歌唱レッスンで自由曲をもってきてくださいとすると、割と多い曲のひとつに
リトルマーメイドのパートオブユアワールド(Part of your world)
があります。
どの曲も歌い始めをどう入るか難しいものですが、
「ほら、見て」で始まるパートオブユアワールド
この「ほら、見て」が安直に始めてしまうと
「ホラミテ」。。。それ何?魚?貝?
ってことになってしまいます。
日本語は1音符に1文字が多く、楽譜の歌詞はほとんどカナで書かれており、かつ、日本語の抑揚とは違う高低やリズムとなっています。楽譜だけを見ているとつい、
ほら、見て
を忘れて
ホ・ラ・ミ・テ
なる何だかわからないものになってしまうことがあるあるなのです。
特にたった4文字のこのフレーズは表現が難しいものです。ここだけに集中してしまっては何だか訳が分からなくなってしまいがち。
ほら見て、いいでしょう。お気に入りの宝物。
このフレーズのなかの「ほらみて」と思って表現を考えてみましょう。
私のレッスンでは歌詞を漢字を交えて手書きで書いてもらいます。
英語の場合も韻を踏んでいることがよくわかったり、歌詞を書くメリットはいろいろあります。
やってみてくださいね。