アメリカ国内には多数の原発があり、その他研究機関や病院などでも幅広く放射性物質が使われていますが、国内には放射性廃棄物を長期に渡って保管する場所・施設がないそうです。

 一時期はカリフォルニア州でも預かっていたそうですが、管理がずさんだったためか、盗難や紛失が相次ぎ、今では州法が変わり同州では保管していないそう。

 そのためか、不要になった放射性物質を処理・加工し、劣化ウラン弾などにした上で外国の攻撃に利用しているそうです。アメリカが戦争をやめられないのは、そういった理由もあるのでしょうか。

 こちらのリンク先は英語で古い記事ですが、その一部を翻訳しました。記事は古いですが、最近も同じことが行われていると聞いています。


2002年3月 「アジアに放射能爆弾を大量投下」

「アメリカ国内で使用された放射性廃棄物が再処理されたものがタリバンに対する空襲に利用されており、アフガニスタンやパキスタンに住む住民を放射能中毒に陥れる深刻な危険性が懸念されている」

 昨年11月に「週刊パキスタン・インディペンデント誌 (Pakistan Weekly Independent) 」で報道された。

 11月12日に、パキスタン国内向けの英語新聞「夜明け(Dawn) 紙」では以下のようにも伝えている。

「トップクラスの軍事専門家によれば、10月7日からアフガニスタン国内の北部のタリバンの最前線を特に狙い、アメリカ空軍が劣化ウラン弾を大量投下しているという。『多くの地域で放射能汚染が広がり、これから何世紀にも渡ってこの二か国に住む何万もの住民に対して影響を与える可能性がある』と彼は述べた」

"The use of reprocessed nuclear waste in the U.S. air strikes
against the Taliban poses a serious risk of radiation poisoning to
the human lives in Afghanistan and Pakistan," said the Pakistan Weekly
Independent last November. Added Dawn, Pakistan's big English-language
paper, on November 12: "A leading military expert told Dawn that since
October 7 the United States Air Force has been raining down depleted
uranium shells at targets inside Afghanistan, especially against the
Taliban front lines in the north. . . . 'There is widespread radiation
in many areas that could adversely affect tens and thousands of people
in the two countries for generations to come,' he said."

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 本文とは関係ありませんが、明日はメーデーです。

 

 メーデーついでに、「世界をオキュパイ(占領)」しようというグループもいるようです。

 こんな外道だらけの政府よりはマシかもしれません。