夫の遺書と、激ヤセした写真が送られてきて以来、ふとした瞬間に、
「俺をここまで苦しめ、追い詰めたのはお前だ」
と声が響いた。
まわりは皆、
「やっと自由になったのだから、自由を謳歌しないと!」
と、励ましてくれる。
そう。
頭の中では分かっている。
夫が、私のせいで痩せ、自暴自棄になろうとも、それは彼自身の選択なのだ。
私に遺書と写真を送りつけてきた意図は、
「お前がいないと生きていけない。 こんなに苦しんでいるのに、見捨てるのか?」
というトラップ。
ひっかからない。
成人した大人が、自分で人生を選び取るのだから
誰の責任でもない
私は戻らない
「あなたの奴隷は戻らないよ」
自分自身に言い聞かせるように。
私は、頭を上げ、誰の機嫌も気にせず、自分で人生を変えてゆく。
🍀商店街の途中で立ちよったカフェで。気の向くまま、歩くなんてことも、長年できなかった。
