(ニュース記事は下の方に全文載せています)

 ある日、うちの旦那が興奮しながら言いました。

「おい、ウガンダにな、コニーっていう偉い悪人がいるらしいぞ。
なんでも村からガンガン子供をさらっては、その子供を自分の軍隊の一員にさせて、そいつに自分の親を殺させたりするらしいわ。アメリカ人の映画作ってる奴が、ウガンダでそのことを知って映画を作ってキャンペーンしてるから、俺もFecebookでシェアしたったわ。子供思いのよさそうな奴やで」

その動画に日本語字幕が付いたのがこちら


・・・なんて、ひどい悪人がいたものだと驚きました。

その次の日、旦那は
「おう、あのコニーのキャンペーンな、Fecebookですごい広がっててな、YouTubeの動画の再生回数が半端ないで!」

その次の日には、
「なんかあのキャンペーン、怪しいかも」

その後、しばらくたって
「ウガンダで最近、石油が見つかってたらしいわ。また、アメリカのプロパガンダか」

・・・確かに調べてみると、2006年にウガンダで石油が見つかっているそうです。
そのためか、現在駐留しているアメリカ軍が滞在できるように、いつも通りのアメリカの「侵略作戦」を行ったのではないか、ということで落ち着きました。つまり、


石油(資源)が欲しい
あるいは、軍事拠点をある国に置きたい

その国の中に極悪人を仕立てあげる
(例、フセイン、ガダフィ、ビン・ラディン、アサド、イランの核兵器施設などなど)

独裁はあかん。国民は民主主義を求めているはずだ。ひどい、と世論を煽る。
あるいは、いかにアメリカに被害をもたらしたか、危険かを「証明」する。
(コニー2012運動はこの辺にあたる)

アメリカ軍の派遣

国土、あるいは資源を乗っ取るまで、自国の兵士と相手国の一般市民の血を流す

 占領の完了!

別の国で、最初のステップから繰り返す


 なんかもう、ワンパターン過ぎてかなりネタばれになってきている気もしますが、まだまだこの方向性で彼らはがんばるでしょうね。イラクなんか、国営放送までもがアメリカ軍に乗っ取られています。メディアさえ牛耳ってしまえば、あとは国民の統制も簡単でしょう。第二次大戦の日本も、ほぼ同じような目にあっていますし。

 コニー2012の事件の場合は、単なる「チャリティ詐欺」なのかもしれませんが、アメリカが後ろにいると、どうしてもいろんな可能性を勘ぐってしまいます(笑)。


 その他、RTのコニー2012の関連ニュース一覧
3月8日 http://rt.com/news/koni-viral-video-campaign-133/
「コニー2012 誤解を与える口コミ動画?」

3月12日 http://rt.com/usa/news/kony-2012-children-video-397/
「コニー2012 映画製作者が同団体の信念を擁護する動画を公開」

 
 参考までに、ラッセル氏が入院した理由の「過労と脱水症状、栄養失調」や「おかしい言動」は、単なる薬物の摂り過ぎの典型的な症状です。チャリティに集まったお金で遊びまくったんでしょうか。それとも誰かに盛られたんでしょうか。
 
 どうも、2012年は嘘や秘密が明るみに出る年のようです。


「今日の朝起きて
コニーに誘拐はされてなかった」
(有名な歌のパクリ)

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3月17日 【RT】http://rt.com/usa/news/kony-2012-arrested-masturbating-777/

 金髪、蒼い目のキリスト教徒、かつ映画製作者で、最近インターネットを最も騒がせていた社会活動的政治運動「コニー2012 (Kony 2012) 」の仕掛け人が逮捕された。理由はオ●ニーをしていたから。おまけに泥酔状態だった。さらに、複数の車を破壊していた。それも公共の場で。朝早くから。

 ジェイソン・ラッセル(Jason Russell)(33)は、木曜日の朝、南カリフォルニアにあるサン・ディエゴ警察によって逮捕された。この事件を詳しく伝えた一番最初のニュースによると、チャリティ団体「インビジブル・チルドレン(Invisible Children、見えない子供たち)」の共同設立者で、「コニー2012」という口コミで広がった動画の製作を行った公称「首謀者」は当日、すでに大変な一日を過ごしていたという。

 最初に911(アメリカの警察の緊急時用番号)に通報があった時点で、彼は「下着姿」であったと伝えられていると警察は話している。

 サンディエゴ警察のアンドリア・ブラウン警部補がNBCテレビのローカル局に話したところによると、ラッセル氏は、木曜日の午前11:30、公共の場でマスターベーションを行い、複数の車にいたずらをし、おそらくは何らかの薬物を摂取したと思われる状態で発見されているという。

 警察当局は、太平洋のすぐ横にある交差点で彼の身柄を拘束している。

 今月の始めにコニー2012運動が発足した時、ラッセルの所属する社会運動グループ、インビジブル・チルドレンはウェブサイト上で、彼のことを当グループの活動の背後に立つ「素晴らしい語り手で、夢想家」であると紹介していた。しかし金曜の午後には、当そのウェブサイト上の彼の略歴のページは見ることができなくなっていた。

 金曜に彼の逮捕を伝えるニュースが報道されたその数分後、インビジブル・チルドレンからの声明文が発表された。当グループの会長、ベン・キージー(Ben Keesey)氏は、プレスリリースを発表しているが、逮捕の件については触れていない。そのかわりキージー氏は、「ジェイソン・ラッセル氏は昨日、不運にも、過労と脱水症、そして栄養失調のために入院しました」

「彼は現在、医療ケアを受けており、回復に努めています。この二週間は、私たちは非常に大きな精神的負担を受けていましたが、特にジェイソン氏はひどく、その被害が昨日の残念な事件として現れたようです」と話している。

 サインディエゴ警察の代表として、ブラウン警部補は発表を行っている。NBCテレビによれば、警部補はラッセル氏のことを「非常に怪しい」行動を取っていたと説明しているという。しかし、太平洋の海岸近くという公衆の場でマスターベーション、その上自動車の破壊などを、木曜の朝に支離滅裂なことを口ごもりながら行っていたのが容疑であるとすれば、怪しくてごく当然なことであろう。

「彼は、当警察署に対しては問題を起こしませんでしたが、検査の結果、彼に対してはケアが必要である可能性があるということがわかりました。そこで、警察官は彼を拘留し、さらなる検査と治療のために近くの医療施設に移送しました」ブラウン警部補は、NBCに説明している。

 今月の上旬、当団体が、アフリカの部族長ジョゼフ・コニー(Joseph Kony)を追放させるために遣うと言われている寄付金から利益を挙げていると批判があったことを受けて、ラッセル氏は、この集められた基金は、一連の異なった試みを行うために遣われていると話し、自らのチャリティ団体の慣習を擁護しようとしていた。

 その当時、彼はこう話していた。「私たちは型破りの組織ですから」