今日は、「幸せに気付けるあったかフォト」というタイトルの由来をお話してみたいと思います。
5年くらい前に家族フォトをやって行こうと決めた時に頭に浮かんだ言葉。
「幸せに気付ける家族写真」
それは、私の子育て経験から学んだ事でした。
私は、これまで発達障害の長男(現在高2)の子育てから、
一時は一緒に命を終えようと思った時期もありました。
しかし、そんなどん底から沢山の事を学び、
人との出逢い、心の成長、今までの常識という名の枠組みを息子が崩してくれたおかげで、
今ではあの苦しい時期もありがたく思える程長男に感謝の毎日です。
1番大きな気付きだったのは、
長男の特性はそのままなのに、幸せと感じる事が出来てる事。
これは、何かが変わったから幸せになれたのではなく、これまであった幸せに気付けたからなんです。
そう。。障害も普通じゃないこともこのままでいいんだ。。と、
今の息子そのままを受け入れる事が出来たから。
「◯◯だから幸せになる」のではなく、「そこにある幸せに気付く」ことが本当の心の幸せなんじゃないかと。
私の所に生まれて来てくれて出逢えただけでも幸せじゃん。
周りの子より出来る事が少なくても毎日笑い合える事が幸せじゃん。
自分が今幸せだと思えたらそれでええじゃん。
美味しいもの食べて「美味しいねー!」って言い合えたり、お笑い番組見て大笑いしたり、一風変わった子供の言動も真似してみてその心地良さを一緒に味わったり、、
そんな些細な事でも心が楽しかったらそれでええじゃん。
縁あって産まれて来てくれた我が子と楽しみながら過ごせたらそれでええじゃん
視点を変えるだけで、どんどん幸せを感じる事が出来る。
幸せは誰が決める?
他の誰でもない、私が幸せと思ったらそれでいい。
そこに気付けてから、愛が溢れ出しました。
幸せを人と比べない。。
皆どこの家庭でも、それぞれの「愛」の形が必ずあります。
その「愛」を写真という形にし、客観的に見ることで、「今ある幸せに気付ける」のです。
そんな愛の写真をこれからも撮り続けて行きたいなぁと思ってます。
そこは誰に何を言われようと揺るがない私の中の確固たる軸なのです
お客様から、
写真見て涙が出てきました。
私幸せなんですね。
全く知らない他人の写真なのに見てて泣けてきました。
私は私でいいんだと確信が持てました。
私は子供をちゃんと愛せてるんですね。
その様な感想を多く頂きます。
それは、その人がそこにある「真の愛」に気付けたから。
私も、お客様から気付かされる事が沢山あります。
どうですか??
幸せがめっちゃ写ってると思いませんか
何年か後にこの子がこの写真を見て、このご両親の表情を見て、「あ~、僕愛されてたんだ~♪」って思ってもらえたらとても嬉しいことだなと。。
そんなお手伝いが少しでもできたら嬉しいな。。
これからも、それぞれの「愛」の形を撮って行きたいと思ってます。