポンサーに持ち込んでみたけれど、
いまひとつ反応が鈍かった、どうしたらいいんだろう、というものでした。
早速社長さんと製作スタッフと一緒に彼らの作った番組を見てみます。
始まると男の人が画面に出てきます。
『今日はみなさんと理科の授業をします。
これから理科の授業で大切なことをいうのでよく聞いて下さい。
大切なことその1、授業に出よう。
そうですまず授業にでることが大切です。
なぜかというと理科の大切なことは授業中に先生が話すからです。
大切なことその2、先生の話を聞こう。』
とこんな感じで延々と続きます。カメラの前でしゃべるだけです。
実験も写真も図も出てきません。
その日は朝早くに家を出たので睡眠不足です。気がついたら寝ていました。
目が覚めたら社長さんやスタッフが心配そうに私を見てました。
・・・すいません。
社長が『どうでしたか?』と恐る恐る聞いてきます。
どうでしたかも何もありません、見てませんでした。
睡眠導入剤としてはよくできたテレビ番組です。
不眠症に悩む人たちも、これを観ればぐっすり眠れそうです。
番組つくりの根本的な改革が必要です。
こういう仕事は引き受けないほうがいいのですが、
人助けというか、『頼まれ事は試され事』と
以前友人が言っていたのを思い出して引き受けることにしました。
まずその日のうちに実験が得意で人前に出ることが好きな理数科隊員に電話して
協力を取り付けます。彼に主役をお願いして番組を作り直します。
来週の週末から早速収録です。
私はずっと昔にテレビ関係の仕事を3年くらいしていたので、
未熟な腕ですがマラウイなら十分通用するでしょう。
少なくとも、この社長さんよりは上手く作れそうです。
さらにスポンサーも決まっていないのでスポンサー探しもしなくてはなりません。
いくつかアテがあるので来週の収録が終わったら最初の一話くらいは
その場で編集してスポンサー候補に届ける算段をつけます。
この国では番組の制作会社が自分でスポンサーを探して、
制作会社の番組とスポンサーのCMをあわせて放送局に持っていて、
お金を払って放送させてもらうことになっています。
番組を作るほうは、たぶんそれなりに上手くいきそうなのですが、
そうするとお金を出してくれるスポンサーが見つかるかどうかが
成功の分かれ目になりそうです。上手くいくかなぁ。
こういった新しい企画もなかなかおもしろそうですな。
写真左・番組制作会社のラジオ番組のスタジオで
編集装置をいじらしてもらう。
写真右・最近作った納豆、友人から長ネギをいただいたので、きざんで入れました。
やっぱり納豆にはネギですな、おいしかった。