イギリスはぐっと涼しくなってきました。朝晩はもう、すっかり寒いです。

こうなると、インフルエンザなどの感染症がやっかいな冬が始まった感じがしますね。

特にこちらに来て思ったのは、冬の間の日射量が異常に少ないこと!
これと比べると、日本は冬でも太陽が強い国なんだなと思います。

イギリスの冬は、暗い・寒い・長いの三拍子そろった冬です

クリスマスなど、いろんなお祭りなどがあって気持ちだけはウキウキしているのですが、毎年冬は、うちでは冬は学校や職場からもらってくる感染症との闘いだったんですよね。

しかも世界中からの移民がいるせいか、病気にもバラエティが多いような感じがしますし、40度の熱が3日くらい続いて病院に行っても抗生物質がもらえない、なんてことが普通なので、免疫力がすごく鍛えられたと思います。


今年はほぼベジタリアンになって初めての冬なので、これが免疫力にどう影響を与えるか、自分達で人体実験をしてみます。腸内環境の改善は実感できているので、どうもよさそうな感じがしますが。


食生活だけでなく、もちろん適度な運動や、十分な水分補給は健康的な免疫力の維持のためには必須ですね。


そして今年の夏に人体実験してみて、免疫力強化に素晴らしい影響のあったのが、「日光浴」でした!


新型インフルエンザは「日光浴」で予防できる

「日光浴が免疫力を活性化  脚光浴びるビタミンD 」(ダイヤモンド社様のサイト)


つまり日光浴によって体内でビタミンDが生成され、このビタミンDが免疫力を高めてくれるということなんです。

夏の間、うちではほとんど日焼け止めも塗らず、暇さえあればお外で子供たちと遊んでいたので、タイ人に間違われるくらい真っ黒になっていましたが(笑)、おかげで風邪などは一切ひかず、ひいてもすぐに日光浴をしたら症状がぐっと楽になるのを実感しました。

ビタミンDのサプリメントもあるんですが、日光浴による健康効果はこれ以外にも数多くありますので私は日光浴をお勧めします。




こちらからはFriend-DC様のサイトからの記事をご紹介させていただきます。

歯周病予防は日光浴で
・なんと歯周病まで防げるそうです。


肥満児とビタミンDとアレルギー
・体内のビタミンD量と肥満の関連性もあるそうです。


日光浴が癌に効く具体的な作用機序
・一般的には、「日光浴=皮膚がん」というイメージがあるかと思いますが、このように逆に日光浴はガンにも有効のようです。確かに免疫力はあがりますしね。

むしろ、日焼け止めクリームの方が皮膚がんを起こす可能性があるとも(「子供にあげてはいけないもの20 パート1」)。



太陽をジッと見つめる健康法(サンゲージング)
・サンゲージングによって、食べ物を食べなくてもいい体になるそうです。
ビタミンDが十分にあると、肥満になりにくい、という説ともつながりますね。

私たちの友人に、インドでサンゲージングのグループに参加した人がいますが、「ご飯を食べなくていいって、どういうこと?!」とえらくお母様を心配させていました(笑)。


日照不足で病気になっていない?
・様々な病気が日光浴で防げることがまとめてあります。


ガンとメラトニン(分泌量低下はフッ素と電磁波も一因に)
・日光浴すると、脳内の松果体でメラトニンの分泌が盛んになります。このメラトニンは「若返りのホルモン」とも呼ばれています。

このメラトニンが十分に分泌されていると、睡眠のパターンも理想的なものに近づきます。つまり睡眠障害の解消にも役に立ちます。


その他にも、松果体が日光浴によって活性化されると様々な恩恵がありますが、それは今度記事にまとめます。




またこちらは外部のサイトの情報ですが、日光浴は身体面だけでなく、精神面にも望ましい影響があるようですよ。



「太陽の光を浴びると抑うつ状態が解消される(うつ病まるわかり)」

・日光に当たっているだけでなんとも幸せな気分になるのは、こんなシステムがあったからなんですね。



きっとこれ以上にもいい影響はありそうですが、これだけみているだけでも、

「美白」や「日焼け止め」などといったコンセプトは実は、単に日焼け止め産業の利益のため、または人間を不健康に保とうとする陰謀なんじゃないか、とさえ思えてきます。



こちらの動画、ヘルス・レンジャーのマイク・アダムスさんが、私のそんな疑いに答えてくれています。



「日光、癌、ビタミンDについての真実   


「日光が皮膚がんの原因になっている、と信じていらしゃる方はいますか?

ひょっとしたら、それは日焼け止め産業、あるいは医療業界によって信じさせられているのかもしれませんよ・・・」

・・・ですよね。


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古代の昔から、世界中で太陽を信仰する原始宗教は存在していました。

たしかに日光がなければ植物は育たず、それを食料とする人間や動物も生存することができません。自然の中で生きるか死ぬかの過酷な環境の中を生き残ってきた人類が、太陽を信仰するに至ったのはごく自然なことでしょう。

しかしそればかりでなく、昔から人間はこのような日光による人体への恩恵も経験から知っていたのかもしれませんね。そんな時代の人たちは松果体も石灰化などしておらず、今の人類よりもずっと賢かったでしょうし。


太陽は世界中、誰の上にものぼります。その恩恵を受けない手はないですね