3月2日【RT】http://rt.com/news/home-security-feds-indiction-ayre-683/

 アメリカ国内で、カナダの億万長者カルヴィン・エアー(Calvin Ayre)氏が、オンライン・ギャンブルおよびマネー・ローンダリングの罪で有罪判決を下された。これにより、○○.comというインターネット・ドメインはすべてアメリカの司法権の支配下にあるのではないか、という恐怖が広がっている。

 そのアメリカの連邦判事は、ギャンブルサイトの利用者に対し約100億ドルを超える違法な配当金を支払った事件にエアー氏と4人の仲間が関連していると判断している。エアー氏の仲間は現在アメリカ国外にいるが、それでも25年の懲役判決を受ける可能性がある。

 この有罪判決に関連して、カルヴィン・エアー氏のサイトBogdan.comは、今週の月曜に、連邦裁判所からの命令にもとづいて国土安全保障省(Homeland Security)によって差し押さえられ、閉鎖された。しかし、Bogdan.euやBogdan.co.ukなどの他のBogdanのサイトは現在も運営を続けている。(訳注 Bogdan.comを開けると、アメリカの裁判所の差し押さえ命令が表示されます)

 Bogdanギャンブル・グループの設立者であるエアー氏は、2006年6月から2012年1月の間において違法なギャンブル事業を運営し、マネー・ローンダリング陰謀を組織化したことに対し告訴された。アメリカ国内の法律では、オンラインのギャンブルは違法とされている。

 Bogdan.comは、オンライン上のギャンブルが法的に認められているカナダ国内でインターネット・ドメインを登録していた。しかし国土安全保障省は、「アメリカ国外のアカウントから資金が流動する」ことを理由として言及し、このサイトの閉鎖を正当化している。

「スポーツ賭博はメリーランド州では違法とされており、賭け屋が国外を拠点としているというだけの理由で、連邦法は賭け屋がその法律に逆らうことを禁止しています」メリーランド州地区検事長Rod J. Rosenstein氏はいう。

 エアー氏は、国際法の下ではオンライン・ギャンブルは法的に認められていることを考えればアメリカが告訴を起こす権利はないと主張し、この判決を批判している。

 彼は自らのサイト上で次のような声明文を記している。

「私はこれを、アメリカの巨大企業の商業的利益を確保するためにアメリカ政府が刑事司法制度を乱用しているものだと考えます。また、オンラインのギャンブル産業は国際法の下では合法であり、また国際法の原則を適用すれば、世論を勝ち取る目的で、(当社のサイトの)勢いを鈍化させることは認められていないことは明白です」自らのサイト上に投稿した正式な声明文の中で彼は記している。

 この判決は、他のオンラインの活動している者らにも動揺をもたらしている。彼らは、アメリカが自らの司法権を全世界のドメインを対象に拡大していると考えているためだ。

 これは本質的にはつまり、他の国で手配された合法的な活動がアメリカ国内で違法であることを行った人間に対し、アメリカが起訴することができるということになる。

「SOPAは現在のところどっちつかずな状態になっていますが、現実的には、.com、 .net、 org、 .biz そしておそらく .infoなどと登録されたドメインのすべてのサイトに対してアメリカの法律が行使される可能性があります」
他国的なドメイン・ホストを行う企業easyDNSの代表者Mark Jeftovic氏は書き記している。

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「はい、こちらテクニカル・サポートです。
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民主主義なんて、もう博物館でしかみれないんでしょうか。
しかも盗まれているし。


「無限の愛だけが唯一の真実

他の全ては幻想に過ぎない」



「資本主義」