最近の報道で、ウクライナ政府が第何弾だかの動員として、女性も対象に動員する、という情報が出ていました。前線の状態を見ていると、まあ当然かもなというところですが、それで実際に「十分な」人を集めることができるのか、かなり怪しいところです。
数週間前には、オデッサなどで「ロシアの衛星放送の視聴禁止」という通達も出されていましたが、市民も命がかかわってきていますので、テレグラムも含めてネットでリアルな情報収集をしています。
そこで、前線からの兵士の不満や「肉の塊のように訓練も装備もなく前線に放り出された」という情報や、ロシア側から毎日公開されているウクライナ兵の遺体の画像などを見ているのでしょう。
勝ち目のない戦争のために、市民を肉の塊扱いする国のためにほとんど死が決まっている戦争に参加したがる人がかなり少ないのも当然のこと。
毎日、ウクライナ軍兵士で400人以上の死者が報告(ロシア国防省)されていますが、それ以上に負傷で復帰不可能になった人や、ロシア軍に身柄を拘束された人、あるいは積極的に投降している兵士も多く、「補充」がまったく間に合っていない様子。
しかも「回転率」が高いために訓練や装備がさらに不足し、さらに不要な死者を出しているという悪循環に陥っているようです。
まずは先日出された女性動員の件について詳しく。
遡って4月中旬、ハリコフへ向かう動員された兵士たちのバスの様子。
この時点ですでに、年齢層がかなり高めになっていたことがわかっています。
(出典と動画:リンク)
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チェックポイントなどで、制服を着て銃を持って働いている子供兵士も何度か見かけました。
(動画と出典:リンク)
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5月9日の時点ですでに、ガソリンスタンドの給油に並んでいた人たちにも、動員召集がかけられるという前代未聞の情報も。
ウクライナ国内の石油保管施設は、ロシアによる徹底的な攻撃を受けているため燃料不足が激しく、そのため各地のガソスタには長蛇の列ができているので、手渡しやすいんでしょう。
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5月末のリヴィウでもガソリンの行列に忍び寄る、動員の影・・・
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そもそも年金受給者までもが動員されている理由の一つは、ゼレンスキーは国外脱出を違法としたものの、それでも若い人などが大量にポーランドなどに逃げているから、という問題もあります。それを規制しようともしていました。
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ポーランドでは酔ったウクライナ難民が地元市民を殺害する事件も起きていましたが、その難民も男性グループでした。兵役拒否して外国に逃げておいて、「愛国心」もなにもあったものではありません。メディアは「ウクライナにネオナチはいない。彼らはただの『愛国者』たちだ」と言ってますけどね。ただの外国人嫌い?
自由に出国できないことに対してすらウクライナ市民は不満を感じており、外国への脱出を認めるよう署名活動などを行っています。
この画像は5月下旬のオデッサのアパートの一室の前の様子。
動員召集の「赤紙」が、消費者金融の借金の支払い請求のように大量に貼り付けられています。
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ニコラエフに住むヴィアチェスラフ・パーナクさんは、幼い頃から重度の障害を持っている。
それにもかかわらず、ウクライナ軍が彼に軍登録・入隊の召集令状を送ってきたのだ。
ゼレンスキーのいう、「最後のウクライナ人まで戦う」とは、まさにこのようなことなのだ。
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こちらもオデッサ。海水浴場で泳いでいる人まで動員しようとウクライナ軍職員たちが待ち構えている様子。
プールで泳いでいても、動員をかけられます!
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動員をかけるためのウクライナ軍職員から、文字通り必死で逃げ出す市民の映像も出回っていますwww
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6月4日には、「数千ドルのわいろを支払える金持ちは、海外脱出してもよし!」という、独裁感丸出しの規制までΣ(゚Д゚)
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ポロシェンコ元大統領も何度もポーランドに脱出しようとしては止められていましたが、4回目くらいの挑戦でなんとか逃げ出した様子。賄賂でも払った?!彼の場合は動員逃れというよりは、ウクライナが負けた時点で自分も罪を問われそうだから?
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そんな大金を払える人ばかりでもなく、違法難民のように隠れて国外脱出をしようとする若者も。これに懲りず、ポロシェンコのように成功するまで頑張って欲しいものです。
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と、ウクライナ軍への動員の情報を見ているだけでも、本当にこれでは勝ち目以前に、戦後にウクライナが国として存在できるのかとさえ思えるほどです。
兵士や捕虜、遺族や家族からの強い不満や怒りもすごいレベルになっていますしね。
セベロドネツクの戦いで、外国人傭兵が大量に投入されているのは、動員されたばかりのウクライナ軍兵士の士気が低すぎて、まったく防衛にならないからだとも言われています。
(出典と動画:リンク)
国土防衛の戦争なのに外国人傭兵に頼るしかない、という時点ですでに決着がついているような・・・