離婚を決意し、知人の紹介で信頼できる女性弁護士と共に、調停、そして裁判まで、避難生活をしながら長いトンネルに入った。
生きるために、夫は全力で抵抗するだろう。
私は、強制的に閉じられていた眼を開くことが出来た後、世界がこれ程までに新鮮で、活気に溢れ、美しいものだと、改めて知った。
母亡き後、友人、知人との連絡を禁止され、兄弟姉妹、親戚のいない私は、一人で夫の監視に耐えるしかなかった。
ほぼ監禁のような、働き、摂取され、家政婦の役割もし、そしてやっと、自らの意思で自由を得た。
世界が、これ程までに美しく、生き生きしていたことに、改めて驚いた私は、これからの長い離婚までの道程の途中でも、心折れることなく、進んで行けると思った。
しかし、長い。
とてつもなく、長い時間がかかる。
夫は抵抗するだろう。
それは分かっている。
でも私も、全力で人生をとりもどすと決めたのだから。
私は毎日、不安に揺れながらも、前を向くことだけは止めなかった。
🍀自由になったら、一番に行きたいと思っていたカフェに。
