携帯電話からの高周波(電磁波)があなたの精子を殺している?
Cell phone radiation - is your cell phone killing your sperm?



2014年6月14日【Natural News】http://www.naturalnews.com/045625_cell_phone_radiation_sperm_quality_mens_health.html 


(NaturalNews) :携帯電話をズボンのポケットにしまうことで、あなたの精子が殺されているかもしれません。

世界的に精子数が現象しているのは、携帯電話から出されている高 周波(RF)の放射に被ばくしているのが原因であることを示唆する新しい研究がなされています。

イギリスのエクセター大学の研究者らは、携帯電話の電磁波 に被ばくした男性の精子の質が、わずかではありますが確実に劣化することを発見しました。

世界中で精子数の減少がみられますが、この発見がこの現象の解明のヒントになる可能性があります。

複数の研究からは、先進工業国では約14%が不妊症的経験があることが示唆されており、その内約40%は男性側に問題が あると考えられています。


10件の研究を分析

フィオナ・マシュー博士率いる研究チームが、精子のサンプルを元にした臨床検査から観察研究までを対象に、総計 1,492のサンプルを比較し、10件の研究結果を分析しました。

両方の種類の研究において、携帯電話からの電磁波への被ばくによって、精子の運動性が平 均8.1%低下、そして精子の生存能力が平均9.1%劣化することをマシュー博士は発見しています。

男性の精子に関する他の研究カターニア大学(イタリ ア)の研究者が実施した携帯電話の電磁波と男性の生殖能力に関する研究に関する2011年の報告によれば、実験室で電磁波に被ばくした精子には、運動性の 低下、形態の異常そして酸化ストレスの増加がみられるという結論に達したということです。

精子の運動性が低下するということは、卵子に向かって移動する能 力が低下することになります。形態が異常であるということは、精子の形が異常であるということです。酸化ストレスとは、フリーラジカルが原因で細胞障害が 起こることで、これは多くの病気、特にガンと関連性があります。


非電離(放射線)だからといって危険でないとはいえない


携帯電話からは、周波数 800~2,200MHz(メガヘルツ)の放射線であり、高周波(RF)と呼ばれる電磁波放射線(EMR)が出ています。

非電離放射線という名前がつけら れてはいますが、この放射線が危険でないという意味ではありません。

これは単に、分子から電子を引き離すのに十分なエネルギーがないというだけのことなのです。

それでもなお、この放射線は人体に吸収され、生物学的に様々な悪影響があることを示す証拠は数多く存在しています。


様々な生物学的悪影響


携帯電話が発している種類の電磁波放射線が関連付けられている、生物学的な悪影響や疾患は多数存在していますが、その一部は次のとおりです。

*ガン
*脳腫瘍
*DNA 損傷
*心臓まひ(発作)
*免疫システムの抑制
*耳鳴り
*うつ病
*流産と不妊症
*関節炎
*リウマチ
*皮膚のトラブル


携帯電話はズボンのポケットに入れないで


この新しい研究を行ったマシュー博士は、報告書の中で次のように話しています。

「携帯電話をズボンのポケットに入れて持ち運んで被ばくすることにより、高 周波の電磁波が精子の質に悪影響を与えるということをこの研究は強く示唆しています」




この記事の参照元:


http://www.livescience.com

http://www.sciencedirect.com

http://www.ncbi.nlm.nih.gov

http://science.naturalnews.com


著者について:
著者のロイズ・バレル氏は、http://www.electricsense.com/の創始者です。

バレル氏は、2002年に携帯電話によるひどい反応の被害に遭い、それからは電磁場(EMFs)が健康に与える影響について研究のために10年以上を費やしています。

彼は、eブックの「電磁波過敏症の克服の仕方(How To Beat Electrical Sensitivity)」という本の著者でもあります。この本は、ワイヤレスや類似のテクノロジーへの被ばくによって健康被害を受ける人の数が増加してますが、その解決策を提案しています。

http://www.electricsense.com/のサイトからは、「電磁場と健康に関するレポート(EMF Health Report)」を無料でダウンロードやメールマガジンの登録が可能です。

また、彼の最新の情報は Facebook Twitter、Youtube そしてGoogle+.でもチェックできます。



(翻訳終了)





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【コメント】

人間の生殖能力が低下しているのは電磁波だけではなく、その他の多くの要因が考えられていますが、特にテクノロジーの発展している日本で不妊が大きな問題になっているというのもまったくの偶然ではないでしょう。


一時、電磁波吸収サボテンなるものが流行って、私も職場のデスクに置いていましたが、効果はどれだけあったのか。。。デスクトップ以外に、ラップトップも持っていたリーダーさんのサボテンだけが異常に育っていたのが印象的でした。




そして最近では、電磁波防止の男性用下着なるものが販売されているようです。


2014年10月【RT】http://rt.com/news/199244-radiation-proof-boxers-fertility/


アメリカの企業が考案したもので、この繊維には銀が埋め込まれており、電磁波から精子を守ってくれるそうです。






でも、下半身だけじゃなくってやっぱり全身気になるなあ、と思っていたらこんな記事を発見しました!(本筋とはあまり関係ないですが)


2013年10月【RT】http://rt.com/news/japanese-anti-radiation-underwear-388/



(写真: www.yamamoto-bio.com より)



こちらの全身の放射線防止スーツは、大阪の企業が福島の除染作業のために開発したものだそうです。

全身用のものは、電離放射線(電磁波)ではなく、放射線(ベータ線とガンマ線)から全身を守るもので、繊維には炭素が埋め込まれているそうです。

写真左のは下半身を特に保護するもので、鉛が使用されていて、記事によると重さは3.4kgになるのだとか。


ちなみに当時の発表では、価格は全身のものが$1,000を少し超える程度、そして下着は$825程度だそうです。デザインが未来っぽいですね。


こちらのHPに日本語で詳しい商品情報がありました。
http://www.yamamoto-bio.com/rsm.html



電磁波過敏症の件数はこれからも増加し続けるだろうと予想されているようですので、下着はつけないとしても、せめて身体に密着させるのは、できるだけ避けたいですね。