神殿の丘で3日間に渡る衝突が起こり、アメリカがイスラエル政府にユダヤ人(の入山)を禁止するよう求める

After Three Days of Clashes on Temple Mount, US Calls on Israel To Ban Jews

9月15日【Breaking Israel】http://www.breakingisraelnews.com/48898/after-three-days-of-clashes-on-temple-mount-us-calls-on-israel-to-ban-jews-jerusalem/#SqmSd6evseqKYvu3.99 より翻訳




「主はこう仰せられる。『わたしはシオンに帰り、エルサレムのただ中に住もう。エルサレムは真実の町と呼ばれ、万軍の主の山は聖なる山と呼ばれよう』 (ゼカリヤ書8:3)
 

(画像 https://en.wikipedia.org/wiki/Dome_of_the_Rockより)




エルサレムにある神殿の丘で、イスラエル警察とパレスチナ人による衝突が火曜の時点で3日連続で発生し、国連やアメリカ、イスラム社会から厳しい批判を起こしている。

ユダヤ暦の新年祭にあたるローシュ・ハッシャーナーの二日目、警察がユダヤ人を神殿の丘にエスコートをして登ろうとした際に、数十人のパレスチナ人らが警察とユダヤ人のグループに対して岩や鉄の棒、爆竹などによる攻撃がしかけられた。また警察官には火炎瓶が投げつけられ、木の梁が炎上する場面も見られた。

暴徒はアル・アクサー・モスク内部からバリケードで封鎖しようと試みるも、警察は催涙ガスやスタングレネード(手榴弾)などを使用して内部へ強行突破に成功。

警察官5名が軽傷を負い、パレスチナ人数名が逮捕されたが、その人数は明らかにされていない。パレスチナ赤新月社の救命センター長、アミン・アブ・ガザレ氏によると、負傷を負ったアラブ人の数は26人におよぶという。


アメリカ国務省報道官のジョン・カービー氏は月曜、両者の衝突を次のように糾弾している。

「ハラム・アル・シャリフ(神殿の丘)周辺地域における暴力行為の増加、および過熱化する緊張感について、アメリカ合衆国は深刻に憂慮しています。私たちは暴力行為のあらゆるものを強く糾弾します」

「あらゆるセクターが自制し、挑発的行動および言辞を差し控え、ハラム・アル・シャリフ(神殿の丘)という歴史的な場所の現状を変化させることなく維持することは、決定的に重要な意味を持っています」



カービー氏のいう「歴史的な場所の現状を変化させることなく維持」というのは、つまり、神殿の丘へのユダヤ人の参拝を禁止させるという意味である。


アメリカの発言に対し、火曜の夕方、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は特別安全保障会議の中で、次のように断言した。

「神殿の丘を訪問するユダヤ人を阻止しようとする暴徒は、許されるものではない」(イスラエル外務省の声明文より)


イスラエル政府に対する糾弾は、アメリカだけでなく中近東諸国からも沸き起こっている。

 ヨルダンのアブドゥッラー国王は、月曜アンマンで行われた記者会見の場で、この神殿の丘での暴力行為について次のように話したとAFPが伝えている。

「 エルサレム市内でさらに挑発行為が行われた場合には、ヨルダン・イスラエル間の国家間の関係に影響を与えるでしょう」

「残念ですが、(挑発行為が行われた場合)ヨルダンには何らかの行動を取るしか選択肢がなくなることになります」


ハマスのサミ・アブ・ズリ報道官は、「神殿の丘でのイスラエル政府の活動の激化は、宣戦布告に相当します」と、イスラエルに対する報復措置をもって脅迫している(Walla!)。

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イスラエル政府によるアル・アクサ寺院の神聖さを「侵害する」行為に対し何らかの措置を行うよう、潘 基文国際連合事務総長との電話による階段の中で要求した(トルコのニュースサイト・Hurriyetより)。その対談の中で大統領は、イスラエルの行為は「受け入れられないもの」で、イスラム世界に「深刻な怒り」を起こす原因となると話したとされている。


カイロで開催されたアラブ国家の外相の会合の後、サウジアラビアのアデル・アル・ジュベイル外相もまた、神殿の丘でのイスラエルの行為を非難した(国営サウジ通信より)。

「今回の会合では、パレスチナ問題、そしてアル・アクサ寺院で起こっていること、また同寺院を差し押さえようと試みるシオニストの敵による攻撃的な動向にどのように対処するかについて話し合いました。

その他、サウジアラビア王国からの要請およびアラブ諸国からの満場一致を受けた上で、イスラエル政府の行動を非難し、彼らにあらゆる方面から対決するための努力を増強させる手段についても話し合いがもたれました」



火曜日に行われた安保理の会議で、ニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官は、イスラエルに対して「歴史的な現状を維持)」、つまりユダヤ人の神殿の丘への入山を禁止することを強く求めている

「中近東がテロリズムや過激思想などの危険な潮流に直面する中、そのような深刻な挑発行為は暴力を誘発し、その暴力がエルサレムの旧市街の城壁をはるかに越えてしまうような事態になる可能性もあります」






(翻訳終了)


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【コメント】



八芒星の新時代の始まり」(天下泰平様)より一部引用させていただきました。

昨年、伊勢と出雲の大遷宮を終えて極東イスラエルである日本の方は準備を整えましたが、

大元のイスラエルは今年から本番であり最後の時期。

日本で起こった遷宮のような祭祀とともに、悲願の「第三神殿」をエルサレムの「神殿の丘」に建てる動きがいよいよ始まるかもしれません。



(引用終了)


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そして「ソロモンの第三神殿は2014年に建てられるのか?」(misaさまのブログ)からも、一部引用させていただきました。



何故、ユダヤ人が第三神殿を建てるのを悲願としているかと言うと、

旧約聖書には『第三神殿が再建された後、イスラエルと反メシア勢力との最終戦争が起こり、

その最中に救世主が第三神殿に再臨し、最終戦争を終わらせてくれ、

その後千年の至福の時代が訪れる』とあるからです。




(引用終了)


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さらにもっと端的な説明があった、「■■■進むソロモンの第3神殿計画『荒らす憎むべき者』」(taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢さま)からも一部引用させていただきます。



モーセ(預言者、立法者、最高指導者)の教えに導かれたユダヤ教、キリスト教、イスラム教の根はひとつ・・

現在の神殿の丘には、イスラム教の「黄金ドーム」が存在している。(預言者ムハンマド所縁の聖地)

破壊して「ユダヤの第3神殿」を再建するプランは、紛争と戦争の「大発火点」になる。

「ヨハネの黙示録」で預言されています。(ハルマゲドン最終戦争)



(引用終了)