不動産では、住宅ローンを頻繁に利用します。
現金で購入する人もいますが、10人中、8人から9人は住宅ローンの利用を検討されます。
自己資金があっても、あえて借り入れをする場合もあります。
現金と住宅ローン、一般の人の場合、現金が「有利、または偉い」と錯覚するケースがあります。断言します。錯覚です。むしろ、現金の場合は信用することが難しい場合があります。資金の出所です。また、決済時までに資金を費消しないかどうか、不安な点が大きくなることがあります。
そのため、住宅ローンのほうが確実で信用度が高い、となります。
融資は伊達ではありません。
細かく調査されますので、安心して決済を行うことができます。
今回は、土地購入+建物新築の買主のケースです。
コロナの影響で所得が低下しています。
夫婦での収入合算です。
しかし、配偶者は産休等で十分な所得を得ることができていません。
さらに、他の借り入れが複数あります。
必要とする借入金額は、現在の夫婦の所得を合算した金額の、約10倍です。
多くの融資を扱う人であれば、断る案件かと思います。
常識的には、合算所得の5~6倍程度、しかも他の借り入れが無い、という
条件で組み立てるでしょう。
今回は激しく頭を使う内容です。
どうやって満額の承認を得るか。
実行条件をどこまで有利にできるか。
色々と考えないといけません。
事前審査手続きをし、結果がでました。
条件付きですが、満額が承認されました。
条件は借り入れの一つを完済すること、です。
他はありません。
それどころか、かなり有利な融資条件を得ることができました。
金融機関の協力のおかげです。
正式申込までは、まだ建物のプランの調整など時間が必要です。
その間に、可能な限り費用を見直し、減額できるようにします。
正式申込時に、事前審査より「低い」金額で申し込むことは、全く構いません。
逆は不可、です。
いかに下げるか、が大切です。
状況が良くはなっても、悪化しないようにする、これが重要です。
低金利を限界まで活用することで、実質、金利負担なし、元金のみの
返済計画となりました。理想的と思います。
他の家庭でも、打てる手は積極的に使うようにしようと思います。