ワカシャチ漫遊記第6章「出雲神話の旅」2023年10月 VOL.4 | wakasyachi24daのブログ

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2023年10月27日くもり/雷

出雲大社の滞在時間を大幅に増やし

出雲大社正門前のご縁横丁で名物の出雲ぜんざいをいただきました。

ご縁横丁

ご縁横丁は出雲大社勢溜の向かいにあり、

出雲地方を代表する9つのお土産店・専門店が並んでいます。
(伊勢のおかげ横丁の規模よりはるかに小さいです)

出雲ぜんざい

出雲ぜんざいの始まりは、出雲地方の「神在餅」に由来するとされています。

出雲地方では旧暦の十月に「神在祭」という神事が行われ、

そのときに神々に供えたり人々に振る舞ったりしたのが「神在餅」でした。

この「神在餅」が出雲弁で「ずんざい」や「ぜんざい」となりました。

出雲ぜんざい餅

創業明治5(1872)年の和菓子屋・坂根屋が手がける出雲ぜんざいの店。

出雲産の大納言を使用し、ふっくらと炊き上げたぜんざいは、あっさりとした甘さ。

店内には広い座敷があり、ゆっくりくつろげました。

出雲ぜんざいと、まこもぜんざいをいただきました。

出雲そば

出雲そばは、島根県の出雲地方で広く食べられる郷土料理の蕎麦です。

日本三大蕎麦の一つ(他の二つはわんこそばと戸隠そば)。

信濃の国松本藩の城主だった松平直政が、江戸幕府第3代徳川家光から

出雲国松江藩への国替えを命じられた際、直政が松本から

そば職人を伴って来たことから出雲松江地方にそばが伝わったとされる

献上ぞば羽根屋

大正天皇や昭和天皇・皇后両陛下が山陰地方に行啓され

出雲市に御宿泊になった折などに、羽根屋の蕎麦が献上された。

我々も本店で昼食をとりました。

八重垣神社

スサノヲノミコトと、国の乙女の花と歌われた櫛名田比売命(クシナダヒメ)の夫婦が祭神で、

恋愛成就の大神として知られるパワースポットです。

八重垣神社はクシナダヒメが、八岐大蛇の難を避けるために避難したといわれる場所です。

ヤマタノオロチを退治するときスサノヲノミコトがクシナダヒメを

佐草の里の大杉(奥の院)を中心に八重垣を造って隠しました。

そして大蛇を退治して、日本最古の和歌といわれる

「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」という喜びの歌を詠ったそうです。

この歌は、「出雲」の国名の由来でもあります。

鏡の池

「鏡の池」はクシナダヒメが、スサノヲノミコトに勧められ、

この社でヤマタノオロチから身を隠している間、鏡代わりに姿を映したと

伝えられるもので、良縁占い(銭占い)ができます。

夫婦椿

夫婦椿とは、二本の木が一本の木になっている椿でとても珍しい椿です。

椿をシンボルとしている資生堂の方々はこの珍しい椿のある

八重垣神社に参拝されるそうです。

岩坂陵墓参考地

『古事記』によると、「国生みを終えた男神イザナギノミコトと女神イザナミノミコトは、

さらに神々を生み、火の神を生んだイザナミは火傷を負って亡くなってしまいました。

イザナギはその遺骸を比婆山に葬った。」とあります。
松江市大庭町と八雲町との境にある神納山(かんなやま)がその地に比定され、

南端にある古墳がイザナミノミコトの陵墓として古くから崇敬されていました。

八雲町では親しみを込めて「神納の御陵さん」と呼ばれています。
明治33年、宮内省が全国10数か所ある「イザナミノミコト神陵伝説地」の中で

保存すべきものとして認定し、御陵墓伝説地に指定しました。

現在は、「岩坂陵墓参考地」として宮内庁により厳重に管理されています。

 

熊野大社

古くから出雲大社と並ぶ出雲国の大社として知られる、由緒ある神社です。
主祭神は、神祖熊野大神櫛御気野命(かぶろぎくまののおおかみくしみけぬのみこと)で、

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の別名とされています。
素戔嗚尊が婚約に際して稲田姫(いなたひめ)へ櫛を贈られたという故事に基づき、

4月13日には摂社稲田神社に櫛を献納する御櫛祭(みぐしまつり)が行われます。
日本の火の発祥の地」と伝わる熊野大社は、出雲大社と特別に関係が深く、

10月15日には鑽火祭(さんかさい)という独特な神事が行われます。

出雲大社の「古伝新嘗祭」で用いる火をおこすための「ひきりうす」と「ひきりぎね」を、

出雲大社国造みずから受け取りに行くものです。

その際持参する大きな餅をめぐって、押し問答が交わされる

亀太夫神事は全国でも他に例がありません。

ハプニング発生

予定では、熊野大社参拝後に須我神社へ行く予定で

山道を走っていましたが、途中通行止めになっており

参拝を断念。

玉作湯神社

玉造はその名のとおり古代から勾玉や各種玉類の一大生産地であるとともに、

千三百年を遡る「神の湯」「美肌の湯」といわれる温泉の地として知られます。
この地の守り神が温泉街の奥に御鎮座になる玉作湯神社です。
御祭神は八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)等 宝玉御制作の神で

出雲玉作部(たまつくりべ)の祖神である櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)と、

当地温泉御発見・温泉療法等温泉守護の神として大名持命(おおなもちのみこと)

少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。

境内の「真玉」(まだま=「願い石」)は、触れて祈ると願いが叶うとされ、

パワースポットとして多くの参拝があります。

1泊2日での出雲神話の旅終了。

参拝神社 12社

御朱印

出雲神話の旅 VOL.1~4 終わり